敬語って、難しい…。「拝見いたしました」は間違い敬語!

コミュニケーション接客能力向上講座、ビジネス文書作成能力向上講座開催!

 

こんにちは、
文章アドバイザーの
藤本研一です。

 

9/5に
第19回 コミュニケーション・接客能力向上講座、

9/6に
第10回ビジネス文書作成能力向上講座
開催しました!

 

どちらも好評のうちに終了しました!

 

こちらは私の事務所で毎月行っている
社会人向け研修です。

法人様・企業様向け研修講座

 

おかげさまで、
毎月好評開催しています。

 

 

コミュニケーション接客能力向上講座では、

「普段お客様とお会いする際、
どういう風に話していけばいいかの
参考になりました!」

「他の人にも受けてほしい!」

という感想をいただきました!

 

ビジネス文書作成能力向上講座では、

「今日は二重敬語について学びました。
自分が普段使っている言葉に
二重敬語が多いことに初めて気づきました」

という感想をいただきました。

 

 

敬語の難しさ

 

敬語って、難しいんです。

 

コミュニケーション接客能力向上講座でも
敬語を扱いました。

 

受講者の方の反応もすごく良かったので、
このブログでも敬語について扱ってみますね。

 

 

ためしに、
敬語問題を解いてみましょう。

 

 

下の文章の敬語は正しいでしょうか?

(1)メール、拝見いたしました。

(2)課長は本日、出勤しておられますか。

(3)報告書をご確認してください。

 

 

 

 

 

正解をみていきましょう。

 

 

(1)✕

「拝見する」がすでに敬語(謙譲語)。

「いたします」という敬語(謙譲語)を付けると
二重敬語になって間違い。

正しくは
「メール、拝見しました」です。

 

(2)✕

「おる」は謙譲語。
自分の動作にしか使えない。

そのため課長の動作に使うのは間違い。

正しくは
「課長は本日、出勤されていますか」
「課長は本日、出勤なさっていますか」。

 

(3)✕

「ご確認して」を検討すると、
「ご〜する」は謙譲語。
つまり、自分の動作にしか使えない。

そのため、相手にいうと
失礼になる。

正しくは、
「ご確認ください」。

 

二重敬語の難しさ

 

(1)では二重敬語を学びました。

 

二重敬語って、
難しいんです。

 

過剰に敬語を入れてしまうと、
何を言いたい文章か
わからなくなってしまうのです。

 

二重敬語がなぜ駄目かというと、
「敬意を示しすぎてバカにしている」
ことになるからです。

 

 

どういうことかというと、
私、知り合いに
たまにこういう受け答えをされます。

 

「これはこれは藤本 大先生。
われわれのような下々のところに
わざわざお越し下さり、
恐悦至極でございます」

 

 

どうです、これ?

全く敬意を示していないでしょ?

敬意を過剰に示すことで
逆に馬鹿にしていますよね。

 

二重敬語が駄目なのは、
要はこういうことなのです。

 

でも、
「拝見いたします」
「頂戴いたします」って、
よく言っている人がいますよね。

 

…恥をかかない間に、
勉強していたほうがいいですね!!!

 

☆敬語について詳しくはこちらもどうぞ↓

 

受講者の声

 

 

 

講座を通した内容を
ぜひ会社で活用していっていただけるのを
楽しみにしています!

 

ではまた!


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