外国語学習をするとうつ病が治るというのは本当だろうか?

ロシア語学習、続いています

 

こんにちは、
作文アドバイザーの
藤本研一です。

 

 

いま、
ロシア語を勉強しています。

 

 

前にも書きましたね。

 

そんなわけで毎日、
ロシア語会話の本を音読しています。

 

少しずつ、
発音もうまくなってきました。

 

 

日本語にない音が多く、
非常に苦労します。

 

だからこそ、
発音できるようになると
うれしいのです。

 

ロシア語って、
ふつうの「名詞」も活用しますし、
女性名詞・中性名詞・男性名詞という
種類によっても
言葉を変えなければなりません。

 

絶対、
挫折する言語です。

 

でも、
最初はチンプンカンプンだった
文章でも、

何度も発音するうちに
だんだん意味がわかるようになってきます。

 

知らない単語を
発音していると、
意味が理解できてきます。

 

 

毎日、

ほんの少しずつですが
成長できている気がします。

 

うつ病克服には外国語学習が効く!

 

以前、外国語を勉強する意義について
本を読んだことがあります。

 

 

そこに、
興味深いこと
が書かれていました。

 

 

それは

「うつ病を治すには
外国語の勉強が一番だよ」

というものです。

 

うつ病の治療に
外国語が役立つ。

 

そんな馬鹿な・・・。

 

はじめて読んだ時に
そう感じたのを覚えています。

 

 

むしろ、
「逆」じゃないか。

 

そう感じもしました。

 

「外国語学習がうまく続かないと、
ますますうつ病がひどくなるんじゃないか・・・」

 

実際、この文章を読んだ時、
かなりうつ症状が出ていましたので、
こんなふうに感じていました。

 

でも。

 

今になって
ロシア語を勉強しはじめて
気づきました。

 

 

うつ病は
「ヒマ」だと、ひどくなります。

 

「自分は、なんでこんなにダメなんだ・・・」

「将来、自分はどうなるんだろう・・・」

「就職できるんだろうか・・・」

 

「ヒマ」な時間があると、
暗いことばっかり考えてしまいます。

 

「ヒマ」を排し、何かに没頭しよう。

 

カーネギーの
『人を動かす』にも、

軽度のうつ病は
「ヒマ」な時間がなくなるくらい
仕事をすることで
改善する、
と書かれています。

 

仕事や趣味など、
なにかに「没頭」し、
「ヒマ」な時間がなくなると、

ムダなことで悩まなくなるのです。

 

 

 

外国語の学習をすると、
「ヒマ」な時間がなくなります。

ちょっと時間があったら
単語を1つでも覚えたくなります。

 

それに、
1つの外国語を
モノにするには
恐ろしく長い時間が必要です。

 

 

やってもやっても、
キリがありません。

 

ある意味、
やり終わらない趣味なのです。

 

 

しかもです。

 

 

勉強を続けていると、
読めなかった単語が読めるようになり、
書けなかった文章が書けるようになります。

 

外国人とも
コミュニケーションが出来るようになります。

ネットで外国の記事が
「なんとなく」読めるようになります。

 

少しずつですが、
成長を実感できるのです。

 

成長が実感できると、
なんとなく
「自分って、やれば出来るじゃん!」
「よく努力しているじゃん!」
と自分を褒めたくなってくるのです。

 

うつ病の改善に役立つのは
このこともあるでしょう。

 

外国語学習をすると、「ヒマ」がなくなり、自分の成長が実感できる!

 

外国語学習がうつ病に効くのは、

「ヒマ」がなくなり、
自分の成長が実感できるから。

 

逆に言えば、
「ヒマ」で仕方ない人、
自分の成長を日々感じたい人は
外国語学習をすればいい、

ということにもなります。

 

 

別に仕事で必要でない言語でも、
いいじゃないですか。

 

例えば音楽のスクールに通う人がいます。

音楽のスクールに通っている人がみんな
プロを目指しているかというと、
そうではないです。

 

あくまで趣味で
楽器を演奏してもいいわけです。

 

 

外国語学習も同じです。

あくまで趣味として楽しんでもいいのです。

 

よく
「ロシア語を勉強しています」
というと、

こんな声が返ってきます。

「役立つ言語じゃないと無意味」

「どうせなら、中国語やったらいいじゃん」

「そんな言語学んでも、役立たないじゃん」

 

こういう返答が
けっこう多いのです。

 

これ、英語・中国語以外の
「マイナー外国語」を学ぶ者の宿命です。

 

 

でも、外国語学習をすれば
それだけで
「ヒマ」もなくなるし、
自分の成長も実感できるようになるんです。

 

「外野」の声は無視して
今日も辞書片手に外国語学習をする。

 

そういう生き方、
あこがれます。

 

というところで、
今日は
外国語学習の意義
についてお話しました。

 

大人が勉強するとき、
別に仕事に役立たなくても、いいんです。

仮に、仕事に役立たなくても
「ヒマ」がなくなり、
自己成長が実感できれば、
それだけでもやる意味があるのです。

 

そう思いませんか?

 

 

「役立たない」はずのロシア語学習が、仕事に役立った!

 

そんなことを言っている私ですが、

 

ロシア語学習、実は
「仕事」に役立っているように感じます。

 

 

別にロシア人と話すわけではないのですが、

日本語とは全く違う言語を学ぶことで、
日本語作文の特徴に気づけたように思います。

作文塾をやるものとして、
この発見はけっこう大きかったです。

 

また、ロシア語の本を音読することで、
日本語の滑舌も良くなったように思います。

 

この所、
企業からの研修依頼をいただいていますが、
企業研修の際にも「滑舌」は役立っています。

 

役立たないように見えても、
実は役立ってしまう側面があるのだな〜
と実感しています。

 

何かを学ぶと、
「全く無関係」と思っていたことが
仕事に役立つ瞬間があります。

 

これが
社会人の学びの面白いところですね!

 

ではまた!

 

☆うつ病の克服には外国語学習がいいこと。
坂口安吾が言ってたようです。

参考記事です↓


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