忘却を恐れるな!忘れる前提で大量インプットを!

「ああ、すっかり忘れている…」

勉強していて忘却を実感する時、ツラいですよね。

実は忘却力は要約力でもあります。

枝葉末節を忘れるからこそ
本質を把握できる側面もあるのです。

ポイントは忘却を恐れず大量にインプットすること。
そうすると本質を把握できますよ!


記憶力のなさで嘆いていませんか?

「ああ、けっこう忘れている…」

いくら勉強をしても、
ぜんぜん頭に入ってこない…。

学んだはずなのに
すっかり忘れている…。

こういうときって
ツラくなりませんか?

「自分は記憶力がない…」
と落ち込む人もいらっしゃるかも知れません。

忘却するフジモト

かくいう私も
けっこう忘れる方です(笑)

私は月3本ほど
書籍紹介の動画を友人と撮影しています。

昨年は
ライターの沢田石誠さんと
20数冊の本を動画で紹介してきました。



  ☆「名著を読み解く!」シリーズ
  

昨年末は、この20数冊の本を
振り返る動画を撮影しました。


タイトルを見ながら
どういう本だったか観ていくのですが、

なんと半分くらいの本は
内容が思い出せなかったのですね…。


「え、こんなタイトルの本読んだっけ?」

と思っていて手元の電子書籍を見ると
ちゃんと線やコメントを書き込んでいるのに
気づきます…(笑)

ただ、そんな本でも
沢田石さんと話していると

「ああ、こういう内容だった!
 この著者ってこういう考え方をしていた!」

と思い出すものなのです。

自分の記憶力が不安にもなりましたが、
根本的なことはちゃんと覚えていることに
安心した次第です。

忘却は役に立つ!

多くの人は忘れることに
ネガティブな印象を持っていますが、
私は「忘却」ってけっこう
有益ではないかと思っています。

それは「要約力」とは要するに
「忘却力」でもあるからです。


要約をする場合、
細かな内容に囚われていると
まとめられません。


思い切って
枝葉末節をカットするからこそ
本質が伝わるのです。

私、わりあい「要約」が得意、と言われるのは
適度に「忘却」できるから、です(笑)

本を読んで枝葉末節を覚えていても
正直あまり役立ちませんが、

枝葉末節を忘れてしまったほうが
本質は理解できるのです。


忘却を恐れず大量インプットを!

ポイントは忘れることを恐れず
「大量インプット」を意識することです。

読書などで大量に情報を得ていると
頭の中で情報が勝手に整理されます。


ある意味どうでもいい内容は忘れ、
本質的なところだけが
残っていくものなのです。


この際はネットで情報を読むよりも
じっくり本を読み込む形での
インプットの方がいいですね。


そうすると本の本質が残ってくるからです。



書籍って、
大事なことは形を変えて
なんども表現がなされるものです。


本を一気に読むと、
大事なことが何度も登場する分、
頭の中にも残りやすいのです。

だからこそ
忘れることを恐れず、
「大量インプット」を
意識してみてくださいね!

今回のポイント


要約力とは忘却力。
忘れることを恐れるな!

人間は忘却の生き物。


人間って、忘れる生き物です。


エビングハウスという学者の研究では
人間の記憶は20分で
58%も忘却してしまう、
といいます。


ということは
忘れて当たり前、と考えたほうがいいです。


むしろどうでもいい枝葉末節を忘れるからこそ、
本質がわかるようになります。

小論文に細かい知識は不要!

大学院受験の際の小論文試験でも
この発想は役立ちます。

小論文試験には
細かな知識はいりません。

「●●という研究者は
 〜〜〜という内容の理論を指摘している」

などと概要だけ知っていたら
それだけで書ける問題も多いのです。

この大雑把な内容だけ思い出せれば
それでいいのです。

(よく知らないことなら深く書かず
 あっさりまとめておけばそれでOKです)

今日のまとめです。

 

忘れることを恐れず、
「大量インプット」を心がけてみてくださいね!


ではまた!


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