本は「読みたい」ときが読み時である!いまさらながら三国志にハマった件。

 

今回のポイント
名作/古典は「読みたい!」ときが読み時。
大学院も「学びたい!」ときが学び時。
ピンと来た瞬間を大切に!

 

三国志にハマっています

 

いま、私の中で
ハマっているものがあります。

 

それが吉川英治著『三国志』。

(画像はAmazonより)

 

 

中国 後漢末期から
魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)の三国が
成立する時代を描いた一大ドラマです。

 

 

 

魏の曹操(そうそう)、

呉の孫権(そんけん)、

蜀の玄徳(げんとく)。

 

いずれも英雄です。

(孫権は微妙、という人もいますが…)

 

 

ほかにも多彩な人物が登場し、
鮮やかな人間ドラマが描かれます。

 

 

500人以上ものキャラクター。

 

一説によると吉川英治版の三国志で
名前とセリフが存在する登場人物は
実に【500人】に上る、と言われています。

 

 

 

これだけいると、
感情移入できるキャラクターが必ず一人は
見つかるはずです。

 

 

 

 

いまさらながら読んでいます

 

…実は私、恥ずかしながら
いままで『三国志』を読んでいませんでした。

 

 

高校時代、友人にやたら三国志が好きな人がいまして
「読まないなんてもったいないよ〜」
としょっちゅう言っていたのをいまだに覚えています。

 

 

 

この友人は三国志の人物のセリフを
会話の中でちょくちょく使って話すのですが、

正直元ネタを知らなかったので
全て流していました。

 

 

いま思うと、
実に「大人げない」ことを
していたように思います。

(あの友人なら
「青二才め」と言ってきそう…)

 

 

高校生の頃の私は妙にプライドが高かったので、
みんなが「面白いよ」という本を読むことに
「引け目」を感じていました。

 

 

そのため高校時代以降、
とうとういまに至るまで読まないまま、

…となっていたのです。

 

 

ある時、YouTubeを見ていると
三国志の時代を解説した動画が
目に飛び込んできました。

 

それが妙に面白かったので、
その流れで三国志を読んでみることにしたのです。

 

 

学ぶことの多い三国志

 

いまさらながら読んでみると、
「戦略」「戦術」の妙や
人間関係における駆け引きなど
いちいち面白いですね。

 

 

 

教訓的なセリフも多々あり、
「生き方」「自分のこれから」を考える際にも
役立つように思います。

 

 

物語中盤まで孔明は出てこない!

 

 

個人的に驚いたのは玄徳と
諸葛亮孔明(しょかつりょう・こうめい)との出会いです。

 

主人公・劉備玄徳(りゅうび・げんとく)が
関羽(かんう)と張飛(ちょうひ)と
「桃園の誓い」として義兄弟の契りを結ぶシーンが
三国志の第1巻のハイライトですが、

そこから20年近く経過した後に
はじめて登場するのですね。

 

 

 

劉備玄徳47歳に対し、
諸葛亮孔明27歳。

 

 

みんなが知っているヒーロー・孔明は
物語中盤まで全く出てこないのです。

 

 

 

三国志中盤以降の主役として
大活躍することになります。

 

孔明が中盤でようやく登場してくることを知っただけでも
ちょっとした「驚き」でした。

 

 

 

 

こういう「発見」があるのが
名作を読む良さだなあ、と思っています。

 

 

三国志がタダ同然で読める時代。

 

 

実はいま、
三国志って非常に安く読むことができます。

 

本来 講談社の「吉川英治 歴史時代文庫」に入っているものですと
全8巻セットで10,800円というものがあります。

 

ですがKindleで私が購入した
吉川英治著『三国志』、
なんとたった【199円】。

 

…実に1/55の値段です。

 

おまけに、
読みづらさを気にしないなら
青空文庫」というサイトを使うなら
【無料】で読むこともできます。

 

 

(全部データが有るかは確認していませんが…)

☆青空文庫版はこちら↓
https://www.aozora.gr.jp/cards/001562/files/52410_51061.html

 

 

これだけの名作が
【タダ同然】で読めてしまう。

 

 

 

いいことなのか悪いことなのか
判断がつかないところですが、
手軽に読めるというのは嬉しいことですね。

 

 

「もっと早く読んでいれば・・・」とは思えども。

 

 

この三国志、
いま読んでみますと

「ああ、もっと早く読んでいても良かったな…」

という思いが湧いてきます。

 

 

ただ、この作品、
無理して昔に読んでいても
当時の私ならこの作品の醍醐味、
感じ取れなかった事が多かっただろうな、
とも思うのです。

 

 

 

高校生の頃、無理して夏目漱石を
読み込もうとした時期がありましたが、
正直 内容はほとんどわかりませんでした。

 

最近『それから』を再読することで
改めて漱石の奥深さを実感できるようになってきたのです。

 

 

「読みたい!」ときが読み時。

 

これは私の持論ですが
本って「読みたい!」ときが読みどきです。

 

読みたくないときに無理に読んでも
「積ん読」で終わってしまいます。

 

 

あるいは本棚の奥で
ホコリを被ってしまうだけかも知れません。

 

 

そうではなく、
「あ、なんかこの本、面白そう」
と気づく瞬間に読んでみると
学び取れることも多いのです。

 

 

 

それに、読むべき本と出会うチャンスって、
周りが教えてくれることも多いです。

 

 

周りが教えてくれたときに
ピンと感じ取るものがあるなら
読んでみるほうがいいのです。

 

 

私は高校生の頃は
フイにしてしまいましたが、
その時は三国志といっても
ピンと来ていませんでした。

 

YouTubu動画という勧めのおかげで、
ようやく読んでみる事ができたわけです。

 

 

 

大学院も「行きたい!」ときが行き時。

 

 

 

これは大学院進学にも当てはまります。

 

大学院も
「入りたい!」
「もっと勉強したい!」ときが
入りどき、と言えます。

 

 

 

自分からこういう思いになることもあれば
周囲が大学院に挑戦しているのを見て

「自分もやってみようかな」

という思いになることもあります。

 

 

あるいはピンと来るときも
あると思います。

 

 

そういう思いになった時、
果敢にチャレンジしてみるのが一番だと
思うのですね。

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

名作/古典は「読みたい!」ときが読み時。
大学院も「学びたい!」ときが学び時。
ピンと来た瞬間を大切に! 

 

 

 

何事も、

「あ、この本、ちょっといいかも…」

「大学院に行くのも悪くないかも…」

そう思ったときが始めどきであると言えます。

 

 

ピンと来た思いを大事に、
読書/勉強であなたのキャリアを
発展していってみては
いかがでしょうか?

 

 

特に三国志は
根強いマニアがたくさんいますので、
一度読んでみて
世界観につかってみるのも楽しいですよ!

(マニアと深い話も出来るようになりますよ!)

 

 

こっちのシリーズもありますし↓

 

☆読書のポイントをまとめました!

アウトプットにつながらないインプットは無意味である!フジモト流読書術

 

ではまた!


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