右手ばっかり鍛えていません?自分の専門外も経験することで「両利きの経営」「両利きのキャリア形成」しませんか?

 

今回のポイント
個人のキャリア形成も「両利きの経営」を。
自分の専門性を磨くだけでなく、
違う領域も学んで視野を広げる!

 

体を張って体験中!フジモトのスタディツアー

 

さいきん、「フジモトのスタディツアー」と称して
北海道(一部 本州)のあちこちを周り、
いろんな「体験」をしています。

 

 

で、その体験をYouTube動画にまとめて
アップしているわけです。

 

 

再生数はまったく増えませんが、
楽しく作れているのがいいところだなと思います。

(YouTubeをビジネスとして考えるなら
全くダメダメですが…)

☆「フジモトのスタディツアー」はこちら

 

 

 

先日も、休日に豊平峡ダムという
「札幌の水がめ」ともいえる場所に行ってきました。

 

 

ここに行くには途中で
「ハイブリッド電気バス」に乗り換えて行くしかないという
場所です。

 

排気ガスが出ないので
山奥まで行っても環境汚染が少ないというのが
いいところ。

 

 

高さ100メートル、
幅300メートルの巨大ダム、
とても迫力がありました!

 

私が行ったときはシーズンが早いので
紅葉(こうよう)は見れなかったのですが、
それでも大自然を実感できたのが良かったです。

 

(この内容で動画も出来ましたし)

 

チェーンソー&草刈り機体験

 

で、別の日には
豊平峡ダムのある札幌市・南区で
チェーンソー&草刈り機を使わせてもらうという
体験をしてきました。

 

 

LLP北海道 代表で
札幌市・南区の活性化に取り組んでいらっしゃる
澤谷彰廣(さわや・あきひろ)さんに
操作方法をあれこれ教わってきたのです。

 

 

チェーンソー&草刈り機を使い、
1時間半に渡って畑を片付ける活動。

 

操作に慣れてくると楽しくなってきます。

 

終わったときにはちょうどいい感じに体を動かして
爽やかな気持ちになりました。

 

 

本業に関係ない活動を「あえてやる」ことの意味

 

…こういう体験って、
言っちゃなんですが私の「本業」である

大学院進学のアドバイス

には全く関係がありません(笑)

 

 

 

でも、なんでやっているかというと、
直接関係ない活動をする中で
本業につながるアイデアが見つかるからですね。

 

 

 

こういうときのポイントは
「効率性」だけではない価値を重視すること、です。

 

本業と直接関わりそうな内容って
ほっておいてもいつか取り組むことになります。

 

 

 

…ですが、それだけだと
発想やアイデアが出てくる幅が狭まってしまうのです。

 

 

個人のキャリアアップにも「両利きの経営」を!

 

 

経営学の世界では
「両利きの経営」が言われています。

 

これは自社の強みや専門性に通じる側面を
徹底的に研究する(知の深化)だけでなく、

これからイノベーションが狙える領域・
自社の強みを別の領域に活かせる分野を
研究していく(知の探索)ことを重視する発想です。

 

☆『両利きの経営』の詳細とお求めはこちら↓

 

 

私の場合ですと
社会人の方、
特に看護師の方に向けての大学院進学のアドバイスが「専門」なので
その方向性を徹底的に研究・分析するのが
「知の深化」に当たります。

 

でも、これだけだと
万が一ですが

「AIを用いることで
大学院進学のアドバイスを
格安で行えるようになりました!」

というサービスが出てきた場合、
私の仕事が立ちいかなくなる可能性があります。

 

 

なので、「知の深化」だけではなく
自身の専門を広げられるような「知の探索」も
行っていくべきなのです。

 

右手だけでなく、左手も鍛える!

