あなたがムダに傷ついているだけ?!相手にグサッと来る一言を言われた時に考えるべき発想法とは?

今回のポイント
ひょっとしたら自分が勝手に傷ついているだけ?!
相手になにか言われた際、
【行動】への発言か【人格】への発言か、
一度考えてみる!

 

悩みの9割は人間関係が原因!

 

コロナが猛威を奮っていますが
まもなく4月で新年度。

 

 

新たな人間関係が始まるという方も
多いかもしれませんね!

 

 

そんな時、
問題になるのが「人間関係」です。

 

 

以前、『悩みの9割を消す技術』という本を
読んだことがあります。

 

 

 

この本では

悩みごとの9割は
「人間関係」が原因である、

と言い切っています。

 

 

逆に言えば、
人間関係の悩みが少しでも軽減すれば、
悩みの総量もグッと少なくなるということです。

 

日本語の構造が「人間関係」の悩みを生んでいる?!

 

人間関係の悩みを解消するコツは
「日本語の仕組み」に注目することが
まずスタートとなります。

 

 

日本人の多くは
人間関係で悩んでいると言われていますが、

日本人が人間関係で悩むのには
日本語の構造にも
理由があるようです。

 

 

それは何かというと、
日本語は「主語」を言わなくても
意味が通じる分、

「主語」をともすれば
あいまいに言ってしまうことが原因です。

 

このことが、
「人格否定」に感じやすいという
日本語のデメリットにつながっているのです。

 

「ここダメだよ」という言い方の注意点

 

例えば、

「ここ、ダメだよ」

と書類を指差しつつ
書類修正を依頼したとしましょう。

 

これ、指摘した側からすると、

「この部分だけ直してほしい」

と伝えたようにしか見えません。

 

 

つまり、書類の文章を直してほしいという
【行動】について指摘しているように
認識しています。

 

日本語では【人格】否定に聞こえやすい!!!

 

…ですが、日本語の場合、

「ここ、ダメだよ」

というセリフは

「あなたはダメだ」

という【人格】否定に聞こえやすいのです。

 

 

単に書類の不備を行っているだけなのに、
「あなたはダメ」
と【人格】否定をしているようにとられてしまう。

 

 

これが日本語で注意すべき点なのです。

 

 

 

でも考えてみたら、
こういう場面って多いです。

 

「ここ、ダメだよ」

「これは良くない」

「何度ミスをしているんだ!」

 

言っている本人は
文章や仕事上の【行動】だけを
注意しているように見えます。

 

 

…ところが、
言われる側はそう解釈しません。

 

【行動】ではなく自分の【人格】自体を
否定されたように感じてしまうのです。

 

 

悩みを消すために、行動と人格を区別せよ!!!

 

『悩みの9割を消す技術』という本は
【行動】と【人格】を区別することを
伝えていました。

 

 

これを知っていると、
人間関係が
ちょっと楽になります。

 

 

 

これを知ることで、
相手になにか注意されたとき、

「いま、【人格】を否定されたように感じて
ちょっと傷ついてしまったけど、

よく考えたら相手は
【行動】について指摘しているだけではないか」

と考える余裕が生まれるのです。

 

 

自分が勝手に傷ついているだけ?!

 

…こう考えると、
相手に【人格】を否定されたと、
自分が勝手に「傷ついて」
しまっているだけかも

しれない、
と気付けます。

 

 

すると、少しは人間関係が
ラクになるのです。

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

ひょっとしたら自分が勝手に傷ついているだけ?!
相手になにか言われた際、
【行動】への発言か【人格】への発言か、
一度考えてみる!  

 

心が傷ついたとき、まず考えるべきこと。

 

相手に注意された際、
【行動】についての注意なのに、

「ああ、めっちゃ傷ついた…」

とムダに落ち込むことがあります。

 

相手は【行動】について言っているだけなのに、
こっちが【人格】について言われたように
感じてしまうのです。

 

 

だからこそ、相手の一言が
グサッと来たときは

 

「これは【行動】について言っているか、
それとも【人格】について言っているか」

一度考えてみることをオススメします!

 

 

かくいう私も、
以前は人の一言で
ムダに傷つくことが多かったのですが、

【行動】と【人格】を意識するようにしてから
だいぶ人間関係がラクになりました。

 

 

自分から相手になにか言うときも、人格と行動を区別すること!

 

ここまでは相手から言われる場合を考えてきました。

 

 

最後に、自分から相手に何かを言う場合も
考えてみましょう。

 

 

自分が相手に何かを言うときも、
【人格】に対して注意していると
誤解されないようにすべきです。

 

一度褒めてから指摘するテクニックを使え!

 

その時のコツは

「一度相手を褒めてから伝える」

ということです。

 

 

例えば、こんな具合に↓

 

「○○さんはいつも仕事、頑張っていますね。

その頑張りを見ているからこそ、
この書類のこの部分、
計算ミスをしているので
惜しいなと思うんです。

だからこの計算だけもう一回書き直して
書類を再提出してください」

 

 

 

一度「いつも頑張っていますね」と
相手を褒めています。

 

 

先に褒めていたら、
【人格】を否定しているとは
思われにくくなります。

 

 

だからこそ、そのあと
【行動】について指摘しても
【人格】否定とは思われにくくなるのです。

 

 

 

…さあ、いかがでしょうか?

 

 

新たな人間関係が生まれる時期、
どうせなら相手といい人間関係を作りたいものです。

 

 

そのために、
何かを伝えるときは
【行動】と【人格】を区別して行くことが
必要です。

 

 

そうすると、
ムダに自分が傷つくことも、
反対にムダに相手を傷つけることも
なくなるはずですよ!

 

参考になれば幸いです!

 

ではまた!

 

☆どうでもいいんですが、
『悩みの9割を消す技術』の内容を
ネットで調べ無意識にサイトを開いたら

見つかったのは自分の過去ブログの記事でした 笑
こんなことってあるもんですね〜。

田中ちひろ, 2013, 『悩みの9割を消す技術』ダイヤモンド社。


☆メルマガ登録後1通目が届かない場合はこちらをご確認ください。
メールが届かない場合

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください