日本の三大エッセイ(随筆)とは?ただいま古典を勉強しています

「徒然草」「枕草子」「源氏物語」を勉強中!

 

こんにちは、
作文アドバイザーの
藤本研一です。

 

いま、
高校生に行う
古文の夏期講習用に
日夜 勉強中です。

高校3年生に、
古文の夏期講習を特別に
行うことになったのです。

 

 

夏休みの3日間、
古文の学び方から
「徒然草」「枕草子」「源氏物語」の
ポイントを講義するというもの。

 

 

この3つ、
実は大学入学試験にも
出やすい作品です。

しかも、
この3つの
「大体の流れ」や
「ポイント」を知っていれば
問題も解きやすくなるのです。

 

特に
だいたいのストーリーを知るか知らないかで、
取れる点数が変わってくるからです。

 

夏期講座のために、
「徒然草」「枕草子」「源氏物語」を
改めて勉強し直しています。

 

「徒然草」「枕草子」「源氏物語」は世界的に見ても評価されている!

 

じつは
この3つ、
世界的に見ても
優れた作品として評価されています。

 

 

とくに「源氏物語」の評価は
おそろしく高いです。

 

1,000年以上も前に
これだけ
きめ細かな心情を描いた小説を書いた。

 

これ、世界的にも例がありません。

 

しかも。

 

 

作者が「女性」であること。

 

これも画期的です。

 

 

だいたいの作品は「男性」のものばかりだからです。

 

 

「源氏物語」に劣らず、
「枕草子」も「徒然草」も、
評価が高いです。

「枕草子」は外国人監督によって
映画化もしていますし。

 

ピーター・グリーナウェイの枕草子

 

夏期講習を機会に、
この3つを学び直せているのは
うれしいことです。

 

 

これまでの私の講座でも、
この3つの作品について
お話することが度々ありました。

 

とくに「徒然草」「枕草子」は
私のエッセイ講座で
しょっちゅうお話ししています。

 

 

日本語は
自分の「思い」を
非常に表現しやすい言語です。

 

その意味では
エッセイに適した言語だといえるのです。

 

その証拠に、
「枕草子」は
1,000年以上読み継がれてきています。

 

日本の「三大エッセイ(随筆)」とは?

 

ところで、
日本の「3大エッセイ(随筆)」って
ご存知ですか?

 

日本の三大随筆。

 

それは
「枕草子」「方丈記」「徒然草」の
3作品です。

 

特徴を見てみましょう。

 

日本三大随筆

 

・清少納言『枕草子』996年成立。
晩年の清少納言が振り返って書く→仕えてきた中宮定子や
自分の「美談」中心。
定子一族の没落を見ているからこそ、
作品の中で美談を残そうとした・鴨長明『方丈記』
1212年成立(鎌倉初期)。
災害にやられる人々の悲哀を仏教の視点で指摘する。・兼好法師『徒然草』
1331年ごろ成立(鎌倉末期)。
世を捨てたのに捨てきれない人物。
ラブレターの代筆業もしている。

 

いずれも、
今読んでもなかなかおもしろいものです。

 

今回の夏期講習では
単に受験に役立つ内容だけではなく、
これらの作品の魅力を伝え、
「古典って、面白いな!」
と思ってもらえるようにしたいと思っています。

 

ではまた!

 

 


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