社会人が勉強する場合、
「誰のため」に勉強するかを考えよう!
すると長続きするし、効果があがる!
「働きながら資格のために勉強しているんだけど、
イマイチ結果が出ない…」「このあたりでもう一回 大学や大学院に行きたいけど、
なんかやる気がしないな…」
そんなことを感じたことって、
ありませんか?
私のこういう記事を読んでくださっているあなたは
おそらく
「もっと自分を高めたい!」
「もっと力をつけたい!」
「もっと勉強ができるようになりたい!」
という思いをお持ちのことと思います。
でも、なかなか結果が出なかったり、
イマイチ勉強する気持ちにならなかったりすることも
あるかもしれませんね。
そんなときに
考えてみていただきたいことがあります。
それは次の質問です。
「あなたは何のために勉強してますか?」
この質問にどう答えることができますでしょうか?
ぜひ紙とペンを用意して
書いてみてください。
…書けましたでしょうか?
いろんな答え方が
あったと思います。
「あなたは何のために勉強していますか?」
この質問への答えが
「自分のため」という方、
いらっしゃいませんか?
「自分のため」「自分を高めるため」という
回答だけを書いた場合、
勉強の効果が出にくいという傾向があります。
なぜなら、
「自分のため」だと、
自己満足になってしまうのです。
ほかの回答の仕方も
もちろんあります。
それは「誰かの役立つために勉強する」
「自分を高めて、会社に貢献するために勉強する」
などという回答です。
単に「自分のため」に勉強するのでなく、
「誰かのため」に勉強する、という視点です。
言い換えれば、
「誰か」に役立ててもらうために勉強する、
とも言えます。
勉強するのって、
受験勉強のときまでは
「自分のため」でいいかもしれません。
でも、社会人になっても
まだ「自分のため」だけの勉強をしていたら
成長できないのです。
私もいま
新聞なり新書なり単行本なりを読んで
まいにち勉強しています。
何のためかと言うと
作文教室ゆうの受講生の方のためですね。
作文教室ゆうでは
社会人・高校生・大学生の講義は
すべて1対1の面談形式で行っています。
一人ひとり、
やっている内容は大きく異なります。
大学院入試の研究計画書添削もしていますし、
論文添削もしています。
大学入試の小論文のアドバイスも
行っています。
学校ごとに、
出題される内容はことなります。
また、ビジネススキルとしての
「書き方」を学びに来ている方もいらっしゃり、
やるべき対策も異なっています。
そのため、私自身
けっこう予習がてら
勉強するようになったんですね。
「自分のため」というよりは、
受講生の方の授業対策のため
本を読むことも増えました。
不思議ですが、
「受講生の方のために勉強する」
という意識だと、やる気が出るんですね。
その上、
私は月に5回は読書会を主催しています。
読書会を進行するためにも
本を学び、
参加者の方に内容を説明できるように
する必要があります。
よく考えてみれば、
私のいまやっている勉強って
だいたい「他の人のため」に
やっていることだったのだと思います。
結果的に、こういう意識だったからこそ
2018年、多くの方に1対1の文章講座を行えましたし、
また企業研修も50社以上に行うことができました。
「他の人のために学ぶ」という視点が
功を奏しているように思います。
自分のためだけに
勉強するのって、けっこうキツイです。
特に400ページくらいある
分厚い本を「自己満足のため」に
読むことは難しいです。
でも、
「この本の内容を理解して
あの受講生の方に説明しよう」
「この本をもとに、
次のイベントを楽しんでもらおう」
と想像するからこそ
読み切ることができるんですね。
(レジュメを作ることも出来ます)
社会人になってから勉強する場合、
「自分のため」だとなかなか続きません。
でも「誰かのため」「○○さんのため」
「家族のため」「お客様のため」なら
勉強できるんです。
作文教室ゆう開業当初、
それはそれは毎日ヒマでした。
教室にぽつんと一人座り、
来るはずのない受講生が来るのを
ずっと待っていたんです。
この時、時間はありましたが
あんまり勉強もしていませんでした。
ただなんとなくボーッと
ネットサーフィンばかりしていました。
これ、いまから思えば
「自分」のことしか
考えていなかったからですね。
「お客が来ないんだから、
とりあえず好きなことをしていよう」
