超効果的な勉強の仕方は「質問を考えながら勉強をする」こと!『ラーン・ベター』読書会開催しました

今日のポイント
勉強する時、本を読むときは
自分に質問をせよ!
講義を受ける際は
講師への質問を考えつつ話を聞こう!

「もっと効率的に勉強ができれば
どんなにいいだろう・・・」

 

そんな思いになること、
ありませんか?

 

資格試験の勉強や
仕事の関係で読まなければならない本を
手にしている時、
こういう思いになることがありますよね。

 

実は私、
「勉強法」にはけっこう詳しいです。

 

  「ぜんぜん勉強、できないんです・・・」

 

そういう人は
意外と「勉強法」を知らないだけかもしれません。

 

そんな私の強みを活かせるイベントを、
12/18(火)に開催しました。

 

 

それが『ラーン・ベター』読書会です。

これは赤れんがテラス5階に
事務所を構える、
テラス計画」様(札幌駅前通まちづくり株式会社)
の依頼で毎月行っている読書会です。

 

前回は人生100年時代を生き抜く知恵を学ぶ
『ライフ・シフト』で読書会を行いました。

 

それに引き続き、
「科学的・合理的な勉強法」を
テーマに書かれた『ラーン・ベター』で
読書会を行ったのです。

 

この読書会、
『ラーン・ベター』という本の内容に、
私なりの意見や視点を盛り込んで
解説していくという流れで行っています。

 

単に私の話を聞いてもらうのではなく、
実際に「これからどうするか」を
紙に書いてもらったり、
隣どうしで話し合ってもらったりします。

 

いわば、「参加型」の読書会なのです。

 

『ラーン・ベター』は
TEDにも登場する学習心理学者・
アーリック・ボーザーさんによって
書かれた本です。

著者のアーリック・ボーザ―さん。
彼はもともと学習障害を疑われた人物です。

そんな彼が「正しい学び方」を知ることで
成績が伸び、
ついには「学び方」についての研究者として
世界的有名人になります。

 

現在ではなんとビル・ゲイツの作った
ビル&メリンダ・ゲイツ財団の
アドバイザーとしても活躍しています。

 

本文にもありますが、
突然ビル・ゲイツ財団から
「アドバイザー就任」の依頼が来た時、
「悪質な詐欺」だと思ったそうです。

 

だって、そりゃそうですよね。
あのビル・ゲイツが普通に
メールで依頼してくる場合、
誰でも「詐欺」だと思ってしまいます 笑。

 

 

アーリック・ボーザ―さんは
もともと「勉強ができない」苦労を経験したからこそ、
どんな人にも有効な
「勉強法」について書くことができたのです。

 

読書会のなかでも
多くの「勉強法のコツ」を
本書から紹介しましたが、
この記事では1つだけご紹介します。

 

 

そのコツとは
【自分に質問しながら本を読む】
【自分に質問しながら勉強する】という方法です。

何かと言うと、
本を読む時や勉強する時、
「この本は結局、何を言っている本だろうか?」
「この内容は、いったいどういう意味だろうか?」
などと自分に質問しながら学ぶといい、ということです。

 

本を読んでいると、
はじめのうちは意識があるのですが
だんだん「なんとなく言葉をなぞっているだけ」に
感じることって、ないでしょうか?

 

 

あるいは講義を聞いている時、
はじめのうちはしっかり聞く気があるのですが、
だんだん「話は聞いているけど、なんかぼーっとしている」
状態になることって、ないでしょうか?

 

こういう状態を、
アーリック・ボーザ―は
「脳の自動操縦状態」といっています。

 

脳がただ単調に情報を聞き流すだけになり、
けっきょく頭に何も残らない状態になることをいいます。

 

 

学生の頃、
単調な数学をの授業を聞いていて
「なんとなく聞いているけど、
けっきょく身につかなかった」
ことって、ないでしょうか?

 

これがまさに脳の自動操縦状態なのです。

 

 

では、どうすれば脳の自動操縦状態を解除できるのでしょう?

