「学生は早く社会へ出よう!社会人はもう一度学校へ戻ろう!」学生時代のインターンシップで学んだこと。

大学院生時代、
インターンシップであるコワーキングスペースの
運営を手伝っていました。

そのとき、経営者の広瀬さんから

「学生は早く社会に出た方がいい」

と常々言われていました。

 

今から思うと、あの教え、
すごく有効だったなと思います。

 

今回はそういうお話です。

フジモトが独立したきっかけ

「フジモトさんはどういうきっかけで
 独立して塾をはじめたんですか?」


時折ご質問いただくことがあります。



私は大学-大学院を経て高校教員になり、
いまでは社会人の大学院受験対策塾を
経営しています。

独立しようと思ったきっかけは
あれこれありますが、
かなり大きいのは大学院生時代の
企業インターンシップの経験でした。


イベントでたまたま知り合った方が
自分でコワーキングスペースをはじめたので
そのお手伝いをすることになったのです。

その方は広瀬さんという方です。

コワーキングスペースでのインターンシップ時代

広瀬さんは
東京・水道橋でコワーキングスペースを
ひとりで起業したばかりでした。

当時、私は学生であり、
アルバイトなどの経験はありましたが
通常の仕事のインターンシップに行くのは
初めて。

最近は就活サイトなどでの
インターンシップ募集が増えていますが、

私の場合は広瀬さんから誘われて
そのまま週に何度か
コワーキングスペースの運営を

手伝うことになったのです。

コワーキングスペースの掃除や
利用者対応などのほか、
コワーキングスペースの宣伝活動など
あれこれやらせてもらったのが懐かしいです。

インターンシップに行ったら人生が変わった!

このコワーキングスペースでのインターンシップが
自分の人生を変えることになりました。



当時私は学生(大学院生)だったので
「社会に出る」というイメージが
イマイチ掴めていませんでした。

また、「起業家」「フリーランス」という人が
どういう人たちかも知っていませんでした。

いまでこそコワーキングスペースは
一般的になってきましたが、
当時(10年以上前)はコワーキングスペースが
日本でできたばかりの時期。

広瀬さんのコワーキングスペースには
起業家・フリーランスの人が
たくさん集っていました。

インターンをしているスタッフとして
そういった方々と関わるうちに

「へ〜、起業って面白そうだな」

と思うようになったのです。

その時の経験があるからこそ、
高校教員を経て自分で塾を開くことに
繋がりました。



インターンシップ時代に
起業家・フリーランスの人たちと関われたのが
独立のきっかけとなったのです。

もちろん、
ひとりでコワーキングスペースを創業した
広瀬さんの生き方に触れたことも大きいです。


広瀬さんのところには
かれこれ半年間インターンシップに行っていました。


修士2年生の後半、
ずっとお世話になっていたのです。


(修士論文を書いたり、
 遅ればせながらの就職活動をしたりで
 バタバタな中 よくやっていたものだと思います…)

「学生は早く社会に出た方がいい!」

穏やかな表情で、
基本的に冷静沈着な広瀬さんは

「学生は早く社会に出た方がいい」

とよく話していました。

「ただ大学にいるだけだと
 あんまり学びにならないし、
 社会に出るイメージが持てない。
 だからフジモト君も早く社会に出たほうがいいよ!」

スタッフとして働きながら
広瀬さんからよく言われていたのです。

実際、広瀬さんのところで
スタッフを務めていると、
大学院にいるよりも学びが多かったですね。

いろんな考え方をしている人の存在を知れましたし、
社会人としてのルールやマナーも
実感することが出来ました。


(「了解しました」と言って
 「それは正しい敬語ではない」と
 怒られたのもこのインターンシップ中の経験。
 良い学びになりました)


修士論文の方向性で行き詰まっていたとき、

「あ、原稿のあの部分、
 この理論と組み合わせたらいいんじゃないか」

と気づいたのも
コワーキングスペースでスタッフとして
掃除をしていたときでした。

社会人と関わる中で

「もっと勉強しなきゃいけないな…」

という思いにもなりました。

学生は早く社会に出た方がいい。
社会に触れたほうがいい。


広瀬さんのセリフを
いまの私も実感しています。

今回のポイント


学生は早く社会に出た方がいい。
社会人はもう一度学校に戻った方がいい。

広瀬さんのセリフに付け足すと。

広瀬さんのセリフ、
さらに付け足せるように感じています。

それは
「学生は早く社会に出た方がいい。
 社会人はもう一度学校に戻った方がいい」
というセリフです。



学生は社会がどういう場所か知ることで
結果的に大学での学習にも力を入れることが出来ます。

社会と関わることで
学びが深くなるのです。


一方、社会人はどこかの時点で
学校に戻ったり
何かのセミナー・スクールに行ったりして
学び直したほうが
仕事の専門性を高めることが出来ます。

学校に戻ることで
自分の仕事のスキルも深まるのです。

つまり、
学生は社会人のように取り組むべきですし、
社会人も学生のように取り組むべきなのですね。


学校も仕事も両方を経験することが
自分の成長につながっていくのです。

社会人こそ学校へ戻ろう!

さて、
私はいま自分で塾を経営しつつ
北大の大学院に通っています。

今月7月は前期の授業で
あれこれ課題が出ている時期なので
仕事もしながらレポート課題も行うのは
なかなか大変です。

でもその分 力がついているように思いますし、
仕事の成果にもつながっているように思います。


学生は早く社会に出た方がいい。
社会人はもう一度学校に戻った方がいい。

この大事さを日々実感しているところです。

社会人こそ
学校で学び直してみるのが
おすすめですよ!


ではまた!


☆メルマガ登録後1通目が届かない場合はこちらをご確認ください。
メールが届かない場合

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください