意外と多い「変な試験問題」。気づけると「本番力」が高まっていく!

今回のポイント
ただでさえ試験勉強は単調。
試験問題やテキストへの「ダメ出し」で
プチ・ストレス解消を!

 

試験勉強とは日々の切なさを乗り越えていくこと。

 

「え、なにこの選択肢…?」

 

 

試験勉強を進めていると
日々出会うのはよくわからない問題の山です。

 

 

 

「う〜ん、どれが正解かわからない…」

 

選択問題の場合、選択肢を見ながら
どの回答が正解かをじっくり考えていきます。

 

 

それが正解だったらいいのですが、
じっくり考えて不正解だったら
ちょっと切ないです。

 

 

…試験勉強というのは
こういう「切なさ」を
乗り越えていく戦いなのだと

私自身 思っています。

 

 

変な試験問題

 

 

さて。

 

 

こうやって試験勉強をしていると
時折 「変な試験問題」と出会うことがあります。

 

 

 

実は試験に出る設問は
くだらないものも意外と多いのです。

 

「え、なにこの選択肢…?」

思わずそう感じてしまうほど
奇妙な選択肢が存在するケースがあるのです。

 

 

 

たとえばいま私が勉強している
登録販売者の試験でも

「明らかにこれは間違っている」
「なんだか説明がおかしい」

設問がしばしば見られます。

 

 

プロタゴラスの名言が「改悪」される…。

 

以前、大学受験 世界史の入試問題を解いていると
こんな問題がありました。

 

古代ギリシャの哲学者プロタゴラスが言った
「人間は万物の尺度である」の正しい意味は何か
次の選択肢から選びなさい、

 

…という問題です。

 

 

 

 

はじめに回答を言っておきますと、
「人間は万物の尺度である」とは

「個々の人間の知覚こそ、真理の基準であり、
絶対的な真理は存在しない」

という意味だとされています。

 

一人ひとりの人間が考える
それぞれの「正義」や「真理」があり、
絶対的な「正義」も絶対的な「真理」も存在しない、
ということを主張した考えです。

 

「デジタル大辞泉」の解説より

 

 

 

…ただこの試験問題の場合、
選択肢の中にちょっと「変な選択肢」がありました。

 

 

それは次の選択肢です↓

 

「人間の手は
物の長さを測るのにちょうどいい大きさである」

 

…いかがでしょう?

 

これ、考えてみれば
実にくだらない内容です。

 

 

「尺度」の部分を
「物の長さを測る」と過小解釈した選択肢。

 

 

 

プロタゴラスが生きていたら怒るんじゃないか、
というくらいの「ふざけた」内容ですね(笑)

 

 

「変な試験問題」に気づける=心にゆとりがある証拠

 

 

ちなみにこの内容は
実際の大学入試で出題されています。

 

 

 

試験本番あるいは試験勉強の中、
こういう「くだらない」内容を見て
密かに「クスッ」と思える人は
心にゆとりがある証拠です。

 

 

 

…ところが多くの場合
試験本番にはこういう「ゆとり」が無くなる人も
多いですよね。

 

 

 

だからこそ時には
こういう「変な選択肢」に気づけるのも
大事な能力ではないか、と思うのです。

 

 

テキスト・問題集へ「ツッコミ」を入れていく!

 

 

私は大学受験生の頃から
教科書・問題集の
誤植や間違い箇所を見つけるが
けっこう好きでした。

 

教科書には意外と誤植がある事実。

 

「え、教科書に誤植なんてあるんですか?」

という方もいらっしゃいますが
意外とあるものなのです。

 

 

(文科省の検定教科書と言っても、
人間がやる以上 完璧なことはありません)

 

 

「事実間違い」までいかなくても、
たとえば地図帳で最近 独立した国の場所や
国名が変わった国(グルジア→ジョージアなど)の場所に
新しい国名を記載するのも楽しいですね。

 

 

単調だからこそ、ミスを探してプチストレス解消を!

 

 

基本的に試験勉強って
単調なことが多いです。

 

 

少しでも楽しむためには
「あ、ここにちょっとしたミスがある!」
とツッコミを入れていくのもオススメです。

 

プチストレス解消になりますし。

 

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

ただでさえ試験勉強は単調。
試験問題やテキストへの「ダメ出し」で
プチ・ストレス解消を! 

 

 

ツッコミを入れると理解も深まる!出題者の気持ちになれる!

 

 

このツッコミ入れって
ちょっとした「ストレス解消」になります。

 

 

こういうツッコミを入れていくほど、
試験への理解も不思議と深まっていくものです。

 

 

…と同時に、
「出題者」や「問題作成者」の気持ちも
よく分かってきます。

 

 

「ああ、適切な問題を作るのって
ホント大変なんだな…」

 

出題者に「同情」を。

 

 

そういう思いを持ち、
出題者・問題作成者に「同情」していくのが大切です。

 

 

 

「同情」ができると、
出題者がどういうところを出題するか、
どんな選択肢を作って受験生をハメようとするかも
考えることが出来るからです。

 

 

 

…今回は「変な試験問題」をモデルに、
試験出題者の気持ちになっていく大事さをお伝えしました。

 

 

 

こうやって出題側の気持ちになれると
それだけで勝負強くなれるのです。

 

 

それに、試験問題に
「ダメ出し」をするのはけっこう
ストレス解消になりますので
単調な勉強を楽しむために活用してみてくださいね!

 

☆勉強法の基本、まとめました!↓

知ってトクする!キャリアアップ直結の勉強法をお伝えします!

 

ではまた!

 


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