上野動物園の赤ちゃんパンダ・シャンシャンからも政治・経済の流れが分かる!

今日のポイント
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新聞ノートを作ると、社会が見える!
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上野動物園の赤ちゃんパンダ。シンシンに決定!

 

 

こんにちは、
文章アドバイザーの
藤本研一です。

上野動物園のパンダに
名前が決まりましたね!

名前はシャンシャン。

http://toyokeizai.net/articles/-/190215

見た目も可愛らしいです!

 

 

実は私、
このことを知ったのは
「新聞ノート」を通してです。

 

 

「新聞ノート」とは、
新聞記事を切り抜き、
コメントを書いたノートのこと。

 

作文教室ゆうに通う
高校生や社会人の方に毎回作ってきてもらっています。

☆新聞ノートの作り方はこちら↓

 

 

むろん、
私も「新聞ノート」を作っています
(それも毎日、です)。

 

慣れると、
政治・経済の様子がイヤでも分かり、
楽しくなってきますよ!

 

 

「新聞ノートづくり」

 

「新聞ノート」づくりと聞き、

  「あまり新聞読まないので…」
「できるか不安です」

そういう方もいらっしゃいました。

  「勉強になりますので、
   やってみるといいですよ!」

とお伝えし、
毎回の授業時に「新聞ノート」を
作ってきていただくことになりました。

 

その1回目。

 

新聞ノートには、
「上野動物園のパンダにシンシンという名前がついた」
記事を切り取ってきてくださいました。

 

  「どんな記事か」
「なぜこの記事を切り抜いたか」
「この記事からどんな意見を持ったか」

切り取った記事のとなりに
書いてもらっています。

  「なぜこの記事を切り抜いたか」

という内容は、次のものでした。

  「ちょうど、上野にパンダのカンカンが来た時
ニュースになったのを覚えているので、
懐かしい気持ちになったから」

そういう回答でした。

 

 

新聞ノートは、どんな記事でも政治・経済・社会を考えることにつながる!

 

「新聞ノート」のいいところは、
どんな記事でも
「政治」や「経済」・「社会」について考える
ヒントになるところです。

 

 

例えば、
なぜ上野にパンダがいるのか、
考えたことはありますか?

 

 

これ、中国の
「パンダ外交」の
流れなんです。

 

 

日本には日中国交正常化を記念して
中国からパンダが贈られました。

 

 

1972年です。

カンカンとランランの2頭が
やってきました。

おかげで上野動物園は
パンダブーム一色になりました!

 

 

このとき、パンダは
「無償」「贈与」でした。

 

 

ですが、この後、
中国の「パンダ政策」は転換します。

 

 

1984年よりパンダは
「有償」「貸与」に変わるのです。

 

 

これまで「タダでプレゼント」していたものが、

  「1頭につき年間1億円。
   期間が来たら返してね」

というルールに変わったのです。

 

 

中国にとっては
外貨獲得手段にもなります。

 

 

また、
「パンダを貸してもらう」分、
相手国への中国の発言権が高まるのです。

 

 

可愛い顔をしたパンダは、
中国の外交を影で背負っているのです!

 

 

「新聞ノート」に貼ってもらった記事を元に、
こういうお話をしました。

 

受講生の方は

    「こういう、自分が好きで切り抜いた記事からも、
外交問題などについて
考えることが出来るんですね!」

とても驚いていらっしゃいました。

 

 

新聞ノートの強みは、
実はここにあります。

  自分が単に興味本位で切り抜いた記事が、
  実はいまの政治・経済・社会と密接につながっている。

こういう事実を
知ることが出来るのです。

 

 

これは大きな利点です。

 

「新聞ノート」を通して、
現代社会の様子が
だんだん分かってくるのです。

 

「新聞ノート」の楽しさも
ここにあるのです。

 

 

…そんなわけで、
私の塾でやっている
「新聞ノート」。

 

あなたもやってみませんか?

自分の好きな記事を切り抜くだけで構いません。

やっているあいだに、
どんどん視野が広まり、
どんどん社会が見えるようになってきますよ!

 

 

ではまた!


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