大学院受験の英語対策も「急がば回れ」。
英語がニガテなら
「ときには中学レベルからやり直す」決意を!
目次
英語がニガテでも大学院に合格できる!
「大学院に行きたいんだけれど、
英語がニガテ…」
大学院合格を左右する
「英語」の試験。
大学院によっては
「英語の点数が一定以下なら
問答無用で不合格」
というところもあります。
(社会人入学の場合
英語がないケースもあります)
だからこそ、英語、力を入れていきたいですよね!
でも、
「大学院に行きたいんだけれど、
英語がニガテ…」
という方もいらっしゃると思います。
そのため今日も
大学院受験「逃げ切り」英語対策法をお伝えします!
基礎からやり直すのが合格への近道。
ここまで、
大学院受験の英語の試験対策について
見てきました。
今回お伝えしたいことはただ1つです。
それは英語は「基本からやり直す」ことが
重要、ということです。
「急がば廻れ」ということですね。
下手に難しい文章を無理やり読むよりも、
まずは文法の基本から復習をすることが必要です。
そうすると、
たとえば試験当日難しい英単語が出ても
基礎さえ出来ていれば
「ここはこういう文章構造なので、
おそらくはこんな意味ではないか」
と推測できます。
おまけに大学院入試の
長文読解では
それほど複雑な文法知識がなくても
読めることがほとんどです。
だからこそ、
基礎的な読解力があれば
あとは専門分野の「単語力」増強で
「なんとかなる」のです。
具体的にやり方をお伝えします。
英語が根本的に理解できていない場合は
「中学生用の教材」「高校生用の教材」を
1冊でいいのでやってみることです。
特に、これまであまり真剣に
英語を勉強してこなかったというケースでは
中学生向け・高校生向け教材から取り組んでみることで
力が高まることもあるのです。
勉強に見栄は禁物!
ただ、こういうアドバイスをすると
「中学生や高校生用の教材を使うなんて
なんだか恥ずかしい…」
方もいらっしゃるかも知れません。
また
「大学院受験を目指すのに、
わざわざ中学や高校の復習から始めるのは
馬鹿げているのではないか」
という人もいるかもしれません。
ですけど、
そのレベルからやり直したほうが
結果的に英語力を高めることができるのです。
『ビリギャル』も中学レベルのやり直しからはじめて慶應に合格した
映画にもなった『ビリギャル』という本を
覚えていらっしゃいますでしょうか?
ビリギャルこと小林さやかさん。
最終的には現役で慶應義塾大学文学部に受かっていますが、
受験勉強初期は
「アルファベットはなんとか分かる」
レベルだったそうです
(ほかにも「聖徳太子」を女性と思っている、など…)。
このレベルで
「大学受験の参考書」に最初からムリして取り組んでも
なんにも理解なんかできないはずです。
だから、ビリギャルにおいても
中学レベルのやり直しから
進めていったのです。
自分の適切なレベルからやり直す!
前回の記事で
「まずは大学院の過去問を入手しよう」
という内容を書きました。
入手の仕方も書いています。
もし大学院の過去問を解いてみてイマイチ
理解ができない場合、
自分の適切なレベルの教材から
勉強し直すことです。
それこそ「ビリギャル」のように
中学レベルから始めてもいいわけです。
オススメ!中学レベルからのやり直し問題集
私がおすすめする
「中学レベルからやり直す」際に使える教材はこちらです↓
☆『くもんの中学英文法―中学1〜3年 基礎から受験まで』
☆『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』
こういった本で
一度中学レベルから英文法を学びなおしてみると
あとが楽になります。
(注 英語力の基礎がある方はこの段階は飛ばし
大学受験の参考書を見ていただければ幸いです)
ここがOKなら、
次はこういった問題集で文法・読解の基礎を
磨いてみてください↓
☆『基礎英文解釈の技術100』
☆『英語長文問題精講』
特にこの『基礎英文解釈の技術100』は
英文に[ ] や「 」などの記号を書き込み
「どこまでが主語で、どこが動詞か」
を読み取る際めちゃくちゃ役立ちます。
特にこの力は
英文和訳が求められる大学院に行くためには
必須です。
実際に問題文に記号を書き込んだ上、
「全訳」してみることでキチッと英文を読む力が
鍛えられるのです。
☆問題を解くときはこちらの内容も参考にしてみてください↓
これらに取り組んだあとは『速読英単語 必修編』で
長文を読む練習をしつつ
単語力を鍛えていくのが基本、と言えますね!
☆『速読英単語必修編』
今回のポイント
今日のポイントです。
英語がニガテなら
「ときには中学レベルからやり直す」決意を!
「大学院に行きたい」と少しでも思ったら、まずは英語の学習から!
いかがでしょうか?
英語学習には
「見栄」は禁物です。
ムリして理解もできない
難しい問題集を取り組むくらいなら
まずは基礎的な内容から進めていくのが
ポイントとなります。
この英語学習に関しては
とにかく「時間」がかかってしまうこともあるので
「大学院に行きたい!」
と思った場合
まずはともかく英語からはじめてみるのが
オススメです!
あなたの学習のお役に立てれば
幸いです。
次回も「逃げ切り」英語勉強法をお伝えしますね!
ではまた!
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