 

ムリヤリな例で説明します。

 

自分が得意とし、
実際に効果が出ている部分を「右手」とすれば、

まだそんなに得意ではなく、
効果が出ているわけではない部分である
「左手」のほうも鍛えていくべき、なのですね。

 

 

こうやって右手・左手両方を鍛える
「両利きの経営」が重視されている次第です。

 

(なお、この説明は左利きの人を
揶揄する説明ではありませんので
ご理解のほどを…。

ちなみに私、箸・ハサミ・歯ブラシ・スマホは左利きです)

 

 

たとえば大手企業のアマゾンなどでは
本業にあたるネット通販を「右手」とすれば
無人コンビニやその他サービスという「左手」も
鍛えているわけですね。

 

専門の幅を広げよ!

 

「両利きの経営」というものを
はたして個人に落とし込んでもいいものかどうか、
という疑問はあるものの、

「自分の専門性を鍛える」という「知の深化」と
「専門の幅を広げていく」「知の探索」の2つを行う大事さは
キャリアアップを考える上で有効だと思うのです。

 

 

 

なぜかというと、
たとえば自分が「専門」とすることだけ極めていっても
あまりオリジナリティが出てこないからです。

 

たとえば、私が林業をやっているとして、

「木を切るのが得意だから
このスピードをもっと高め、
もっとキレイに切れるようにする」

と考えるのは「知の深化」にあたります。

 

ですが、これだけだと
全自動で木を切ってくれて
納品まで機械が行うようになったら
「不要」となる技術です。

 

 

実際、そういう機械はもう動いています

 

(↑この動画、はじめて見た際はホント衝撃でした)

 

 

 

そうなると、もはや「速く木を切る」方向性で
専門性を磨いても「無意味」となるかもしれないのです。

 

 

 

…であればたとえば情報発信の力を高めたり、
マーケティングを学んだりすることで

「自社で作った木材の価値をお客様に直接お伝えし、
全世界から発注があるようにする」

ほうが会社の幅を広げることが出来ます。

 

 

 

こういう点で「知の探索」が必要なのだ、
と思うのですね。

 

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

個人のキャリア形成も「両利きの経営」を。
自分の専門性を磨くだけでなく、
違う領域も学んで視野を広げる! 

 

 

 

力仕事は苦手です…。

 

 

今回、チェーンソーなどの使い方を教わった澤谷さん。

 

実は私が起業する以前から繋がりがある方です。

 

今回、チェーンソーのエンジンがかからなかったり、
切るのに試行錯誤してどんくさかった私を
ニコニコしながらアドバイスしてくださいました。

 

ありがたいことだな、
と思いつつ操作法を学ばせていただきました。

 

 

このあと、このチェーンソー体験を動画にしましたけど、
見てみるとまあ「ブザマ」ですね(笑)

 

仕事柄、私は「首から上」しかほぼ使わない仕事なので
力仕事・肉体労働をさせるとホント役立たずなのです。

 

 

「ふだんやらないこと」のなかに「知の探索」のヒントがある!

 

 

…でも、こういう「ふだんやらないこと」のなかに
自分の「知の探索」をするヒントがあるように思います。

 

 

ちょうど以前も
パラグライダーをはじめて体験した内容を
記事と動画でまとめていますが、

ふだんやらないことをするなかで
自分の専門性を広げるチャンスがあるように思うのです。

 

 

なので、キャリアアップの方向性を考える際は
自身の「専門性を磨く」方向性だけではなく
「専門性を広げる」方向性も考えてみるのはいかがでしょうか?

 

 

自身の「専門外」の大学院に行くのもアリ!

 

大学院進学を考える際も、

「看護師だけど、あえてMBAを目指す」

「理系の視点を活かし、
公共政策大学院に行って地域活性化の方向性を
数学モデルで明らかにしたい」

など、自身の専門を広げる方向性で
大学院を考えることもできるのです。

 

 

 

今回の内容が
あなたのお役に立てれば幸いです!

 

(「チェーンソー体験がなんの専門に役立つんですか?」
というご質問、
今はなさらないでいただけると嬉しいです…

 

 

ではまた!


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