そのヒントが【自分に質問をしながら学ぶ】ということなのです。

 

 

「実はスキルや知識の習得が上手な人は、
頭の中で頻繁にこのようなテストを行っている。
学びながら「なぜこれが正しいのだろうか?」、
「これは他の概念とどのようにつながるのだろうか?」
と自問しているのだ」(106ページ)

学びながら自分に質問するのです。

これを具体的にお伝えしていきましょう。

 

早稲田の先輩から聞いた、効果100%の勉強法

私が早稲田大学の学生時代、
サークルの先輩にやたら勉強ができる人がいました。

 

その人から
「授業の受け方」について、
重要なアドバイスをしてもらったのです。

このアドバイスのおかげで、
私はだいたい全ての授業で
「秀」や「優」が取れましたし、
内部推薦で早稲田の大学院に進学できました。

 

このアドバイス、
いまだに役立っています。

 

 

 

この先輩から私が聞いたアドバイス、
知りたいですか?

 

 

そのアドバイスとは
【講師への質問を考えながら授業を聞く】
ということです。

シンプルですが、
これ、非常に役立ちます。

 

授業では
ともすれば「受け身」になりがちです。

 

「受け身」になると、
「脳の自動操縦状態」になりやすくなります。

 

 

だからこそ、
自分に質問する、
いいかえれば
「講師への質問を考えながら授業を聞く」
ということが必要なのです。

 

「いったい、どんな質問をしようか?」

考えながら聞くと、
いくつも質問が思いつきます。

 

別に本当に質問しなくても
いいのです
(わたしは本当に質問してましたが)。

 

質問を書いておくと、
講師がその「答え」を
話す瞬間があります。

 

そんなとき「オッ!」と
気づけるのです。

 

…この「講師へ質問を考えながら
授業を聞く」という方法ですが、
別に私の先輩だけがやっていた方法ではありませんでした。

 

NHKの「にほんごであそぼ」の監修や
『声に出して読みたい日本語』の著者であり、
テレビコメンテーターでもある
齋藤孝先生も全く同じことを講演会で言っていました。

 

講義の際、質問を考えながら聞く。

同様に、本に対して
質問を考えながら本を読むといいのです。

 

たとえば見出しに

「マーケティング理論の基礎」

と書かれている本があったとします。

その見出しを見たら、
見出しを「質問形」にするのです。

「マーケティング理論の基礎とはなにか?」

このように「質問形」にしてみましょう。

 

すると本を読むときも
「マーケティング理論の基礎」についての説明があったら
「オッ!」と気づくことができるのです。

 

 

…いかがでしょうか?

「質問を考えながら授業を聞く」
「質問を考えながら本を読む」
「自分に質問しながら勉強する」
ということの大事さ、気づけましたでしょうか?

 

ぜひこの内容を実践していただければ
幸いです!

 

読書会の参加者の方からも、

「質問を考えながら聞いたり、本を読んだりする。
実際に活かせるようにしていきたい」

「もりだくさんの情報をメタファーによって
伝えてくれたので良かったです!」

 

という声が聞かれました。

何度もこの読書会に参加してくださる
「常連さん」も出てきました!

 

アットホームな雰囲気で
一緒に学び会える読書会となってきました!

 

今日のポイントです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
勉強する時、本を読むときは
自分に質問をせよ!
講義を受ける際は
講師への質問を考えつつ話を聞こう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

ぜひ「質問を考えつつ勉強する」のを
実践してみてくださいね!

 

・・・ただ。

この『ラーン・ベター』ですが、
ただ読むだけでは何の意味もありません。

 

大事なのは
『ラーン・ベター』の内容を元に
「自分で何かを学んでいくこと」
です。

 

そうです、「勉強法」だけ知っても、
何の役に持た立たないのです。

 

ぜひ今回お伝えした
勉強法の秘訣を使い、
ご自分の学びたいテーマの学習・
資格試験の合格に使っていっていただければ幸いです!

 

☆キャリアアップ直結の勉強法。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

知ってトクする!キャリアアップ直結の勉強法をお伝えします!

ではまた!


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