不遇時代の爆笑問題を支えたあの本。雌伏の時期こそ長編小説を読む!

今回のポイント
不遇の時期こそ長編小説を読む!
主人公の生き様が、今後への飛躍につながる!

 

爆笑問題の本って、面白い!

 

いまもテレビでよく拝見する
爆笑問題のお二人。

 

 

私、けっこう爆笑問題のエッセイやら
対談本やらが好きでよく読んでいます。

 

 

 

笑いの中に
「知的」な視点が入るのが好きなのです。

 

特に、毎年年末に行っている
時事ネタライブでは
その年の総決算+独自の視点が入り、
面白いだけでなく勉強になります。

 

 

 

爆笑問題の不遇時代。

 

さて、爆笑問題のお2人は
デビューしてすぐテレビでレギュラー出演が決まっていくなど、
順調なスタートを切っていかれました。

(いまだとけっこう珍しいケースかも知れません)

 

 

ところが。

 

事務所から独立のために動いた矢先、
仕事を「干されて」しまうのですね。

 

 

いままで順調だった仕事が全てなくなり、
爆笑問題の田中さんはコンビニのバイト生活、

太田さんはなんと奥様の「ヒモ」生活をはじめます。

 

 

(私も独立直後「ヒモ」だったので、
妙に親近感が…笑

 

 

 

奥さんがパチンコ(これは本当です)とバイトで稼いできて
自身は家で引きこもっている。

 

おそらく挫折感や無力感・やるせなさで
いっぱいだったと思うのですが、

そんな時期、太田光さんは
ひたすら『竜馬がゆく』を読んでいたそうですね。

 

『竜馬がゆく』が太田光さんを支えた!

 

 

『竜馬がゆく』は司馬遼太郎の代表作。

 

 

閉塞した時代の中で
自由自在に動き回る坂本龍馬の姿勢に感銘を受け、
再度「お笑い」に挑戦することになるのです。

 

 

折しも始まった「ボキャブラ天国」(懐かしい…)で
「初代名人」になったあと、
それこそ再びテレビ・スターの道を進んでいくこととなるのです。

 

☆『爆笑問題が読む龍馬からの手紙』などに
そのあたりの経緯が書かれています。

 

 

うまくいかない時に何をするか?

 

 

この話、私は「急に仕事がなくなった時」
「なぜかやること全てがうまくいかない時」に
思い起こします。

 

 

仕事でもプライベートでも、
生きていればうまくいく時も
うまくいかない時もあります。

うまくいくならいいのですが、
うまくいかないことが続くと
だんだん自分が嫌になってきます。

 

 

場合によっては「くさって」しまい、
ずっとそのまま、というケースもあります。

 

 

逆に、うまくいかないときに
次のジャンプへの準備をできる人もいます。

 

 

 

太田さんにとっては
うまくいかない時に『竜馬がゆく』を読むことが
後の飛躍へのチャンスになったのだと思うのです。

 

 

仕事がないときこそ、次への準備を。

 

私は「ひとり社長」である関係上、
忙しい時期もあれば仕事がない時期もあります。

 

先週まで猛烈に忙しくても
今週はほぼ仕事がない、ということも時折あります。

 

 

大事なのはそういう「仕事がない」時期に
どういう準備ができるかだなあ、と考えています。

 

 

 

「仕事がない」ときに
必要以上に落ち込んでしまうと
次に進めなくなります。

 

そうではなく、
「仕事がない」ときに
今後につながる「投資」ができるかが
ポイントだと思うのです。

 

不遇時代は長編小説を読め!

 

 

セミナーや勉強会などに行くのもいいと思いますが、
一番いいのは長編小説を読むことだと思うのです。

(読書はそんなにお金がかからないので
本当に不遇なときは本を読むしかないのです。
図書館を使うと無料ですし)

 

 

何日にも続くようなセミナーは
「行く!」と決めないと参加できません。

 

同様に、何巻も続いている長編小説は
「読む!」と決めないと
なかなか読む気になれません。

 

 

『竜馬がゆく』も『坂の上の雲』も文春文庫で全8巻ですし、
以前書いた『三国志』も
吉川英治歴史時代文庫も全8巻です。

(ちなみに、横山光輝による漫画版『三国志』は全60巻です)

 

山岡荘八『徳川家康』は全26巻な上に、
内容的にもほぼ最後まで「忍耐」が求められます。

 

不遇な時期にこそ、
こういう大著を読んでいくべきではないか、
と思うのです。

 

雌伏の時期をどう生きるか?

 

 

上手くいかない時期・
評価されない時期を「雌伏」(しふく)の時期ということがありますが、
そういうときにどう振る舞うかがポイントなのですね。

 

 

コロナ期での振る舞いなど
やむを得ず「雌伏」せざるを得ない人も
いるかも知れません。

 

そんなときこそ、
くさらず「飛躍」のための取り組みをしてみては
いかがでしょうか?

 

 

 

その取組として
長編小説に取り組むのが最適ではないかと
私は密かに思っています。

 

 

今回のポイント

 

 

 

今回のポイントです。

 

不遇の時期こそ長編小説を読む!
主人公の生き様が、今後への飛躍につながる! 

 

 

不遇時代の過ごし方がすべてを決める!

 

 

「雌伏」(しふく)と言ったり「臥竜」(がりょう)と言ったり。

 

 

不遇時代や「売れる前」の修行期は
誰にもあるものです。

 

 

そういうときに
なんとなく過ごしてしまうのか
目的を持って読書なり勉強なりに挑戦するかで
今後の結果は大きく変わります。

 

私自身もうまくいかないときこそ
本を読んで今後に備えることを
大事にしたいと思います。

 

 

そして、「不遇」な時期こそ、
なかなか読むのが困難な
長編小説に腰を据えて取り組むのが大事だと思うのです。

 

 

…私もそんなわけで
『三国志』なり村上春樹の長編小説なりを
コツコツ読む週末としたいと思います。

 

☆読書の基本はこちらをどうぞ↓

アウトプットにつながらないインプットは無意味である!フジモト流読書術

ではまた!

 

 

(なお「雌伏」という言葉しかないのでつかっているだけで
「男性だけ」に当てはまるという意図は
全くございません。
何卒よろしくお願いいたします)

 


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