村上春樹作品「一気読み」中!好きな研究者・作家の本の「すべて」読みが自分の研究を加速させてくれる!

今回のポイント
好きな研究者・作家の本は「すべて」読む!
その思いが研究を加速させてくれる!
文章力もアップする!

 

村上春樹作品の「一気読み」中。

 

 

いま一念発起して村上春樹作品の
「一気読み」を進めています。

 

 

先日、受講生の方と一緒に
『ノルウェイの森』上・下巻を
読んだことで、
村上春樹さんの本にハマってしまったのです。

 

 

これを皮切りに

『風の歌を聴け』
『1973年のピンボール』
『羊をめぐる冒険』

…という初期3部作を読み切りました。

 

  

次いで、
長編6作目の『ダンス・ダンス・ダンス』を
読んでいるところです。

(ちなみに4作目が『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』、
5作目が『ノルウェイの森』です)

 

 

登場人物が重なった物語群

 

最初に言ってしまいますとこの4作品、
登場人物が重なっています。

 

主人公は「僕」ですし、
「僕」があれこれ経験を重ねながら
内面世界を深めています。

 

そして「僕」の成長/成熟の話としても
読むことができます。

 

 

『風の歌を聴け』が1970年、
『1973年のピンボール』は
タイトル通り1973年が舞台です。

『羊をめぐる冒険』は1978年
『ダンス・ダンス・ダンス』は1983年
舞台にしています。

 

団塊の世代に当たる「僕」が
その時代状況でどのようにものを考え、
社会と接していくか。

それを読み進めるのが
面白いです。

 

村上春樹の「仕掛け」を読み解く面白さ

 

 

ストーリーの面白さだけではなく、
村上春樹さんの散りばめた
「仕掛け」を読み解くのもなかなか新鮮な体験となります。

 

 

『村上春樹を読みつくす』によると
村上春樹は生と死、
「こちら」側と「あちら」側などの
二項対立や対比を意識して描いている作家でもあります。

 

 

対象となるテーマ・世界観も、
異なる作品内で共通していることも多いです。

 

 

いま読んでいる作品だけではなく
他の作品にも関係しあっている要素を読み解けること。

 

それが作品を読む面白さなのだと思います。

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

好きな研究者・作家の本は「すべて」読む!
その思いが研究を加速させてくれる!
文章力もアップする! 

 

 

自分だけの視点で研究するのが大変なときは。

 

 

大学院や各種学会などで研究をすすめる際や
また大学院進学で研究計画を考える際。

 

「自分」だけの視点だとなかなか深めにくいです。

 

自分だけの視点で研究をとらえても、
なかなかアイデアを深めることが
できないのです。

 

 

そうではなく、研究をすすめる際には
まずは自分が好きな研究者や作家の本を
それこそ「すべて読む」意識で
読んでみるのがオススメです。

 

 

作家が自分の中に入ってくる感覚

 

私は大学の卒業論文を書くときには
灰谷健次郎さんや内田樹さんの本を、

大学院の修士論文を書くときには
宮台真司さんや佐藤優さんの本を
あれこれ読んでいました。

 

(起業後は
ピーター・ドラッカーさんの本を
あれこれ読んでもいます

 

残念ながら「すべて」読むのには
いずれも冊数が多すぎすが、

何冊も読んでいると
その研究者・作家が言いそうな内容が
頭に入ってきます。

 

そうなると
自分の視点だけではなく、
「作家の〜〜さんだったら
なんと言うだろうか」
と考えることができるようにもなってきます。

 

ある意味、その研究者・作家が自分の中に入り込み、
「イタコ」のように自分に憑依して
話してくれるような
瞬間があるのです。

 

そうすると自分だけの視点ではなく、
他の研究者の視点からも
研究が行えるようになってきます。

 

 

そうやって、
研究が深くなっていくのですね。

 

 

これが自分の研究を深める上でも、
また理論面で検討する上でも役立つのです。

 

 

「すべて」読む意識が、自分の研究を加速させる!

 

 

もちろん、あれこれ論文や本を読むのも
大事です。

 

ですが、「この人」と決めた
研究者や作家の本を
それこそ「すべて」読む勢いで読んでいくと
ものの見方・視点を深めることができます。

 

 

結果的に自分の研究を
加速させることも出来るのです。

 

だからこそ本を読んで
ピンとくる本があれば、
その研究者・作家の本を
「すべて」読んでみる意識を持つのもオススメですよ!

 

 

同じ作者の本なら
リズムもだいたい一緒なので
サクサク読んでもいけますし。

 

 

こんな感じで
私も村上春樹さんの本、
このペースで「すべて」読めるように
していきたいと思います!

 

(はたして可能なのでしょうか…)

 

ではまた!

 

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