知らないと損する!大学院受験【説明の流れ】の基本

今回のポイント

大学院は「お任せ」ではNG!
自分の研究したい内容を明確に!

先週土曜が北大大学院入試本番でした!

先週の土曜日が
私の大学院受験当日でした。


面接のなかで
面接官からあれこれ質問されるのを聞いていて


「そうそう、
 大学院入試って
 こういう流れだよな…」

と改めて実感をしたことがあります。


それが
大学院入試の際に心がけるべき
【説明の流れ】です。

この流れを知らないと
面接官の反応が
悪くなってしまいます。


そんな【説明の流れ】について
今回説明をしていきますね!



知らないと損する!大学院入試説明 基本の流れ





大学院受験の際、
基本的には
次の流れを示すことが
求められています。


「私は〜〜〜を研究したいと考えている。
 そのため、これまで〜〜〜の部分まで進めてきた。

 しかしながら、〜〜〜の点で自分には不足がある。

 そのため、貴学で〜〜〜を学ぶことで
 〜〜を行っていきたい。
 それにより〜〜〜の点で貢献していきたい」


これは何かというと
次の5つを
順番に示していくことを意味します。




(1)「自己の研究テーマ」を
すでに持っていることを示す
(何を研究したいか明確である)

(2)「すでにここまで取り組んだ」
という実績や取り組みがある

(3)「しかしながら、〜〜〜の点では自分に不足がある」
という現状分析をしている

(4)「そのため、貴学で〜〜〜を学ぶことで
 〜〜を行っていきたい」
 という方向性が明確であることを示す

(5)その内容がどういった点で
役に立つか(貢献できるか)を示す

…この5つの段階です。



看護師の受験の例




例えば看護師の方が
自分が関わっている がん看護について
研究をしたいと考えたとします。

先程の流れに当てはめると
次のような説明をすることが
求められています。


(1)「私はがん看護について、
看護師が患者といかに声掛けをしているかに
着目して研究をしていきたいと考えている」

(2)「これまで、院内の看護研究で
こういった内容を研究してきた」

(あるいは
 「研究実績はないものの、
 がん看護において看護師が
 どう患者に声掛けをいているかについて
 ○○という論文や〇〇という論文を読んで
 研鑽をしてきた」)

(3)「しかしながら、
独学で行なうにあたり
研究スキルが不足していることを
痛感している」

(4)「貴学の○○教授は
私の研究テーマに造詣が深く、
○○教授のもとで学ぶことで
自身の課題を解決していきたい」

(5)「研究のなかで
今後の看護師が患者に接する姿勢を
研究することで
今後の看護師教育の分野で貢献していきたい」



こういった(1)〜(5)の流れとなります。

「なぜ目指すのか」が明確になる!

この5つの流れを示すと
「なぜ大学院を目指すか」
「何をしたいか」
「入った後どう役立てたいか」
などが明確に伝えられるのです。


この【説明の流れ】、
志望理由を書く際や
研究計画を考える際にも役立つほか
面接で話す際にも役立つので
使えるようになりたいですね!


大学院は大学・専門学校の延長ではない!

なお、
たまにですが
大学院を大学や専門学校の延長だと
考える方がいらっしゃいます。

大学や専門学校のように
入ってイチから知識を学び、
何をしたいのか考えていく。

こういう姿勢では
待っているのは不合格なのです。



基本的には大学院は

「自分ひとりで研究テーマを深めていく」

という側面が大きいです。



ざっくりとでもいいですし、
もっと言えば「適当」でもいいので

大学院で何を研究したいか、
そのためにいままで
どんな取り組みをしてきたか、
自分に不足している点はどこか、


を考えるようにしてみてくださいね!

今回のポイント


大学院は「お任せ」ではNG!
自分の研究したい内容を明確に!

一緒に考えていきませんか?

 

こういう「自分の研究したいテーマ」を
見つけるには
基本文献を読み込むことも必要です。

また、
いま研究されているテーマ・
いま社会で求められているテーマとの
整合性も必要となります。

そのため、
研究テーマ決めって
なかなか難航することが多いのです。


そんなテーマ決めのお悩みなど、
うちの塾では
一緒に取り組むことができますので
どうぞよろしくおねがいします。



お役に立てましたら幸いです。


ではまた!


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