試験当日こそ「装い」で全てが決まる!末廣徳司さん『装いの影響力』を読んでみて。

今回のポイント
人は見た目が9割。
見学の際も面接の際も、
「どんな服を着ているか」意識を忘れずに!

 

見た目で損しているヤンキー。

 

最近読んでいて
ハマったマンガがあります。

 

それが
『通りがかりに
 ワンポイントアドバイスしていくタイプのヤンキー』
というマンガです。

 

 

…タイトルだけ聞くと
「なに、それ?」
みたいなマンガですが、

中身を読むと「まさにそのとおりだな」と思える
マンガとなっています。

 

 

 

主人公・桜井さんは見た目こそ
いかついヤンキースタイルな人ですが、
実はめちゃくちゃ優しくて
知識も豊富という「ギャップ」が大きいです。

 

例えば、試合でレギュラー選抜に落ち、
サッカーボールをムシャクシャして蹴り上げた
小学生のボールが
桜井さんに命中してしまいます。

 

 

試合後なので、
服装も泥だらけ。

 

「あっコレ死んだわ」
(めっちゃキレてる…)

そう思っていたときに

「大事に使ってるボールだろ?
そんな相棒に八つ当たりは
やめときなね」

とやさしく注意をします。

 

それだけではなく、

「泥汚れは乾かしてから
スクラブ洗顔料でもみ洗いすると
しっかり落ちるよ」

と泥汚れの落とし方の
「ワンポイントアドバイス」もしていくのです。

…こういうストーリーが続き、
いつしか「見た目が怖いけど優しい桜井さん」を
慕う人たちが次々増えていくという
ストーリーです。

 

 

 

思わず一気に読んでしまったマンガですが、
気になるのは

「この主人公、見た目でめっちゃ損している」

ということ。

 

たしかに「ギャップ」があるのは
印象深いかもしれませんが、
第一印象で損をしているなあ・・・と
読んでいて心配になってくる
マンガとなっています。

 

 

このマンガを読んでみると
「人は見た目で判断しがち」
「見た目で損する人も多い」
ことをイヤでも実感してしまいます。

 

 

ブログ仲間・スエさんの新著!

 

見た目。

 

私も気をつけないとな…と思うことが多く、
あれこれ本を読んで今勉強しているところです…。

 

 

「見た目」や「装い」を学ぶ上で
さいきん私は

『15000人のエリートを指導してわかった
装いの影響力』

という本を読みました。

 

これ、実は私のブログ仲間にもあたる
末廣徳司さん(スエさん)の著作なんですね〜。

 

 


(今月出版された本。
 なんと早くも重版決定だそうです・・・!)

 

 

スエさんは
「日本で唯一の経営者専門スーツ仕立て屋」である
イルサルトを経営なさっています。

 

経営者のあるべき「姿」をイメージし、
それにつながる「装い」を
オーダーメイドの形で提案する。

 

 

スーツを売るのではなく
「経営者の目指すイメージ」の実現を
一緒に提案するアドバイザーとして活躍なさっているのが
印象的です。

 

 

「ズボンプレッサーを使うな!」

「腕まくりをするなら
イタリア人式に【袖を半分に折って3回だけ】」

 

…などなど、
ビジネススーツの着方を
バッチリ学ぶことができる本となっています。

 

 

かくいう私も
ちょうど1年前 スエさんのところで
スーツを作っていただきました。

 

「フジケンは知性をイメージする
【水色】を入れたらええ」

などとアドバイスしてくださいました。

 

スエさんに作ってもらったスーツは
講師として登壇する際
まいかい活用しています。


(CS放送のテレビに出演した際も着ているのがこの服です)

 

 

単なる若造の私ですが
スーツで説得力も増えたように感じています。

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

人は見た目が9割。
見学の際も面接の際も、
「どんな服を着ているか」意識を忘れずに! 

 

 

「装い」がダメだと、全部ダメ。

 

 

「装い」の大事さが
改めて伝わってくるのがスエさんの本の
いいところです。

 

「「肝心なのは中身だ!」という人に限って、
中身が全然よくない」(28頁)

「外見こそ一番外側の中身である」(30頁)

 

こういう指摘を聞くと、

「ああ、ちゃんとした服装をしないとな…」

という思いになってきます。

 

 

面接試験も「装い」で全てが決まる!

 

 

この「装い」、
大学院受験においても極めて重要です。

 

 

試験担当者は意外なほど
その人の「装い」を見ているものです。

 

 

たとえば大学院の説明会の際の服装はもちろん、
研究室訪問時の服装、
さらには面接試験の際の服装など、
口に出さなくても見ているものです。

 

 

ポイントは統一性。

 

 

ポイントとなるのは「統一性」ですね。

 

これ、ふだんスーツでない職業の人に
多いんですけど、

試験当日に
「スーツにスニーカー、
肩にはリュックサック」
なんていう装いで会場に行ってしまう人が時折いるんです。

 

 

 

他にもベルトと革靴の色が一致していなかったり、
面接試験なのに白い革靴で行ってしまったりするなど

「らしくない」

印象を面接者に与えてしまうことが
あるのです。

 

 

試験当日「だけ」ごまかしても意味がない!

 

 

私も受講生の方との講義の際

「面接にはどういう服装でいきますか」

という話をします。

 

その際、意外と適切なカバンを持っていなかったり、
革靴がぼろぼろだったりするケースがあったりします。

 

 

これは私の持論ですが
試験当日「だけ」装いを整えても
試験には対応できません。

 

 

 

特に、久々にスーツを着た場合

「なんだか苦しくて気になってしまう…」

こともあるからです。

 

 

なので面接試験だけではなく
大学院の説明会や研究室訪問、
それ以外の日常の用途でも試験当日の服装を使い、
慣れていくことが大事だと思うのですね。

 

(ふだんスーツで仕事している人は
普段どおりで構いませんが、
その際は「クリーニング」を
適切なタイミングで挟むのがポイントです)

 

 

…まあ、私が受講生の方にアドバイスしているのは
けっこうスエさんの「受け売り」なのですが…笑

 

 

ともあれ、試験当日「だけ」
装いを考えるのではなく、
ふだんから試験当日を想定した「装い」を
使ってみるのをオススメしますよ!

 

 

ではまた!


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