作文の書き方95 因果関係、飛んでませんか?原因と結果の対応関係を確認しよう!

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今日のポイント
【原因】と【結果】、対応していますか?
文章を書く時、【因果関係】の抜けに気をつけよう!

 

文章を読んでいて、
急に「ん?」
と思うこと、ありませんか?

私は文章添削を日々仕事として行っているので、
よくあります。

 

その部分に来るまでは
違和感なく読めていたんです。
スラスラ読めていたんです。

 

ところが、
なぜか妙に違和感のある部分に
行き当たるんです。

 

例えば、次のような文章を見てみましょう。

【例文1】
「昨日、海外のサッカーの中継を観ていたので
学校に遅刻した」 

こんな文章です。

 

どうでしょう、
ちょっと違和感、ありませんか?

 

なんというか
「飛んでいる」
気がするんです。

 

「なんか説明が足りない気がする…」

と思うのです。

 

 

なぜ、【例文】に
説明が足りない気がするんでしょうか?

それは【因果関係】が飛んでいるからです。

 

…【因果関係】といっても
ちょっとわかりにくいので補足説明します。

 

 

【因果関係】というのは
【原因】と【結果】の関係にある、
ということです。

 

つまり、
【原因】が先に起きていて
その後【結果】が生じる、という流れです。

 

 

例で見てみましょう。

 

【例文2】
「寝坊をしたので学校に遅刻した」 

 

この文章の【原因】と【結果】を見てみましょう。

【原因】「寝坊をした」

【結果】「遅刻をした」 

 

この場合、【原因】と【結果】が
きれいに対応しています。

 

次の例ではどうでしょうか。

【例文3】
「学校に遅刻をしたので寝坊をした」 

 

【例文2】を逆にしてみました。

 

さあ、【例文3】はきちんとした
【因果関係】になっているでしょうか?

 

 

・・・・全く【因果関係】になっていませんね。

 

 

「遅刻をした」のは【結果】なので
【原因】にはならないからです。

 

 

このように、【因果関係】が成立するのは
【原因】→【結果】の流れが成立する必要があるという
ことです。

 

補足 【原因】→【結果】も【結果】→【原因】も成立する場合

 

なお、【原因】→【結果】だけではなく
【結果】→【原因】も成立する【因果関係】もあります。

 

数学でいう「証明」問題です。

たとえば、「正三角形ならば3辺の長さは等しい」も、
「3辺の長さが等しければ正三角形である」も
両方成立するからです。

 

【因果関係】、飛んでませんか?

 

さてさて。

【例文1】に戻りましょう。

もう一度【例文】を見てみます。

【例文1】
「昨日、海外のサッカーの中継を観ていたので
学校に遅刻した」 

 

この【例文1】の【因果関係】がどうなっているか
見てみましょう。

【原因】「昨日、海外のサッカー中継を観ていた」

【結果】「学校に遅刻した」

 

 

この2つなんですが、
両者が「飛んでいる」ように感じます。

 

どういうことかと言うと、
次の流れを本来書くべきなのに、
それを書いていないからです。

 

【本来 書くべき内容】
「昨日、海外のサッカー中継を遅くまで観ていた」

「寝るのが遅くなり、寝坊した」

「学校に遅刻した」 

 

【本来 書くべき内容】の真中部分、
つまり「寝るのが遅くなり、寝坊した」が
書かれていないんです。

 

そのため、
【例文1】を読むと
違和感があるわけです。

 

どういうことかと言うと、
【因果関係】を書く場合は
【原因】と【結果】が対応しているか、
書き忘れがないかを確認する必要がある
というわけです。

 

今日のポイントです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【原因】と【結果】、対応していますか?
文章を書く時、【因果関係】の抜けに気をつけよう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

今回の内容を元に、
【例文1】を修正してみます。

【修正した例文1】
「昨日、海外のサッカーの中継を観ていたので
寝るのが遅くなり、
学校に遅刻してしまった」 

 

今度はきちんと意味が成立するようになりました。

 

 

ただ、反面、
ある問題が起きました。

それは一文が長くなり、
読みにくくなったのです。

 

文章を書く時、
2〜3行に渡る場合は
一度マルを打った方が読みやすくなります。

 

【修正した例文1】に
マルを追加してみます。
さらに修正してみます。

 

【さらに修正した例文1】
「昨日、海外のサッカーの中継を観ていた。
寝るのが遅くなり、
学校に遅刻してしまった」 

 

マルを追加しました。
すると意味を読み取りやすくなりました。

 

 

…さあ、いかがでしたか?

文章を書く時、
読み直してみるとなぜか違和感があるときがあります。

 

そういう場合、
【因果関係】に抜けがあることが多いです。

 

今回の内容を元に、
【原因】と【結果】が対応しているか、
抜けがないかを

いまいちど確認するようにしてみてくださいね!

ではまた!

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2 件のコメント

  • さらに一歩踏み込んで工夫することもできますね。

    たとえば僕なら、「寝るのが遅くなった」という文を「夜更かし」、「夜通し」、もっとストレートに「朝方まで」という言葉に置き換えます。すると、

    「昨日、夜更かしして海外サッカーを観ていたので、学校に寝坊した」

    「朝方まで海外サッカー中継を観ていたので、学校に寝坊した」

    というふうになって、よりスリム化できますヽ(^o^)

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