読めないものは覚えられない!面倒でも読み方をすぐ検索する一手間を。

今回のポイント
読めない言葉は覚えられない!
面倒でも「検索」で読み方を確認する一手間を。

 

法律用語は難しい…

 

いま、
自分で法律用語の勉強をしています。

 

法律用語って、
なかなか難しい言葉が多いです。

 

 

例えば
「瑕疵」という言葉があります。

 

 

読み方は「かし」。

「法律や当事者の予期するような
状態や性質が欠けていること」

「欠点」

を意味する言葉です。

 

 

これ、ふだんの会話で使うことは
まずないですね〜。

 

ギリギリ
「契約に瑕疵がないか
 確認をする」
というくらいでしょうか。

 

ちなみに昨今の民法改正により
「契約の瑕疵」とは言わなくなったそうです。

つまり、現状だと
「契約の瑕疵」とは言わず、
「契約の内容に適合しないもの」
という言い回しに法律用語が切り替わったようです…。

 

 

う〜ん、ますますわからない…。

 

 

「読めない言葉」の存在が、勉強のペースを落としている!

 

いま「瑕疵(かし)」という言葉を出しましたが、
何かを勉強する際に
「読めない言葉」が頻発すると、
とたんにやる気がなくなります。

 

その上、
読めない言葉は
覚えること・理解することすら
できません。

 

 

例えば、です。

聖徳太子を
「しょうとく・たいし」と読めないと、
そもそも暗記なんて出来ません。

 

「これ【せいとくふとこ】と読むの?
それとも【しょうとくたいし】?
どっちで読むんだろう?」

 

そう悩んでいると
勉強ペースが一気に落ちます。

 

もっと言うと、
聖徳太子の本名である
廐戸皇子(うまやとのみこ)も、
読めないことには記憶出来ないのです。

 

…参考書や問題集によっては
まったくふりがなが付いていないこともあります。

 

 

すると
単語を見るたびに引っかかり、
「なんて読むのか?」
という無駄な詮索(せんさく)が必要になります。

 

 

これは学習のロスをもたらします。

 

またあまりに読みづらいと
やる気も徐々に下がっていきます。

 

ふりがなが多いテキストを買うべき理由!

 

 

だからこそ、
初学者用の参考書や問題集、

独学であれば特にですが
「ふりがな」がついているもののほうが
いいです。

 

 

それがあるかないかで、
学習のしやすさは大きく変わってくるのです。

 

「読み方」がわからないならすぐ検索!

 

でも、
世の中、
「読み方」がすべてわかりやすく
ふりがなで示されているテキストなんて
ほぼありません。

 

新聞を読んでも、
基礎的な言葉は
ふりがなが示されることなく
書かれています。

 

 

「あれ、この読み方、
なんて読むんだろう…?」

そういうことも多いです。

 

 

そんなとき、
大事なのは面倒臭がらずに
スマホ・PCを使い、
ネット検索してみることです。

 

そうしてわかった読み方を
すかさずテキストに書いておきます。

 

すると、テキストを見るだけで

「ああ、自分はこの言葉の読み方が
わからなかったんだな」

と認識できるようになります。

 

さらに
テキストに書き込むことで
記憶にも残るようになります。

 

 

「読めない言葉」を無理に覚えるのは時間の無駄!

 

 

ただ。

 

切羽詰まった受験生に多いのは

「読めない言葉でも
無理してそのまま
丸暗記する」

という勉強の仕方です。

 

 

時間のなさから焦って、
「読み方」を調べる手間を省き、

とにかく気合で
読めない漢字ごと覚えようとします。

 

 

漢字だけで覚えることは
記憶の定着にすごく悪いです。

 

 

知り合いは中国・北宋(ほくそう)時代の皇帝
趙匡胤(ちょうきょういん)を、
読み方を確認することなく
無理やり何度も書いて覚えようとしていました。

 

(画像はwikipediaより)

 

そして案の定、
全く覚えられていませんでした。

 

おそらく「趙匡胤」と
100回以上書いても、
テストで回答することは
出来なかったのではないかと

思います。

 

 

 

でも、これも
「北宋 皇帝 読み方」
などと検索すれば済む話です。

 

 

(ちなみに「趙匡胤」は
大学受験の世界史選択者の
【書けない人名ナンバーワン】の地位を
 ずっと保ち続けているそうです)

 

 

 

このように、
「読み方がわからない」ものは
徹底的に調べたほうがいいのです。

 

「読み方がわからない」のが独学最大のデメリット

 

…実は私、
この点こそが
「独学」のデメリットだと思います。

 

読み方がわからない言葉があると、
永久に学習が進みません。

 

 

読めない漢字が多いと
そのたびに学習がストップします。

 

 

ネットで読み方を調べ、
ふりがなを書いていく。

 

そういう手間もかかります。

 

その点、
講座を聞ける場合、

講師はまさか間違った読み方をしないので
理解がしやすくなるというメリットがあるのです。

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

 

読めない言葉は覚えられない!
面倒でも「検索」で読み方を確認する一手間を。 

 

意外と見落としがち!勉強の基本は「読み方の確認」にある

 

今回の記事、

「読めない言葉はすぐ調べる」

「はじめから読み方が

書かれているテキストを探す」

という、勉強の仕方についての
内容となりました。

 

 

これ、単純なようでも
すごく大事です。

 

 

なぜかと言うと、
ほとんどの場合
「内容」や「難易度」だけで
参考書や問題集って探しがちですが、

「ふりがな」や「読み方」といった点に注意して
テキスト選びを行う人は少ないからです。

 

 

特に独学用のテキストは
「ふりがな」「読み方」が付いているかで
大きく結果が変わります。

 

 

例えば社会科の用語でも
「NGO」(非政府組織)は「エヌジーオー」と読むのに、

「GATT」(関税貿易に関する一般協定)は
ガット」と読みます。

 

もし自己流で
「ジーエーティーティー」と
読んでいると、
何がなんだかわかりません。

 

 

最近でいうと
「GAFA」もそうですね。

 

巨大IT企業の
グーグル・
アマゾン・
フェイスブック・
アップルの頭文字を取ったものです。

(よく考えれば
ITも昔
わが国の首相が
「イット」と読んでいましたね)

 

これは
「ガーファ」と読みます。

 

でも、
経営学でよく聞く
「PDCA」は
「ピーディーシーエー」と読みます。

 

がんばれば「パドカ」と読めそうなのに、
なぜかこういう言い方です。

 

 

読み方をミスって恥をかく前に。

 

…こういった読み方って
ルールがありません。

 

 

それでいて、
人前で間違ったものを堂々と言うと
恥をかいてしまいます。

 

(実際、「GAFA」を
「ジーエーエフエー」と
読んでいる人を見たことがあります)

 

本日のまとめ

 

まとめます。

 

(1)読み方がわからないもの・
あいまいなものを
記憶するのは難しい。

(2)読み方を毎回確認する。
ネットで検索して読み方を調べる。

(3)できれば読み方が
詳細に書かれているテキストを
買うようにする。

 

 

意外とこの3点、
気にしないことが多いです。

 

 

 

人前で読み方を間違えて
恥をかく前に、
面倒でもネットで調べてみるといいですね!

 

(「GAFA 読み方」で検索すると
「ガーファ」という読み方を
一発で見つけられます)

 

ではまた!


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