漢字が書けずに不合格?!小論文/論述試験の意外な落とし穴〜社会人が大学院進学をめざすなら?⑩〜

今回のポイント

漢字ミスでの【不合格】はもったいない!
必ず手書きで練習をし、本番の環境に慣れる!

「大学院進学対策って、
 どうやって進めればいいのかわからない…」

そんなお悩みにお応えするシリーズ第10弾。
(「小論文/論述問題対策」編 vol.3)

 

今回もお届けします!

 

手書きでの練習、してますか?

今回は「手書き練習を怠るな!」
というテーマでお届けしていきます。

 

小論文/論述試験を受ける際、
はたと困ることがあります。 

それが
「あれ、この漢字、こう書くのかな…?」
問題です。

 

言葉としては覚えていても、
なぜか漢字が思い出せない…。

こういうときって、戸惑いますね。

「せっかく専門用語を思い出せたのに
 漢字で書けない…」

こういうモヤモヤする思い、
試験本番で感じることって多いのです。

PC・スマホを使うと、漢字を忘れる…。

社会人の場合、
ふだんPCやスマホ・タブレットで
文章を書くことが多いです。
 

仕事でもプライベートでも
手書きで何百字もの文章を書くことって
ふつうはないですよね。

…ところが、
入試当日は
(一部の大学院を除けば)手書きで
小論文/論述の試験を受けることになります。

なので書く内容は頭にあっても、
それを手で書くときに

「あれ、この漢字ってどう書くんだっけ…?」

ど忘れしてしまうことが時折あるのです。

これ、かなりもったいないことです。

実は入試において
「誤字脱字」で失点する人って
多数いらっしゃいます。

場合によっては
たった1つの漢字ミスで
不合格になることもありえます。

(実際、1つの漢字ミスをするだけで
 1〜2点の減点につながります)

逆に言えば、
漢字ミスや誤字脱字をなくすだけで
総合的な点数を上げることができるのです。

面倒でも、自分の手で書く練習を!

こういった漢字ミスや誤字脱字を防ぐには
どうしたらいいでしょうか?

単純ですが
原稿用紙を用意して
自分の手で小論文/論述試験を解く練習をするのが
必要不可欠です。
 

↑クリックするとPDFデータをご覧いただけます。A4サイズで印刷してお使いください。

そうやって手書きで文章を組み立てる練習をすると
本番にも落ち着いて答案を作成できるようになるのです。

小論文の練習をする際に
PC上で原稿を作って練習する人が
時折いらっしゃいます。

これ、小論文に慣れるため
はじめの数回ならOKですが、
ずっとPC上だけで練習していると
合格が遠のいてしまいます。

ずっとPC上だけで練習していると
本番の感覚が失われてしまうのです。


だからこそ、
少し面倒かもしれませんが
【小論文/論述試験練習は
 必ず手書きで練習する】習慣を
つけてみてくださいね!

 ☆1対1大学院合格塾ゆう特製原稿用紙も
  ご活用ください↓

どうしても当日 漢字を思い出せないときは?!

なお。 

 

どれだけ対策していても
試験当日に漢字を
ど忘れしてしまうことも
あるかもしれません。

 

そんな時は
【ひらがなで書く】か、
なるべくその漢字を使わない言い回しで表現するのが
オススメです。

 

例えば試験当日に「驚愕」の
「愕」の字が思い出せない時は

「驚がくする」とひらがなで書くか、

似た言い回しの「たいへん驚いた」などと
表現を変えて書くといいでしょう。

 

あるいは「ショックを受けた」などと
カタカナを用いた言い換えもありかも知れません。


漢字ミスは必ず減点になりますが、
こういう言い換えをしていると
減点を回避することも可能です。

どうしても思い出せない際は
こういう「言い換え」も活用してみてくださいね! 

 

今回のポイント

漢字ミスでの【不合格】はもったいない!
必ず手書きで練習をし、本番の環境に慣れる!

 

練習は本番のように、本番は練習のように。

入試やスポーツ全般に関する格言に、

「練習は本番のように、
 本番は練習のように」

という言葉があります。

ふだんの練習を
本番同様の環境で行っていく。

すると試験本番も
練習と同じ精神状態で
リラックスして臨むことができる。

こういった趣旨の言葉です。

もっと端的に言えば
「練習の時から本番の雰囲気に慣れていると
 本番に実力が発揮しやすくなる」
ということでもあります。

小論文/論述試験の対策をするときから
本番同様に「手書き」に慣れておく。

これが合格のためには
必要不可欠なのです。

手書きの試験で気をつけるべき点 まとめ

最後に、手書き試験の際に
気をつけるべきことをまとめておきます。
 

・鉛筆/シャープペンの文字が薄いと
試験官に読まれない。
 少なくとも【HB】、
できれば【2B】以上の濃さの物を使う!

・試験中に落としてもいいよう、
筆記用具・消しゴムは【最低2つ】以上用意する!

・試験本番【残り5分】になったら
いったん回答をやめて漢字ミスや誤字脱字のチェックを。
ミスを直すほうが点数上乗せに役立つ!
(受験番号・氏名の記載漏れがないかも確認を)

 

☆ほか、手書きで気をつけるべき点はこちらをご覧ください↓

以上となります。

今回の内容、
ぜひ参考にしていただければ幸いです。

ではまた!