ぶっ飛んだ未来予測!『2035年の人間の条件』で脳のOSをアップデートしよう〜たまにはぶっ飛んだ読書、しませんか?

藤本研一

Digest!
『2035年の人間の条件』は、落合陽一さんと暦本純一さんの対談本。
未来の人間像やAIの役割について議論しています。未来予測の斬新な視点が盛り込まれ、読者に知的刺激を与えます。ただ、内容、何言っているかわからない「ぶっ飛んだ本」でもあります(笑)

こういう「ぶっ飛んだ本」を読むと脳のOSが切り替わります。定期的にぶっ飛んだ本を読んでみるのがいいですね!

落合陽一・暦本純一『2035年の人間の条件』は面白い!

『2035年の人間の条件』
という本を読みました。

メディアアーティストであり
研究者・知識人として積極的に情報発信をなさっている
落合陽一さんと、

その恩師・暦本純一さんによる
「天才師弟」(本文より)による対談本となっています。

テーマはAIなどが発展した先の人類の姿。


2035年段階でどの様になっているかを
自由自在に対談するという内容になっています。

読んでみたらわかるのですが、
「頭が良すぎて何を言っているか
よくわからない」(笑)
という感覚を持てる本ですね。


たとえば
「人類は将来 口笛言語を話しているのではないか」
という指摘や

「人間は今後サルではなくネコになる」
という発想が出てきます。

両者は常人ではできない発想です。


ちょっと両者を解説していきます。

人類は口笛言語を将来話す?!

口笛言語について解説します。


人間が話す言葉が簡略化・感覚化していっても
AIを用いることで相手に細かな意思を
伝えることができるなら
それは口笛でもいい、という発想です。



世界には口笛を言語として使っている
集団も存在するため
これでもいい、という発想のようです。



実際、我々は会話する際
「もっとバーンとした企画を作ってよ!」
「もっとスパッとした表現がほしいね」
など「バーン」・「スパッと」のような感覚語を使っています。


この言葉をAIが
「もっと壮大なビジョンを示す企画を作ってほしい」
「もっと明確なイメージを示す表現をしてほしい」

などと補足してくれるなら
感覚語を多用しても誤解なくコミュニケーションができます。

最終的には口笛にまでいっても
言語コミュニケーションが可能になるようなのですね。

人間は今後ネコになる?!

「人間は今後サルではなくネコになる」というところは
暦本さんが飼っているネコのイメージで言っています。

暦本さんは自動給餌器を使い
勝手に餌や水が出てくる形で猫を飼っているそうです。

そうなると
ネコは「餌がほしい」と人間を呼ぶために
ニャーニャー鳴く必要もなく
淡々とひとり遊びをしながら生活をしているようです。


私も猫を飼っていたのでわかりますが
ネコってふだん全く鳴きません。

なにかしてほしいときなどに
ニャーニャー鳴くのです。



勝手に餌や水が出てくるなら
人間に気に入られる必要もなければ
将来の不安もありません。

このネコの姿は
AIによってサービスが自動で
提供される未来とも同じです。



見方によっては悲観的な世界かもしれませんが、
労働や「他者の目」を抜け出て
人間が自由になった姿とも言えます。

なのでAIが究極まで発展すると
人間がネコのように
自分の欲求が充足され、

「人に認められる」必要なく
ただ淡々と生きられるようになるのではないか、
と言っているわけです。

ひとことで言えば、ぶっ飛んだ本

…本書はなかなか「ぶっ飛んだ」本であり、
一部の内容を切り出して投稿すると
炎上するリスクがある記載も
多くあります。

こういうスリリングな読書、
読んでいて目が覚める思いがします。

今回のポイント


時には「ぶっ飛んだ本」で
自分のOSのバージョンアップを!

読書は知的格闘の場。

読書ってある意味「趣味」として
エンタメ的に読むこともありますが、
知的格闘をする機会でもあります。

ある意味、自分の理解を超えた内容を知ることで
自分の発想を変えていくことができるのです。

ぶっ飛びすぎている内容は
なかなか読むのは大変ですが、
ときどき読んでみると
自分の脳のOSを変えることも可能となります。


だからこそ
ぜひ『2035年の人間の条件』などを読んで
自分の世界を変えてみてはいかがでしょうか?


☆『2035年の人間の条件』の
 詳細とお求めはこちら


 

ではまた!


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