組織の目指す社会像である
「ミッション」を意識すること。
それが今後の飛躍に通じる!
ドラッカー『非営利組織の経営』を再読中!
いま、
ピーター・ドラッカーの『非営利組織の経営』を
読み直しています。
来週から
ドラッカーの
『非営利組織の経営』で読書会を行うので
日々準備を行っているわけです。
読書会をするなら自分で主催するのが一番!
ちなみに、
読書会をやるなら、
自分で主催をするのが一番効果的です。
なぜかと言うと、
読書会準備や資料づくりのため
イヤでも勉強ができるから、
ですね (笑)
特に、私が主催する
ドラッカー読書会では
イチから自分で配布資料を作っているので
ほっといても勉強になるわけです。
大変ですけど、
配布資料づくり、
勉強になるので続けています。
それに、割と楽しいですし。
組織のミッションを定めよ!
さて、この『非営利組織の経営』には
非営利組織、
つまりNPOや学校・大学や
ガールスカウトのほか
教会・病院など多様な組織が出てきます。
いずれも、
営利企業ではない多様な組織です。
その多様な組織をどのように運営していくか。
『非営利組織の経営』には
多くのヒントが詰まっています。
そのなかでも
「ミッションの重要性」について
何度も本書で言及されます。
ミッションとは?
「ミッション」というのは
その組織が目指す究極の目標です。
その組織を通して
「究極的にはこういう社会にしたい」
「こういう世界を成し遂げたい」
という姿がミッションに当たるのです。
「リーダーが初めに行うべきは、
自らの組織のミッションを考え抜き、
定義することである」(2-3ページ)
ただ、このミッションというのは
単なる「願望」や「夢」ではありません。
例えば
病院の救急治療室のミッションとして
次の例が紹介されています。
「われわれのミッションは
患者を安心させることである」(3)
患者を安心させる。
こういうミッションを定めると
救急で運ばれた患者に対し
ただ治療するだけでなく、
安心させるための声掛け・
環境づくりにも取り組む姿勢を
身につけることが出来ます。
明確に定めたミッションがあることで
組織の活動の意味が明確化するのです。
何をしたらいいかということも、
自然に組織のメンバーに伝わっていくのです。
私の塾のミッション
なお、私の塾でも
「ミッション」として定めています。
私の塾が目指す「ミッション」。
それは
「知的な大人を増やす」ことです。
私は大学院進学のためのアドバイスや
大学進学につながる
小論文対策・面接対策を
日々行っています。
これ、ともすれば
大学・大学院に合格すること
「だけ」が目標になりがちですが
これが目標なのではありません。
大学・大学院進学のための勉強を通し、
「もっと専門の知識を学んでいこう」
「学んだ内容を
自分の今後や社会のために役立てよう」
と考えていける人を増やしていきたいな、
と思っているわけです。
そうやって
学び続ける「知的な大人」を
もっと輩出していきたいなというのが
うちの塾のミッションです。
…そのために、
私自身が「知的な大人」になれるよう、
日々本を読んだり勉強したりして
努力をしていきたいなと思っているところですので、
念のため。
読書会をやるのにも
そんな意味があります。
☆ミッションについて、
この動画でもチラッとお話しています↓
今回のポイント
今回のポイントです。
「ミッション」を意識すること。
それが今後の飛躍に通じる!
ドラッカーは「非営利組織」だけに
「ミッション」を求めているわけではありません。
「営利組織」、
つまり企業こそ
目指す社会像である「ミッション」を
考えていくことを訴えています。
うちのような塾という組織のあり方も
『非営利組織の経営』に学ぶことが
多いのです。
なお、
来週12/11(金)に
『非営利組織の経営』読書会を行います。
Zoom参加も可能ですので
お気軽にどうぞ!
☆「ドラッカーを学ぶ会」の詳細とお申し込みはこちら↓
ではまた!
コメントを残す