いいアイデアを見つけるには野球に学べ!




今回のポイント

合格するか成功するかも結局は確率。
確率が上がる行動を
数多く実行する!

アイデアを出すにはどうすればいい?

「なかなかアイデアが出ない…」

「どうやったらもっと
 いいアイデアが思いつくんだろう…?」

 

仕事や進学の際など
「アイデア」が求められることって多いです。

 

企画書を作るときや
研究計画書を作るとき、

はたまた大学院進学後に
レポートを書くときなど
「アイデア」を考えないといけない機会は数多いのです。

そのときにどうやったらいいか、
わからないことも多いですよね。

USJを建て直した森岡さんの本に学ぶ。

ところで、アイデアについて
非常に興味深い本を書いている方がいらっしゃいます。

それはユニバーサルスタジオ・ジャパンの
CMO(最高マーケティング責任者)にあたる森岡毅さんです。

 

 
  
森岡さんの
『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』
『USJを劇的に変えたたった1つの考え方』などを読むと
森岡さんのアイデアの「凄さ」を実感できます。

 

設備投資ゼロで最高集客を達成するには?

たとえば、です。

 

森岡さんが会社に入った際、
USJは集客が非常に低迷していました。

 

なんとか設備投資ゼロで
これまで以上の集客をしなければならない…。

 

そんな状況に森岡さんは追い込まれていたのです。

 

USJなどのテーマパークは
毎年なんらかの「新アトラクション」を作ることで
注目・話題を集めてお客さんに来てもらっています。

 

…ところが2011年は翌年以降
ユニバーサル・ワンダーランドや
ハリー・ポッターエリアを作るため
設備投資を他にかけられない状態でした。

 

要するに新しい設備を作れない年だったのです。

 

人を呼ばないことには
潰れてしまいます。

 

なんとかお金をかけずに
人を呼べないか…?

 

そこで思いついたのが
「ハロウィーン・ホラー・ナイト」なのですね。

 

写真はイメージです

USJ内を少し暗くし、
ゾンビが向こうから襲ってくるという
イベントを企画するのです。

 

 

おまけに、
参加しているお客(ゲスト)自身が
他のお客を脅かしてもいい、

というイベントとなりました。

 

…すると、
ゾンビ役の人を雇うお金くらいで
10月の過去最高集客を実現できてしまったのですね。

 

 

仮に設備を増やさなくても
アイデア1つで
集客はできる。

 

そんな力強いメッセージを感じるのが
森岡さんの本です。

 

アイデアは結局「確率」。

この森岡さん、
アイデアについて面白い発想を持っています。

 

それは
「アイデアを出すのは結局確率だ」
という内容です。

 

 これまでの章で
 アイデアの神様が降りてくるまでの苦労話を
 いくつか書いてきましたが、
 最初に私が考えるその神様の正体を明確にしたいと思います。

 神様の正体は確率です。

 特定の宗教観をお持ちの方には申し訳ないのですが、
 私にとって神様を信じるとしたらそれは「確率」なのです。
 

 良いアイデアを思いつくのも思いつかないのも確率。
 つまり、良いアイデアを生み出す方法とは、
 良いアイデアを思いつく確率を上げる方法です

森岡毅『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』角川書店, 2014年,Kindle版131ページ/233ページ

いいアイデアを出すには「アイデアが出やすい方法」を多く試せばいい。

この発想、
「なるほどな〜」と勉強になりました。

いいアイデアというのは
天才的な人物が次々思いついているイメージがありますが
「素」でそれができるのはほんの一部です。

いいアイデアはある日何の前提もなく浮かぶものではなく、
「アイデアが浮かびやすい」方法で正しく思考をすることで
得やすくなるものなのですね。

具体的には
「ロジカルシンキング」や
「フレームワーク」の活用、

参与観察やヒアリング調査、
参考資料を読んで活かせる場所を見つけるなど
「地道」な取り組みの先に得やすくなるのが
「良いアイデア」なのです。

仮に「3C分析」や「4P分析」などの
フレームワークを活用しても
アイデアは出ないかもしれません。

でも、使ってみることで
「良いアイデアを思いつく確率」は
確実に上がります。

 

