本の最終ページには
「読み終えた日付」と「状況」のメモを。
紙の本だからこそ出来ること。
いまでこそ
電子書籍で本を読むことが増えた私。
ですが、いまでも
紙の書籍を読むのも大好きです。
(学術書・専門書だと
電子書籍版がないことも多いので…)
読み終えた日付と状況のメモを!
紙の書籍を読み終わる度、
私がやっていることがあります。
それは
「読み終えた日」と「その時の状況」を
最後のページに書いておくこと、
です。
たとえば先日
名寄(なよろ)から札幌に戻る電車内で読み終えた本には
「2022.4.22読了
名寄から札幌に戻る車中にて」
などと書いています。
これ、書いておくと
読み返すとき記憶を思い返すのに
役立つのです。
MBAのテキストに書き込んでいた内容
ちょうど最近、
私は『MBAマーケティング 改訂第3版』という本を
書棚から手に取りました。
(こちらは第4版ですが、読んでいたのは第3版です)
受講生の方の授業予習のためでしたが、
最終ページを開いてみると
「2018年2月24日
ドバイからエジプトに向かう
飛行機にて読了」
と書いてありました。
以前 新婚旅行で
エジプトにいった際
機中で読んでいた本でした。
『MBAマーケティング』を手に取ると、
ドバイ空港の暑さ感じる空気感や
機中での長い移動で何本となく映画を観た記憶が
走馬灯のように思い返されてきました。
たった1行で書いていた内容でしたが、
本の内容とともに
旅行の思い出も蘇ってきたのです。
旅先でこそ本を読む!
私は旅先で本を読むのが好きです。
旅先での様子を読み終えた本にメモしておくと
次に読むときの印象が違うのですね。
…こういった「読み終えた状況」のメモ、
電子書籍だとなかなかやりづらいことがあります。
(本文に関連させてメモをすることはできますが、
「読み終えた状況」はなかなか書いていないです)
紙の書籍は
「モノ」として存在しているからこそ
「読み終えた際の状況」を書いておくと
楽しい思い出になるな、と思うのです。
今回のポイント
本の最終ページには
「読み終えた日付」と「状況」のメモを。
本を読む「経験」を大切に。
本を読むのは
「書籍」と「自分」との
対話です。
その本を読んでいるときの
自分の状況もメモしておくと
再読する際 読んだ時の自分の状況も
思い出せるのです。
読書も一つの「経験」です。
どこで・どんな状況のときに読み終えたのか
書いておくのも
読書の楽しみ方であるように思うのです。
本棚を探ってみますと
「受験勉強が終わった後
最初に買って読み終えた本」
であるとか、
「根室出張の帰りに読み終えた本」
であるとかが置いてあります。
本の内容以上に
そういう記載を見るのが楽しいのです。
不思議ですけど、
「読み終えた日付」と「状況」を書くだけで
本文だけでなく
「読み終えたときの状況」も思い出せて
楽しいですよ!
特に旅先で本を読み終えた際は
これをやっておくのをオススメします!
ではまた!
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