自転車トラブル発生!
こんにちは、
作文アドバイザーの
藤本研一です。
最近、自転車に乗っていると、
タイヤの空気が何故かすぐ抜けています。
空気を入れても入れても、
すぐ抜けてしまいます。
困ったので、
自転車屋に行きました。
自転車を買ったお店です。
さっそく見てくださいました。
「ああ、虫ゴムが傷んでますね。
ヒビ入ってますので、変えておきますね」
すごく気さくでした。
ありがたい限りです。
かかった費用は・・・
なんと
200円。
これ、実費のみです。
安いのはありがたいんですが、
ちょっと不安になりました。
「自転車屋さんって、儲かってるんだろうか・・・」
私が行った自転車屋さんは
中古の場所です。
私の自転車を買ったお店でもあります。
だからかわかりませんが
ほぼ実費で直してくれたのです。
「やさしい」自転車屋さん
このお店に限らず、
自転車屋さんは
「やさしい」店員さんが多いように感じます。
たとえば以前、
自転車に乗っていて、
急にチェーンが外れてしまった時があります。
焦りますね!
自転車を押していると、
自転車屋さんがありました。
すぐ直してくれました。
そのうえ、
「お代はいいよ」
と言ってくださる人がいました。
すごくありがたいです。
ですが。
どうやって儲けているか不安になります。
「無料」は自分の首を絞めてくる!
私も事業をやっているのでわかるのですが、
「無料」を安易に導入すると、
だんだんツラくなります。
過度に「無料」「実費」のみにしていると、
だんだん自分の首を締めていくように感じるのです。
たとえば、
塾の「無料体験授業」が
そうです。
大手ならば、
まったく痛くない、この「無料体験授業」。
私のような個人塾だと
けっこう痛いのです。
なぜなら。
塾の授業って、
結構前後の時間が詰まっています。
そのなかで無理やり
体験授業を入れることがあるのです。
しかも、
同じ時期にたくさん
「無料体験授業」が入ります。
手間もかかります。
バタバタしています。
「無料体験授業」を
当てにして来る方には
入塾につながらない人もいます。
手間をかけ、
時間もかけていても、
「無料」なので
売上になりません。
・・・だんだん、
ツラくなってくるのです。
自転車屋さんでは
この「チェーンを無料で直す」というのが
首を絞めていくように感じるのです。
チェーンを直すこと。
これ、実は
「誰でもできること」なのです。
軍手をはめれば、
素人でも直せるものです。
でも。
そんな「誰でもできること」を
プロがやる以上、
きちんと報酬をもらうのが
「プロ」たるところではないでしょうか。
「誰でもできること」でも、
正当にお金を頂くほうがいいのです。
たとえば。
塾業界がまさにそうです。
小中学生に
勉強を教える。
ある意味、大人なら誰でもできることです。
でも、
あえて「プロ」である
塾にお願いをしている。
だからこそ、
正当に報酬を頂く権利があるのです。
プロならば、料金を正当に請求すること!
私のところにも、
よく「塾をやりたい!」人からの
相談があります。
そんな方にまず言うのが
「お客さんに、正当に報酬を請求すること!」
という内容です。
塾をやりたい人は、
勉強を教えてお金をもらうことに
「罪悪感」があります。
「こんな誰でもできることに、
本当にお金をもらっていいのだろうか・・・」
この思い、
一見謙虚ですが、
仕事には悪く現れます。
「どうせ誰でもできることだから、
こんなもんでいいや」
こうやって、
プロとしての
思いが欠けていくのです。
プロとして正当に
お金を請求することは、
自分の中の「プロ意識」を
高めていくことになるのです。
話を戻します。
自転車屋さんの
「無料」サービスも、
高額の自転車を買ってくださった人限定なら
価値が出ます。
他店で買った自転車も
「無料」で直すと、
不平を感じます。
自転車屋さんの修理を
「無料」「実費」が当然なものだ、
と思ってしまうのです。
だからこそ。
「誰でもできること」にも
正当に報酬を請求しましょうよ。
そうすることで
売上も上がります。
「プロ」として
お客様と向き合う心構えができます。
AU三太郎の日って・・・
「無料サービス」は
何でもかんでもやってはいけないのです。
その典型が、
先日のマクドナルド。
7/3は「AUユーザーがトクする日 三太朗の日」でした。
事務所前のマクドナルドも、
大入り満員。
みんなAUのスマホを片手に持っていました。
AUユーザーなら
「無料」で
マクドナルドのダブルチーズバーガーを
もらえる日だったのです。
・・・かくいう私も
もらってきました。
でも、
マクドナルドの店員さんたちは
すごく大変そうでした。
来る人・来る人、
みんな「ダブルチーズバーガー」単品のみ。
手間もかかります。
行列が長いので、
いつもの「常連さん」が
店に入れません。
売れるのは「ダブルチーズバーガー」単品のみ。
売上もそんなに伸びません。
その上、
このお客はどうせ
「明日は来ない」
人ばかり。
クーポンがあるから
来るだけの人なのです。
(私もそうですが)
そんな人、
はっきり言ってあんまり
大事にする必要はありません。
リピーターにならないからです。
むしろ、
変に「無料」につられてくる人のせいで、
いつもくる「常連さん」が
来なくなってしまいます。
これも、
安易に「無料」にする弊害でしょう。
プロならば、
正当に料金を請求する!
私のように事業を営む者として、
意識しなければならない点ですね。
まあ、今回は
「AUユーザーがトクする日」なので
マクドナルドが悪いわけではありません。
でも、こんなクーポンによる
無料配布のやり方、
どっかで無理が出るんじゃないかな〜
と思うのです。
ではまた!
コメントを残す