今の時代、職住近接だけではなく
そこに大学院など各種スクールを入れて
【職住学近接】を目指すのがいいかもしれませんね。
職住学近接は地方都市のほうが
実現しやすいので、
あえて地方に移住するというのも
選択肢としてありではないか、と思います。
今回はそんなお話です。
目次
「札幌支社勤務の間にMBAを取りたいんです!」
うちの塾には
働きながら大学院進学をしたい
社会人の方が大勢いらっしゃっています。
その中には
転勤を機に札幌に来た方もいらっしゃいます。
大企業勤務で
定期的に地方都市に
転勤をなさっている方々です。
ある方からこんな声を聞きました。
「札幌支社勤務時に
MBAを取りたいんです」
札幌支社勤務がおそらく3〜4年あるので、
その期間内にMBAを取っておきたい。
そんな思いを語っていただいたのです。
札幌のほうがMBAを取りやすい理由。
札幌には札幌駅前に
小樽商科大学大学院の
サテライトキャンパスがあります。
そのため、
平日の業務後に札幌駅前で通学することで
2年で小樽商科大学のMBA(経営管理修士)を
取ることができます。
あまり大きな声では言えませんが、
東京の本社勤務に比べ、
札幌支社の業務は(概して)少なめです。
働き方改革の前でも
定時に帰れる可能性は
札幌支社のほうが高いようです。
(その方の発言ですので念のため…)
なので札幌のような地方都市勤務をすると
本社勤務のときよりも
仕事後の時間を有効活用しやすい側面があります。
そういうこともあって
「札幌支社時代にMBAを取りたい」
という思いを持つ方がいらっしゃるわけですね。
地方都市は職住近接しやすいという事実
地方都市で仕事をするメリットは
もう1点あります。
それは職場と家とが近く
通勤時間がそれほどかからないこと。
東京本社勤務の場合は
そこから家に帰るまで
1時間以上かかるケースがザラです。
ところが札幌って、
都心部と住宅地がけっこう近い上
首都圏に比べれば家賃も安いのです。
そのため
会社のそばに住むことも
わりと現実的です。
職住近接は
札幌のような地方都市ほど
やりやすいのです。
地方都市で、職住学近接を!
で、その職住近接に
大学院や各種スクールという「学」も入れて
職住学近接を実現できてしまうのが
札幌のような地方都市に住む
1つのメリットのようにも思うのです。
幸いにも札幌は都市中心部に
大学・大学院がいくつもあります。
北海道大学は札幌駅前にありますし、
小樽商科大学も
サテライトキャンパスが札幌駅前にあります。
札幌市立大学大学院の看護学研究科は
札幌駅から1駅先の桑園駅に位置します。
これらはいずれもビジネスの中心地である
札幌-大通エリアのすぐ近くです。
…ということは
職場と家が近いだけではなく
大学院や各種スクールという学びの場も
すぐ近くに位置することになるわけです。
いうならば
「職住学近接」といえる状態ですね。
首都圏で「職住学近接」を行うのは
相当お金がないとムリですが、
札幌のような地方都市では
意外とアッサリ実現できます。
現に、私も
(結果論ですが)職場と自宅と大学院は
いずれも徒歩圏にあります。
これくらい近いと
大学院に行くのも、
大学院から職場に戻るのもラクです。
働き方・住む場所を決められる時代だからこそ職住学近接を!
学問はなにも
首都圏でしか出来ないものではありません。
ちょうど在宅勤務やテレワークなど
住む場所を自由に選べる世の中になってきています。
そうでない業種もまだまだ多いですが、
思い切って札幌のような地方都市に移住し、
職住学近接を実現するのも
面白いと思いますよ!
今回のポイント
働き方・住む場所が自由になりつつある今、
地方都市移住で職住学近接を!
日本の地方都市には
大学・大学院ある場所が
いくつもあります。
MBAを取れる場所だけで見ても
札幌・高松・福岡・北九州など様々です。
(首都圏・中京・関西圏が多いですが、
こういった地方都市にもMBAが取れるスクールが存在します)
☆国内MBA一覧はこちら↓
https://www.kals.jp/mba/outline/lst/
で、せっかくなら
「職住学近接」のような言い回しでの
移住促進もありではないか、と思うのです。
楽しく仕事し、
なおかつ自分のスキルアップを実現するため
あえて地方移住しよう、
という呼びかけをしてみてもいいのではないでしょうか。
(自治体の皆様、ぜひ!)
もちろん、この時の「学」には
社会人向けの大学院・各種スクールだけでなく
お子さん向けの教育機関も想定して考えると
いいと思います。
実際、札幌は山や海も近いので
子育て環境にもいいようです。
変化する時代で輝き続けるために。
変化する今後の社会。
そのなかでいつまでも
輝いて仕事をしていくためには
職場と自宅が近いだけだと
不足があるように思います。
職住近接の上で
「社会人の学び直し(リスキリング)の
場所が近い」
という職住学近接が
求められるように思うのです。
そうすれば
地方にある大学・大学院の価値を
さらに高めることになりますし、
移住したいという
動機づけにもつながるはずです。
住む人にとっても
スキルアップをしながら
楽しく仕事していくことができるでしょう。
(地方都市移住のデメリットに
「首都圏に比べスキルが上がりにくい」
というところがありますが
大学院など各種スクールで学ぶことで
そのあたりのデメリットを払拭できるように思います)
現にうちの塾に
「札幌支社時代にMBAを取っておきたい」
という声があることを考えても、
需要は一定数あるのではないか、と思うのです。
自分の可能性をさらに伸ばす!
ともあれ、
住む場所・働き方を
以前に比べ自由に選べるようになった今だからこそ、
職住学近接を考えてみるのも
ありではないでしょうか?
私も職住学近接が実現していて
毎日が楽しいですし。
☆動画でも解説しています↓
ではまた!
コメントを残す