「もう少し落ち着いたら」だけではなく「もっと勉強してから始めよう」にも注意を!

「もっと勉強してから始めよう…」

ついつい言いがちですが、
勉強って理論上「やり終える」ということがありませんので

ほっておくといつまで経っても
取り組めないままになってしまいます。

取り組みながら学ぶ姿勢が重要ですね!

今回はそんなお話です。

「拙速主義」の記事にコメントを頂きました!

先日、「拙速主義」の大事さについて
ブログで書いていました。




「もう少し落ち着いたら勉強しよう…」
と言っていても、
何もかもが片付き「落ち着く」ことは
ほぼありません。


だからこそ、
「もう少し落ち着いたら」を禁句にし、
「きょうからとりあえず始めていく」
ことの大事さをお伝えした記事となっています。

この記事に対し、
うちの塾の受講生の方が読んでくださり
感想を寄せてくださいました!


「拙速主義についてのブログ、 
 なんというか、
 ものすごく感銘を受けました」

「大学院受験の勉強も
 まずやってみよう、という思いになりました」


率直にそうお話しいただき、
私も嬉しくなりました。

拙(つたな)くてもいいから行動を!

何かを始める時、
「落ち着く」のを待っていれば
その分スタートが遅くなります。



一日でも早く取り組めば
その分チャンスも得られるのです。



だからこそ
たとえ拙(つたな)い内容でもいいので
さっそく行動するという
拙速主義が重要なのです。

「勉強のしすぎ」にも注意を!

さて、この時注意すべきは
「勉強のしすぎ」問題です。


新しいことに挑戦する時、
「もう少し落ち着いたら」と同時に言いがちなのが

「もう少しちゃんと勉強してからやろう」

というセリフです。

資格試験もそうですし、
大学院受験も、
またブログやYouTubeなども

「もう少しちゃんと勉強してからやろう」

と思ってしまう事が多いです。


勉強って
やり終えるということが
理論上ありません。

学ぶほど学ぶべきことは
次々増えてきます。

なので
ちゃんと勉強してからやってみようとしていると
やらないままで時間が過ぎてしまうのです。

たとえば、

「もう少し勉強してから
 YouTubeをやってみよう」

と言っていると、
いつまで経っても何もできないのです。



であれば
たとえ不格好でもいいから
「とりあえず始めてみる」ほうが
よっぽど価値的です。


とりあえずやってみると、
あれこれうまくいかなかったり
失敗したりします。



反面、意外とうまくいくこともあります。



一度軽く試してみると
コツのようなものも掴めてきます。


勉強するのは一度取り組んだ後に
「もっと上手にやるにはどうしたらいいか」
「どうやったらうまくいくか」
を考えてからでも遅くないのです。

今回のポイント


「もう少し落ち着いたら」同様に
「もう少し勉強したら」にも要注意!
走りながら学ぶ姿勢が自分を変える!

勉強を「目的」にしていませんか?

大学院受験の塾を経営している私がいうと
変な感じがするかも知れませんが、
「勉強する」ことだけが目的になるのは
けっこう問題です。

勉強というのはあくまでも
自分がよりよくなったり、
困っていることを解決したり、
自分の夢や目標を達成するために取り組むべきものです。


あるいは
勉強したことを誰かのために役立てたり
社会に貢献したりするために
やるべきものです。


ところが「勉強する」ことだけが目的になると
もはや自己満足にすぎなくなります。

「勉強すること」が目的になってしまうと
何も行動に移せなくなってしまうのです。



YouTubeの作り方・編集の仕方を
いくら学んでも
実際にYouTube投稿をしないなら
まったく役に立ちません。


…けっこう日本人って
真面目な人が多いので
「もっと勉強してからやります」
と勉強することだけが目的化しがちです。


その発想を乗り越えて
「とりあえず始めてみる」
「やりながら勉強する」
姿勢を大事にしてみてくださいね!

(大学院受験も、
 「専門テーマをガッツリ勉強してから
 受験する」というよりも
 「研究計画書を書きながら専門テーマを学ぶ」
 という同時並行のほうが効果的ですよ!


ではまた!


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