一人の作家を決めて、徹底的に調べる。すると全てが開けてくる。

アングラ演劇のポスター展に参加!

こんにちは、
作文・論文アドバイザーの
藤本研一です。

 

いま、札幌で
「ジャパン・アヴァンギャルド展」が
開催されています(札幌グランドホテル1F)。

行くと、
ものすごく狭い会場に
天井から103枚ものポスターが
垂れ下がっています。

 

展示内容は
アングラ演劇のポスターなのですが、
展示自体がアングラです。

 

 

いまのポスターにはない
「迫力」や
「エネルギー」があふれ、
クラクラしてくる展示会。

 

子どもを連れては
行かないほうがいい気もしますが、
いい展示会です。

私は3/9の初日にも行き、
関係者の方の
トークショーにも参加しました。

 

ものすごく充実した時間を過ごしました。

 

 

というのも、
私は大学時代
演劇
にハマっていました。

 

大学のクラスメイトが
学生演劇の中心者として
活躍していたということも
大きいです。

 

また私のいた
早稲田自体が
日本の演劇を
常にリードしてきたためでもあります。

 

大学に
演劇博物館
がある場所は、
おそらく殆ど無いんじゃないでしょうか。

 

学生同士で夜通し、
演劇の話をしあったことを
懐かしく思い出します。

 

アングラ演劇のポスターを見ると、
あのころの熱気がなぜか思い返されます。

 

お芝居もいろいろ観に行きましたが、
いちばん印象深いのが
寺山演劇です。

 

寺山修司が作った
劇団天井桟敷(てんじょうさじき)は
解散してしまいましたが、

寺山の精神を受け継ぐ
劇団はいくつもありました。

 

日本古来の「情念」というか
「ドロドロ」があふれた舞台。

 

1度観ると悪夢のように感じます。

ですが、なぜか心に残るのです。

 

そんなわけで
寺山修司にハマった学生時代でした。

 

いまも、ハマっています。

 

 

一つを極める、ということ。

 

寺山修司関係の本が売っていると
自然と買ってしまいます。

 

寺山修司自身が
虚言癖の持ち主でもあるので
「言っていること」と
「やっていること」が
全く違う人物です。

 

ポーズや衒いも
たくさん。

 

本当のところは
さっぱりつかめない
謎の人物。

 

ただ。

そういうところも含めて
寺山修司が好きです。

 

寺山修司という
一人の作家を徹底的に
調べているわけです。

 

作品も読みますし、
展示会も行きます。

 

青森県・三沢の端の
「寺山修司記念館」にも
行きました。

 

 

一人の作家を徹して調べることで
見えてくることが多いです。

 

同時代の作家のことや
当時の様子、
社会状況などが
リアルに伝わってきます。

 

認識も改まります。

 

1つに絞る、
一人に絞ることで
視野が広くなっていきます。

 

「あれもこれも」
調べるのではなく、
自分の好きな作家・
好きなことについて
徹底的に調べる。

 

そうすると、
視野・視点が広くなるのです。

 

 

実際わたしも、
寺山修司関連の本を調べる中で
自然と仕事に役立つ発想・知識を
学ぶことができました。

 

「あれこれ」やる必要はありません。

カラオケで言うなら
「サザンも矢沢永吉もうろ覚えで歌う」
よりは
「矢沢永吉の1曲を完璧に歌う」
方がいいのです。

(例は『稼げるコンサルタント稼げないコンサルタント』からの引用です)

 

 

何かを調べる際は
1つに絞る。

 

そしてそれを徹底的に
深めていく。

 

楽しいですし、
学びも多いですよ!

 

ではまた!

 


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