『燃えよ剣』を読んで、土方歳三の生き様にシビれた!

今日のポイント
いい本は人を行動させる!
本を読んだら、何か行動しよう。

 

先日、
司馬遼太郎さんの本を読みはじめ、
見事にハマってしまったことについて
記事に書きましたね。

 

 

 「こんなに面白い作家さんの作品を
毛嫌いしていたなんて…」

 

自分の浅はかさに
気付きました。

 

 

この記事でも書いていましたが、
司馬遼太郎さんの名作・『燃えよ剣』を読み終えました。

 

『燃えよ剣』。
すごく良かったですね〜。

なんというか、情熱が伝わってくる名著です。

 

時代は幕末。
新選組の「鬼の副長」土方歳三(ひじかた・としぞう)
生き様をアツく書ききっています。

特にいいのが、
ラストシーンです。

負けと決まっている戦場に、
自ら出向いていくところなんて
涙なしでは読めないですね。

 

場所は函館・五稜郭。

土方歳三率いる旧江戸幕府軍が
圧倒的劣勢に
追い込まれます。

 

最後の猛攻が、
土方歳三の最期となりました。

 

「おれは函館へゆく。
おそらく再び五稜郭には帰るまい。
世に生き倦(あ)きた者だけはついて来い」

というと、その声にひきよせられるようにして、
松平隊、星隊、中島隊からも兵が駆けつけてきて
たちまち二百人になり、そのまま隊伍も組まずに
敵の左翼へ吶喊(とっかん)を開始した。

歳三は、敵の頭上を飛びこえ
飛びこえして片手斬りで左右に
薙(な)ぎ倒しつつ進んだ。

鬼としかいいようがない。」
(Kindle上下合本版No.10138/10248)

何かと取り憑かれるように
情熱的に事を進める姿。

 

土方歳三の姿に
シビれてしまいました。

 

 

読み終わると、
土方歳三が最期に戦いきった
函館に行きたくなりました。

函館には何度かいっていますが、
新撰組関連では全く意識してませんでした。

 

いい本は、人を行動させます。

小説なら、その舞台に
行ってみたくなるのです。

 

今日のポイントです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
いい本は人を行動させる!
本を読んだら、何か行動しよう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

いい本を読むと、
なぜか何かに取り組みたくなりませんか?

 

『燃えよ剣』を読むと、
なぜか無性に
土方歳三が最期を迎えた函館に
行ってみたくなりました。

 

また、土方歳三のような情熱で
仕事に取り組みたいと思うようになりました。

 

 

本を読むのは、
こういう「思い」をもらうための
行為でもあります。

 

決して、単なる暇つぶしでもなければ
世の中から逃避して行うものでもないのです。

 

 

読書を通して、
行動する勇気が出てくる。

これこそ
本物の読書だと思います。

 

そんなことを
司馬遼太郎さんに教わった気がします。

 

 

『燃えよ剣』の次は
いよいよ司馬遼太郎さんの
『坂の上の雲』を読み出そうと思います。

 

『燃えよ剣』は上下2巻本でしたが、
こっちはなんと【全8巻】です。

 

こちらも読み終えた時、
どんな行動を起こす気になるか。

いまから楽しみです。

 

ではまた!


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