そんな安直な思いでいました。
そんな思いの講師のもとに、
お客さんなんか、来てくれるはずがありません。
お客ゼロ・売上ゼロの半年間を経過し、
「そろそろ貯金がヤバイ…」
という危機感に襲われました。
そんなときに私を救ってくれたのが
「毎日365日ブログを書く」
ということでした。
ブログを書くと気づくことがありました。
それは、
「自己満足」なブログ記事では
お客様は喜んでくれないということでした。
例えばよくある個人ブログでは
「今日はパーティーをしました!」とか
「今日は○○に来ています!」とかいうことばかり。
基本的に「自慢」です。
読んだからと言って
何の役にも立ちません。
お客様が喜んでくれないので
いくら書いても集客につながらないのです。
その上、
自己満足のブログには
さらに弊害があります。
毎日書けない、という弊害です。
人間、自分のためだけなら、
毎日何かを行うことは難しいです。
特に「パーティーをした」「○○に行った」という
自己満足な内容を365日まいにち書くのは
(よっぽどの人じゃない限り)不可能です。
私も、ブログを毎日書き始めて
気づいたのはこの点です。
「文章が書けなくて困っている・・・」
「小論文対策を何から始めていいか、わからない・・・」
そんな方のお役に立てる内容を書くようにしてから、
なんとか毎日書けるようになりました。
おかげさまで
2年半以上もの間、
土日祝日・年末年始を問わず
365日毎日ブログを書けています。
これも「誰かのため」という
他者貢献の思いがあったからこそ
続いたことだと思うのです。
今日のポイントです。
社会人が勉強する場合、
「誰のため」に勉強するかを考えよう!
すると長続きするし、効果があがる!
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社会人になってから
「もう1度、大学に行きたい」
「大学院に行ってみたい」
という思いになる方って、多いです。
作文教室ゆうにも
そんな社会人の方から
しょっちゅう相談が届いています。
その時、
試験対策が続く人・続かない人が
いるのです。
試験対策が続く人は
「誰のために大学に行くのか」
が明確な人でした。
作文教室ゆうから
大学院のMBAコースを受験したある方は
「いま勤務している会社の
さらなる発展のために
自社の強みを活かした経営方法を提示していきたい」
とおっしゃっていました。
別に「自分がバリバリ稼いで
年収1,000万円になりたい」
と言ってもいいところですが、
純粋に「自社のほかの社員のため」という思いから
MBAを受験なさっていました。
お仕事が忙しい中ですが
無理矢理でも時間を作って
作文教室ゆうに通っていらっしゃいました。
結果、無事合格を勝ち取ることができました。
一方、私の知り合いの塾に、
「学歴コンプレックスがあるので
大学院に行きたい!」
という方がいらっしゃったことがあるそうです。
何度か授業をしていましたが、
「忙しいのでしばらく行けません」
と、けっきょく途中で講義が中断してしまったとのこと。
何度かやり取りをしても
「忙しいので難しいです」
という返答だったと聞きます。
この方の場合、
言ったら大変申し訳無いのですが
「自己満足」のために
大学院進学を目指していたわけです。
社会人になってから「自己満足」のために
進学ようとしても、
なかなかうまくいかないのです。
そうではなく
「自分が学ぶことで
○○な人を救いたい!」
「もっと会社に貢献したい!」
という人のほうが
大学・大学院進学もうまくいくのです。
「勉強しようとしているけれど、
なかなか結果が出ない」「うまくいかない」
そう感じている人も
多いかもしれませんね。
実はそういった場合、
「自分のため」だけに勉強しようとしていないか
考えてみてください。
実際に紙とペンを用意して
「自分は一体何のために学んでいるか」
「誰のために勉強しようとしているか」
という質問を考えてみてください。
そして自分なりの回答を
書いてみていただきたいのです。
もしスラスラとペンが走るなら問題ありません。
もしあまりペンが動かないなら、
一度自分なりの答えを書いてみることをおすすめします!
「勉強しているけど、
イマイチ結果が出ないな…」
そんな方はぜひやってみてくださいね!
ではまた!
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