コミュニケーションの目的とは何?札幌商工会議所主催ビジネス講座講師を務めました

札幌商工会議所主催ビジネス文書講座、ついに最終回!

 

こんにちは、
作文アドバイザーの
藤本研一です。

 

7/5(水)、
札幌商工会議所主催ビジネス講座の
講師を務めました!

6月から4回にわたって実施してきた、
「今日から使える!伝わるビジネス文書&
メールの書き方講座」
の最終回を行ったのです。

 

10名を越える受講生の方。

 

4回も行っていると、
だんだん打ち解けてこれたように
感じます。

 

最終回となる今回は
「何のために文章を書くのか」
という話をしました。

 

「そもそも」論を
扱ったのです。

 

 

文章を書くのは、
コミュニケーションのためですよね。

それでは
「コミュニケーション」って
そもそも、どんな意味があるんでしょう?

 

 

ふだん使う「コミュニケーション」という言葉。

改めて考えてみると
難しいものです。
「人に自分の思いを伝える」
「自分を知ってもらう」
などの回答がありました。

 

私はこう答えました。

 

皆さんのおっしゃるとおり、
コミュニケーションは
人と会話したり、
思いを伝えるために行うものですね。

 

でも、これは
あくまでコミュニケーションの「役割」です。

 

コミュニケーションの
目的」は何か、
考えたことはありますか?

 

そうです。

「人に思いを伝える」のは
あくまでコミュニケーションの
「役割」なのです。

 

コミュニケーションの「目的」とは?

 

では
コミュニケーションの「目的」は
何でしょう?

 

それは
有り体に言えば
こういうことです。

 

相手に、こちらの求める行動を取ってもらうこと

 

結局はこの
「相手に、こちらの求める行動を取ってもらうこと」
につきます。

 

どういうことでしょうか?

 

たとえばお店の店員さんは
お客さんと雑談をします。

 

昔ながらの商店街の
八百屋さんでは
2時間ぐらい立ち話をする人がいますね。

2時間、ず〜っと接客(雑談)をします。

 

お客さんは結局、
何も買いませんでした。

 

・・・これって、
「いいコミュニケーションだった」
と言えるでしょうか?

 

 

私は「違う」と思います。

 

2時間も接客に時間を取られたのに
売上ゼロ。

 

いつかお店が潰れてしまいます。

 

考えるべきことは
何のために
「2時間も接客するか」
ということです。

 

当然、
商品を買ってもらったり、
より高いサービスを選んでもらったり、
リピーターになってもらったりするためです。

 

そうですよね。

 

よくコミュニケーションの本には

「お客さんと仲良くなりましょう!」

と書いてあります。

 

仲良くなるのは
あくまで「手段」です。

 

お客さんと仲良くなっても、
「売上ゼロ」なら、
そんなコミュニケーション、
意味ないのです。

 

そうではなく、
「相手に、こちらの求める行動を取ってもらう」
必要があります。

 

要は、
「商品を買ってもらう」
「より高いサービスを選んでもらう」
「リピーターになってもらう」
が目的なのです。

 

でも、
無理やり相手にお願いしたり、
買わせたりすると
お客さんは反発しますね。

 

だからこそ、
相手に「喜んで」
「こちらの求める行動をとってもらう」
必要があるのです。

 

そのための方法が
これまでの講座で扱ってきた
「文章の技術」
なのです。

 

「相手に、こちらの求める行動をとってもらう」。

できれば
「こちらの求める行動を喜んでとってもらう」
のがベストです。

 

これ、言い換えれば
「相手を変える」ということです。

 

 

そうです。

 

コミュニケーションの本質は
「相手を変えること」なのです!

 

どういうことでしょうか。

 

たとえばあなたは
上司に「企画書」を提案します。

 

悪い企画書なら、
ボツになります。

 

 

でも、あなたは企画書を
いま一度練り直しました。

 

良くなった企画書を出したら、
採用されました。

 

これ、
「良い企画書」を出して、
上司を「変えた」ことになりませんか?

 

 

「良い企画書」を出す前の上司は
「企画に反対する」状態でした。

 

でも、
「良い企画書」を出すことで上司は
「企画に賛成する」状態に変わったのです。

 

そうです。

 

あらゆる文章は
人を「変える」ためにあるのです!

 

 

・・・といっても、
大げさな話ではありません。

 

メールで面談の予定を取りますよね。

 

日程が合わないかぎりは
相手は「会えない」状態です。

 

でも、
メールを工夫して
相手と日程を合わせました。

 

相手は「会える」状態に
変化したわけです。

 

つまり、
相手を「変えた」ことになるわけです。

 

 

文章をはじめ、
あらゆるコミュニケーションは
相手を「変える」ためにあります。

 

この意識があるか、ないか。

 

それだけで
あなたの文章は
大きく変わることでしょう。

 

あなたのコミュニケーションも
大きく変わります!

 

 

全4回の札幌商工会議所での
講座も、
私と受講生の方との
「コミュニケーション」です。

講座を聞くことで

「文章が分かりやすい、と言われた!」
「上司から文章を褒められた!」
「人生が変わった!」

そうなっていただければ
こちらの「コミュニケーション」に
意味があったことになるのです。

 

 

ぜひ、今回の受講内容を元に、
あなたの人生を
変えていっていただければ幸いです!

 

受講生の声

最後のアンケートにも
「すごく役立ちました!」
という回答をたくさん頂戴しました。

 

掲載いたしますね!

 

ご受講くださり、
本当にありがとうございます!

 

 

これからも
応援していますので、
今後とも宜しくお願い致します!

 

ではまた!


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