高校入試記述問題対策(国語)こうすればOK!尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分け


 

入試にも正しい敬語の問題が出る!使えていますか?

北海道公立高校入試問題平成24年度国語問題

さっそく問題から行ってみましょう。

問題 「行きたいと思っている」を、
謙譲語と丁寧語を使って
敬意を高める表現に書き換えなさい。

 

こんな問題も出るんですね〜。

さあ、できるでしょうか?

その前に、

「謙譲語(けんじょうご)」って何?

という声も聞かれますので、説明します。

まずは尊敬語・謙譲語・丁寧語の違いから。

ちょうどいい画像があったので、
掲載しますね。

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http://www.ma-support.co.jp/manner-column/honorific-language-manner/

まずは尊敬語から。

尊敬語(そんけいご)は「相手の行為」に対して使う

これは相手を自分より高める言葉です。
相手の行為に対していう言葉です。

「敬語」イメージ通りの言い方です。

 

尊敬語の例)

来る→「いらっしゃる」
食べる→「お召しになる」
読む→「ご覧になる」

どちらも、
「相手が」することをいいます。

 

続いて謙譲語。

謙譲語(けんじょうご)は自分の行為に対して使う

謙譲語は
「自分」を低めることで、
相手を結果的に敬うことになる
敬語の種類です。

自分の行為に対していいます。

謙譲語の例)

来る→「参る」
行く→「伺う」
食べる→「頂く」
もらう→「頂戴する」
読む→「拝見する」
いる→「おります」

 

さあ、ここで尊敬語と謙譲語を見てきました。
次は丁寧語です。

 

丁寧語(ていねいご)は簡単。「お」「ご」「です」「ます」

丁寧語は一番「敬語」っぽいものです。

基本的に、
「お」「ご」「です」「ます」を使えば丁寧語になります。

これは相手の行動でも、自分の行動でも、どちらでもOKです!

 

丁寧語の例)

来る→来ます
食べる→食べます
読む→お読みする
手紙→お手紙
名刺→お名刺

 

難しいのが次のパターンです。
尊敬語や謙譲語が
入り乱れるパターンです。

 

尊敬語・謙譲語がごっちゃになるのは「行為をしているのが誰か」考えていないからだ!

たま〜に、
尊敬語と謙譲語がごっちゃになっている人がいますが、
それは
「行為をしているのが誰か」
わからなくなっているのです。

 

「誰」の行為であるのか、
考えると簡単です!

 

ちなみに、応接室などで
お客さんと「会社の上司」と自分の3人がいる場合
尊敬語・謙譲語がごっちゃになりがちです。

 

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それでは、
お客さんに対し、

「山田部長は出張に出ていて戻るのが来週になる」

と伝える場合を考えてみましょう。

 

なんと言いますか?

 

解答例)
「部長の山田はただいま出張に出ております。次に会社に参りますのは来週になる予定です。何かご用件ございましたら、私が伺って山田にお伝えいたしますが、いかが致しましょうか

 

山田部長の行為と、
山田部長に対する「私」の行為が謙譲語になっていますね(下線部)。

反対に、お客に対しては尊敬語を使っています(赤字)。

ちなみに丁寧語も書いています(青字)。

 

これをごっちゃにしないようにするのが、敬語をマスターする道です。

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問題の解答と解説

もう一度、問題を確認しましょう。

 

問題 「行きたいと思っている」を、謙譲語と丁寧語を使って敬意を高める表現に書き換えなさい。

 

では解答から。

解答 伺(うかが)いたいと思っています。

解説

この問題は、まず行為の主体が誰かから考えます。

 

Q 「行きたい」のは誰ですか?

A 自分。

Q 「思う」のは誰ですか?

A 自分。

 

どちらも自分の行為です。
自分の行為の際は「尊敬語」「謙譲語」どちらを使うんでしたっけ?

 

 

そう、「謙譲語」ですね!

 

Q 「行く」を謙譲語でいうと?

A 「伺う」。

 

Q 「いる」を謙譲語でいうと?

A 「おります」

 

ただ、ここで問題文を見てください。

「謙譲語と丁寧語を使って」とあります。

「行く」と「いる」のどちらかを
謙譲語・丁寧語にする必要があります。

 

その場合、
絶対に「謙譲語」にしないといけない方を謙譲語、
そうでない方を「丁寧語」に変えます。

 

Q この場合、絶対に「謙譲語」でないといけないのは?

A 「行く」。

 

そんなわけで、
「伺う」が書けました。

 

そして残りの「いる」を
「います」に直せば答えが出ます。

 

解答)伺いたいと思っています。

 

さて、問題文に
「謙譲語と丁寧語を使って」とありました。

この指示がなくても、
実は解答は「伺いたいと思っています」になります。

 

「伺いたいと思っております」はダメなのです。

何故でしょう?

 

それは
二重敬語になるからです。

敬語にさらに敬語を足すと、
かえって失礼になります。

 

だから、
「伺いたいと思っております」はアウト!なのです。

 

気をつけてみてくださいね!

 

 

なお、今日のような話は
『秘書検定』の勉強をするとすっごく身につきます。

特に面接のある
「秘書検定準1級」をやると、

そんじょそこらの
「ワタシ、敬語がキチンと使えます」層より
圧倒的に上に行くことが出来るのです。

 

本格的に学ぶのも楽しいですよ!

 

 

ではまた!

 

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