なのでアイデアが出ない場合も
「良いアイデアを思いつく確率」を上げるため
何かしら行動ができるはずなのですね。

 

野球で例えると。

…少しややこしくなっていますので
野球の例で説明します。

 

野球でヒットを飛ばす際
まず大事なのは
「打率を上げること」です。

使用する道具を厳選したり、
地道なトレーニングや
フォームの修正をしたりすることで
打率をまず高めるのです。

打率1割よりも2割、
打率2割よりも3割のほうが
ヒットを打てる確率は高まります。

その次に大事なのは
「打席に立つ回数を増やすこと」です。

3割打者であっても
打席に立つ回数が1回しかなければ
ヒットを打てる確率は低いです。

ですが、
打席に3回立てると
ヒットを打てる確率は高まります。

仮に打席に300回立てれば
期待値としてはヒットが100本出ることになります。

このように
使用する道具や基礎トレーニングによって「打率」を高め、
1回でも多く「打席」に立てれば

ヒットを連発しやすくなるといえます。

フレームワークやロジカルシンキングなどは
「打率」を高めるのに役立ちます。

でも、使わなければヒットするアイデアなんてでませんし、
1回しかやらないより2回・3回・10回と行うほうが
ヒットも出やすくなるのです。

残念ながら
百発百中でいいアイデアを思いつく手法というのは
存在していません。

ですが、いいアイデアを
思いつきやすい方法は
いくつもあります。

まずは打率をあげ、つぎに打席数を上げる!

まずはいいアイデアを思いつく
確率が高まる手法を使い、

できるだけたくさん
アイデアを考えてみることが必要なのですね。

アイデアを考えるための土台となる
「フレームワーク」自体も多数あるので
使えるフレームワークが増えるほど
いいアイデアを思いつく確率は高まります。

 

その上で
いいアイデアを思いつくための方法を
できるだけたくさん実行してみることが
必要なのですね。

 

勉強・仕事もけっきょくは「確率」。

なお、ここで述べた内容は
「アイデア」だけに限るものではありません。

 

勉強や研究に毎日取り組んでいても
劇的な変化はそうありません。

 

ですが、
勉強したら少なくとも
「合格率」は少しは上がります。

 

もちろん、「確率」なので
いくら努力しても
成功する確率は100%になることはありません。

 

 

それでも日々取り組み続ける中で
「確率」は上がっていくのですね。

 

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。


合格するか成功するかも結局は確率。
確率が上がる行動を
数多く実行する!

確率のあがる方法で正しい努力を。

 

「やってみても全然うまくいかない…」

「勉強してもなかなか成果が出ない…」

 

時折、勉強している方からこういう相談を
受けることがあります。

 

勉強においては
勉強の効果が上がりやすい
(=能力の上がる確率が高まりやすい)ものもあれば
やっても効果があがりにくい
(=能力の上がる確率が高まりにくい)ものもあります。

 

要するに、
効率的な勉強法と
非効率な勉強法との2つがあるのです。

 

で、仮に効率的な勉強法を知っていても、
実行しなかったり
実行数が少なかったりしたら
合格率は低いままなのです。

確率なので、
いくら努力しても、
どれだけ頑張っても
合格率を100%にすることはできません。

ですが、
100%に近づけることはできます。

人によっては「才能」などで
はじめから100%に近い人もいますが、
大事なのは自分の合格率を
少しでも高めるためにどれだけ行動できるかどうか、

でしょう。

…私も、今月「簿記3級」の試験を受けるので
合格率を高めるため
テキストを学ばなきゃな…と思っているところです。

自分の「成功」確率を高める努力、
取り組んでいきたいですね!

ではまた!