本読んだら１アクション！読みっぱなしは時間とお金の無駄です！

Digest！
本を次々読むけれど、何にも行動しない人って時折いらっしゃいます。
そうすると本代の分、日に日に貧しくなっているのと同じです。

大事なのは本を読んだら、なにか１つでいいからアクションをすること。
本の内容を１つ実行したり、内容を誰かに話したりするなど
【本を読んだら１アクション】を心がけていきましょう！

本を次々と読むことの問題点。

「この本、とても勉強になった！
　じゃあ、次の本を読もう！」

読書家で、
次々本を読んでいく人がいます。

今の時代、本を読む人は年々減っているので
この事自体素晴らしいことと言えます。

ですが。

次の本をどんどん読むだけで満足するのは
ちょっともったいないです。

今回は「本を読んだら１アクション！」というテーマで
お届けしていきます！

読書するだけで終わっていませんか？

「勉強好き」「読書家」の人に多いことがあります。



それは「勉強するだけ」
「読書するだけ」で終わってしまう、
ということです。

よく本屋さんで
「会社を作る方法」
「社長になる方法」
「独立の仕方」
などの本を大量に買い込む人がいます。

独立・起業を目指している人に多いですね。

そして片っ端から読んでいきます。

「なるほど〜、そうなんだ！
　自分もできそうだ！」

そう思って次の本を読み、

　「なるほど〜、そうなんだ！
　自分もできそうだ！」

と思っていく。

傍目には読書家であり、
勤勉な人のように見えますが、
現状はまったく変わっていません。

「社長になる方法」を読んでも、
実際に会社を作ったり
仕事を進めたりしないと
なんの意味もないのです。

本を読んで、かえって貧しくなっている？！

でも世の中こういう人がたくさんいるのです。

（独立前の私もそうでしたが…）

勉強家に見えるのは事実ですが、
本代がかさむ分、
かえって貧しくなっているとすら
言うことができます。

勉強の持つ魔力

勉強って「魔力」があります。

勉強していたら周りにも褒められますし、
（少なくとも怒られることはありません）

自分の中でも
「自分はけっこう頑張っている！」
と自己評価が高まります。

ですが、勉強し
本を読んでいるだけで満足するのは
非常にもったいないのです。

自分の現実がなにも変わっていないからです。

大学院での研究も、ただ読むだけでは意味がない！

これは大学院での学習においても言えます。

専門分野の書籍を読んでいるだけだと
自己満足と同じです。

読んだ本の内容を
どういった部分に活かせられるか、

自分の修士論文に同引用するのか
（あるいはしないのか）を考えないなら
資料を読む意味は【一切ない】のです。

（資料代の分 貧しくもなっていますし）

本を読んだら１アクション！

本を買って読むなら
「少なくとも１アクション」する習慣を
身につけるのがおすすめです。

本に書いてあることを
そのまま１つでも実行するのでもいいです。

また、本の内容をSNSに書いたり
誰かに話したりするのもいいでしょう。

本を読んだら１アクション！

これを実行していくのがオススメです！

そうすると
「本を読んでいるけど
　状況がちっとも変化しない…」
という事態に陥らないで済むのです。

今回のポイント

本の読みっぱなしは時間とお金の無駄遣い！
本を読んだら１アクションを！

今回の内容、
私自身への自戒の意味も入っています。

私は塾経営／講師という仕事柄、
本や資料を読むことが多くあります。

他にも読書会を月２本開催していたり
YouTubeで本紹介の動画を撮っていたりする関係で
読むべき本があれこれあります。

とどめは北大大学院に通学している関係上、
やはり本や資料が多数必要になります。

こういう状態だと
日々本を読むことに追われがち。

だからこそ
「本を読んだら１アクション」
というのが必要不可欠だと痛感しているのです。

読書家・新渡戸稲造の証言「本の多読で思考力が下がる！」

ちなみに、
北大にゆかりの深い新渡戸稲造
（北大の前身・札幌農学校２期生）は
学生時代に図書室にあった本数千冊を
すべて読破したそうです。

その結果、視力が低下したり
思考力が低下したりとマイナスの影響が多々あった、
と言います。

（プラスの影響は「読むのが速くなったこと」だけだと
　自虐的に書いています）

本をただ読むだけだと
新渡戸稲造のいうように
「思考力が低下する」だけに
終わってしまうことも多いです。

だからこそ「１アクション」によって
本の内容を自分のものにしていきましょう！

そして本の内容を活かすことで、
自分の状況を好転させていきましょう！

ではまた！