作文の書き方【事実】と【評価】は区別せよ!





意外なところでの遭遇

 

こんにちは、
作文・論文アドバイザーの
藤本研一です。

 

先日、先輩と飲みに行きました。

 

大学時代にゼミが一緒だった先輩です。

 

早稲田の教育学部から
ロースクールに進学。

現在、札幌で弁護士として
活躍されています。

教育学部から弁護士。
なかなか変わった経歴の持ち主です。

 

 

この先輩とは
ちょうど先週、偶然お会いしました。
大通駅で5年ぶりに顔を見かけ、
その場であいさつ。

 

 

「久しぶりだね〜」

という流れで
飲みに行くことになりました。

 

札幌は街がコンパクト。

思わぬところで知り合いと出会います。

 

 

それがなんとも面白いな〜と思います。

 

 

先輩から教わったこと

飲みながら、
先輩の話を伺いました。

 

弁護士の仕事って、
書類を書くことがたくさんあるそうです。

 

 

裁判所に提出する書類だけでも
膨大です。

 

「作文アドバイザー」として、
弁護士の仕事に急に興味が湧いてきました。

 

有益な一時でした。

 

 

印象深かったのは
次のことです。

 

「弁護士が一番文章で気にかけているのは
【事実】と【評価】。

 

【事実】と【評価】は区別しないと
いけないんだよ、フジモン。」

(フジモンは私のあだ名です)

 

【事実】と【評価】。

 

この2つ、
全く違う2つです。

 

 

例えば、事件現場を舞台にすると
【事実】と【評価】はこうなります。

 

殺人現場には、
ナイフとタオルが落ちていた。
タオルには
ベッタリと血が付いていた(【事実】)。

犯人はナイフで
被害者を刺した後、
タオルでナイフを拭き取ったに違いない(【評価1】)。

【事実】は
客観的なデータです。

ナイフとタオルがある、
ということは
否定しようのない事実です。

 

一方、【評価】は
見る人の主観です。

ナイフのそばに
血の付いたタオルがあるという
【事実】をみて、
解釈できる内容です。

 

【事実】と【評価】を区別せよ!

 

ポイントは、
【事実】と【評価】は
別物だといつも意識することです。

 

 

 

これ、
意識しないと
混同してしまうのです。

 

 

人によって、
【評価】は
ズレることがあります。

 

たとえば
先程の例を見ましょう。

 

 

ナイフのそばに
血の付いたタオルがある。

その【事実】から
次の【評価】をすることも可能です。

【評価2】
「犯人と被害者は
互いにナイフで斬り合った。
落ちているナイフは
被害者の使っていたナイフ。

犯人に刺された後、
犯人は自分のナイフを持ち帰ったが、
被害者は刺された後
自分のナイフをきれいにしようと思って
ナイフを拭いた」

 

【評価2】の場合、
ナイフをタオルで拭いたのは
被害者のほうになります。

 

【評価1】【評価2】
ともに【事実】から推測できることです。

 

 

ではどちらの【評価】を
採用するといいでしょうか?

 

 

その場合、
どちらの推測に
ムリがないかを判断します。

 

 

どちらの推測にムリがないかを
考えると【評価1】のほうになります。

 

 

【評価】は【事実】とは違います。

だから妥当な【評価】を
していく必要があるのです。

 

 

これは報告書やメールを書くときにも
役立ちます。

 

 

「講演会に100名が参加した」
と、報告書に書くとします。

 

「講演会に100名が参加した」のは
【事実】です。

 

これが
「人で賑わった」のか
「会場がガラガラだった」のかは
【評価】によって変わります。

 

ダメな報告書は
【評価】だけを書いています。

 

「おかげさまで、
講演会は大盛況だった」

 

これでは
「何をもって大盛況だったといえるのか」
読み手にわかりません。

 

だから【事実】が必要です。

 

「当日は会場に立ち見が出た。
参加者は103名だった。
講演会は大盛況だった」

こう書くと、
「立ち見」と「103名」という
【事実】が分かるので、

【評価】に間違いがないことが伝わります。

 

 

商品説明もそうです。

 

 

「この掃除機は便利!」

とだけ言うのは、
【評価】しかしていないのです。

 

「何をもって便利といえるのか」
という【事実】の提示が必要なのです。

 

書き直してみましょう。

「A社の掃除機より20%重量が軽くなりました。
持ち歩きやすいので便利!」

こう書くと、
「20%重量が軽い」から
「持ち歩きやすい」。

だから「便利」なのだと
わかります。

 

 

さあ、いかがでしょうか。

 

あなたの文章、
【評価】ばっかりではないですか?

 

【事実】と【評価】を区別し、
両方書く。

 

これは大事な作文のテクニックですよ〜。

 

ではまた!

 

作文アドバイザー藤本の3分で分かる!ビジネス書のポイント

 

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