無意識的に「頑張る」って言ってませんか?頑張るのではなく「どうやったら楽しくできるか」意識しよう!

今回のポイント
学習は「頑張る」のではなく「楽しく」行う。
「頑張る」を禁句にして
「どうやったら楽しくできるか」考える!

 

「がんばります!」が口癖になっていませんか?

「がんばります!」

「頑張って勉強します」

こういうセリフって、
ついつい口に出てしまいませんか?

私も、
無意識的にちょくちょく使っています。

 

特にFacebookやLINEの
メッセージのなかで
無意識的に使ってしまうことが
ありますね。

 

 

ところで、
「頑張る」ってそもそも
どういう意味かご存知でしょうか?

頑張るとは
意地を張って無理をする、
という意味です。

 

 

無理して無理をする?

 

ちなみに
「勉強する」とは
「強(し)いて勉(つと)める」
ということ。

 

こちらも
「ムリをする」
「強制的に努力する」
という意味です。

 

…ということは
「頑張って勉強する」
というのは

  「無理して無理をする」

という意味になります。

 

 

まるで「サハラ砂漠」のようです。

(サハラとは「砂漠」という意味なので
サハラ砂漠とは「砂漠砂漠」を意味します。

ついでに「青山霊園」も、
「青山」にお墓・霊園という意味があるので
「お墓霊園」「霊園霊園」という重複した意味になります)

 

無理は続かないという事実。

 

「頑張る」とは
「ムリをする」こと。

 

無理というのは
そもそもあまり続きません。

 

なので意識的に
「ムリをします」と言い続けると、
いつか限界にまで
行き着くことになります。

 

 

少しだけの無理はOKだけれど…

 

以前の記事で、私は
城山三郎さんの

  『少しだけ、無理をして生きる』

という本を紹介したことがあります。

 

 

これは現状から
「少しだけ無理をする」ことで
自分の成長や周りへの貢献が可能になる、
ということを伝えた書物となっています。

 

 

これも「少しだけ」の無理だから
実現可能なのです。

 

日頃から
「がんばります」
「頑張って勉強します」
とばかり言っていると、

いつか限界まで達してしまうのです。

 

 

それに、
何かを依頼するたびに
「がんばります」と言っている人って、

依頼している側が「無理をさせている」ようで
なんかイヤですよね。

 

 

 

なので、
「がんばります」
「頑張って勉強します」
とは、あまり言わないほうがいいなあ、
と思います。

 

「頑張る」のでははなく「楽しく」やる。

では、どうしたらいいのでしょうか?

 

個人的には
「楽しく」やるのがいいなあ、
と思っています。

 

 

なので「頑張る」と言いたくなった時、
ぐっとガマンして

「どうやったら楽しくできるか」

を考えてみることをオススメしています。

 

(ちなみにこの発想で
私は大学院生時代の「鬱」を
乗り越えられました)

 

『英語多読』を読んでいます

 

ちょうどいま、
『英語多読』という
英語勉強法の本を読んでいます。

 

 

この本では
〈これまでの英語学習は間違いだらけだ〉
とした上で、

【やさしい英語で書かれた
絵本や作品をとにかく多読する!】

ことを訴えています。

 

この本も
「頑張る」のではなく
「楽しく」学ぶことを提唱しています。

 

 

「英語学習のモットーは
たいてい自分には合わないやり方で
「頑張る」「継続」「コツコツ」
「根性」「辛抱」することになります。

「頑張る」と力が入ります。
力が入ると頭も心も固くなります。
固くなった頭や心は
新しいことを受け付けません。

多読のモットーは
「楽しく!」です。

「楽しく!」は「頑張る」より
はるかに協力です。

楽しいことをしていると、
体も頭も心も喜びます。

世の中に対して肯定的になって、
新しいことを柔軟に受け付けるーー。

多読が前提とする心と頭と体の状態は
そういうやわらかさ、
しなやかさと言えます」
(繁村一義・酒井邦秀, 2018,
『英語多読』アルク出版, Kindle版No.37-41)

 

 

ここにもありますが、
「頑張る」というと
体も頭も心もこわばります。

 

だからこそ
「楽しく」やる意識を持ったほうが
いいですね。

 

(ちなみに『英語多読』が提唱する
「カンタンなレベルの洋書を多読する」方法、
私もやっていますし、オススメですよ!)

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

学習は「頑張る」のではなく「楽しく」行う。
「頑張る」を禁句にして
「どうやったら楽しくできるか」考える! 

 

 

 

無意識的に使っている言葉が自分を規定する!

 

 

人間には無意識的に口から出る言葉が
あります。

 

 

「頑張る」

というのも
そういう無意識的に口から出る言葉の1つです。

 

 

実は人間って、
こういう無意識的に口から出る言葉に
自分自身がしだいに縛られていきます。

 

つまり、ふだん

から
「頑張る」と言っていると
無意識的に体も頭も心もこわばり、

「ツライことをやっていく」

という意識になってしまいます。

 

なので、
あまり「頑張る」と言わないほうが
結果的に「頑張らなくてもラクにできる」ように
なるのです。

 

 

「頑張る」ではなく「楽しく」を意識すると。

 

反対に、
「頑張る」と言わず
「楽しくやる」
ことを意識していると
本当に楽しくなってきます。

特にオススメなのが
「どうやったら楽しくできるか」を
考えてみることです。

 

 

これを考えると
仕事も学習も
だんだん本当に楽しくなってきます。

 

 

例えば私は毎日ブログ・メルマガ・YouTube動画を
アップしていますが、
「頑張っている」
意識は特にないです。

 

「どうやったら楽しくできるか」
を日々意識しながら
アップしているからです。

 

 

なので、
「頑張る」が口癖の方は
グッとガマンした上で

「どうやったら楽しくできるか」

考えてみるのもオススメですよ!

 

 

 

それに、大学院進学に向けての勉強も
「頑張る」限りツライです。

 

ぜひとも
「どうやったら楽しくできるか」
考えてみてくださいね!

 

 

ではまた!

 

 


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