勉強するほど不安が高まるという逆説。不安に耐えつつ勉強を!

今回のポイント

勉強すればするほど不安も増える。
不安に耐える力を大切に!

大学・大学院受験の小論文対策は「テーマに関する文献」を読み込むこと!

うちの塾には
高校生の方も通塾なさっています。

主として、大学受験の小論文利用入試の対策として
通塾なさっている方が多いです。

高校生の方にも
私は社会人の大学院入試同様のアドバイスを
差し上げています。

それはできるだけ
【テーマに関する本を読み込んでいくこと】、
というアドバイスです。

ちょうどいま、
生物系に関する学科を受験したい高校生の方が
お越しくださっています。

その方と新書を始め
生物学に関する書籍を
一緒に読むようにしています。

読んでみると知らないことが多く、
私自身たいへん勉強になっています。

学ぶほど不安が増えるという逆説。

さて、その方が講義の中で
こういう話をなさっていました。


「いろいろな専門書を読むと、
 全然自分が生物学について
 知らなかったことに気づいてきました。

 なので、何を面接で話したらいいか
 わからなくなってきます…。

不安も大きくなってきます…」

こういった内容のお話です。

勉強すればするほど
知らないことが出てきて
面接で何を話したらいいかわからなくなる…。

そういったご相談でした。

これ、個人的には
大変「良い状況」だと思っています。

それは勉強することで
これまでの自分と違う知識や視点を
身につけることができている現れだからです。

勉強するほど、自分の無知に気付く!

読書をして勉強するほど、
逆に自分がいかに物を知らなかったか
気付くようになるのです。

なので勉強して自分の自信がなくなったり、
不安になったりしても
落ち込む必要は全くありません。

いままさに勉強し、
自分の知識が深まっている証拠だからです。

(当然、試験までには
 いくつかの本の内容を比較・検討することで
 自分なりの視点を定めておく必要がありますので念のため

今回のポイント


勉強すればするほど不安も増える。
不安に耐える力を大切に!

勉強するほど「愚かさ」に気づく…。

よく「勉強するほど賢くなる」ということがありますが、
実際は「勉強するほど自分の愚かさに気付く」側面が
多いように思うのです。

まるっきり正反対の知識を持っていたことに
本を読んで愕然とすることがあります。

(ちょっと前に流行った
 『ファクトフルネス』を読んでも
 そういう気分になりますね)

勉強するのはある意味
いまの自分から成長・変化することでもあります。

変化するということは
自分の価値観や思考がぐらつく経験も
多く味わうことになります。

その意味で勉強するというのは
自分を不安定な状態にさせることと
同じなのですね。

不安に耐えつつ勉強をする!

だからこそ勉強する際は
この「不安」に耐える必要があると思うのです。

実際、大学院で修士論文を書く際には
大量に論文を読み込む必要がありますが、

読み込むにつれてさらにわからないこと・
不明確なことが増えていきます。

勉強というのは
究極的にこの不安と戦い続ける行為でもあるのです。

その先に見えてくるものを目指し
学び続けることが求められるのです。

なので冒頭に書いた大学受験生の方にも

「色々知識が増えてくると不安が多くなること」・

「そのなかでさらに学ぶことで
 自分独自の見方ができるようになること」
をお伝えしています。

勉強には不安なことも多いですが
「その先」を目指して取り組んでいきたいですね!

ではまた!