林修先生に学ぶ、コミュニケーションの秘訣。自分の話したいことを話してはいけない!

林修先生講演会(札幌市主催)に参加しました!

こんにちは、
作文・論文アドバイザーの
藤本研一です。

2/16(木)、
「今でしょ!」で有名な
林修先生の講演会が
札幌で行われました(@わくわくホリデーホール)。

Sapporoおもてなし講座
というものです。


東進ハイスクール講師としても、
またテレビ番組でも
活躍されている林修先生。

私自身、
林先生をモデルに学んでいきたいと思っています。

ちょっと塾の都合で遅れて参加したのですが、
行った甲斐のある講座でした!

自分の話したいことを、話してはいけない!

印象的だった内容。

林修先生は

「自分の言いたいことを言うのは違う。
『林のいうことを聞こう』、という関係を聞き手と作るのが大切」

「『この人は何を言ってほしいのか』をじっと考える。
そして、その人が言ってほしいことを言うようにしています」

と言っていました。

なるほどな、と思いました。

よく、
自分の知っていることを
ベラベラと、
相手のことを考えずにしゃべり倒す人がいます。

(以前の私です)

でも、それは相手にとって迷惑です。

「話を聞きたい」と思ってもらえません。

私が「コミュニケーション・接客能力向上講座」で
やっているのも、
林修先生の言うことを
「実践化」するための内容です。

相手が聞きたい話を、
相手に伝わるように伝える。

それこそ、
コミュニケーションの基本です。

(そのためには
相手のタイプを認識したり、
話し方・スピードを調整したりという
ワザが必要になります)

何故、林修先生に「嫌味」を感じないのか?

もう一つ、
役立つ内容をお話されていました。

「僕は顔もそんなに良くないし、
しゃべりが上手いわけではない。

それでもテレビに出させてもらえるのは、
自分で言うのも何ですが
【打ち合わせ】が抜群に上手いからです。

僕はテレビで自分の話したいことを話していません。
プロデューサーさんやディレクターさんの
意向に従いながらやっているんです」

聞いていて、なるほどな、と思いました。

単に「頭のいい人」や
「知識豊富な人」には
嫌味な人が割りといます。

林修先生はかなり頭がいい人です。

でも、
それが「嫌味」にならないのはなぜかを
私はずっと気になっていました。

その謎が解けた気がします。

つまり、
徹頭徹尾 相手を観察し、
相手の聞きたい内容・知りたい内容を
豊富な知識から引っ張り出して話しているのです。

林修先生の
秘密が少しわかった気がします。

この講座のテーマは
「おもてなし講座」。

相手を観察し、
相手の聞きたい話をするのが
林修先生流の「おもてなし」なのだな〜と
思いました。

抽象的な話には具体的なことを1つ言う。

もう一つだけ、
印象的だった場面があります。

シンポジウムの席上です。

林修先生のほか、
札幌市の秋元市長や
寿司屋のおかみさんブロガーの井出美香さんが
お話されていました。

ただ。

後半はちょっとだれました。

「北海道の食はすばらしい」
「やっぱり魚もいいね」

・・・っていう、
「どこかで聞いたような話」や
「抽象的な話」
ばっかりだったからです。

でも。

その流れを、
林修先生は変えていました。

林修先生はこういいました。

「北海道の良さって、
意外と北海道の人は知らないことがあります。

たとえば、
僕が北海道に来たら
かならず行くのが
セコマ(セイコーマート)。

あの値段であのクオリティーはすごい」

この発言で、
場内は活気づきました。

硬い雰囲気がくだけ、
笑いが広がりました。

司会者の指名でしか
発言していなかった秋元市長が、

「セコマといったら、
ホットシェフですね!」

と、割り込んできていました。
(とてもうれしそう)

これも、
「抽象的な話」で
場内が静まったのを察知し、

あえて「セイコーマート」という
「具体的な話」を振ったのです。

そのおかげで、
場内は再び活気づきました。

これも、
「相手の聞きたいこと」を
話したからでしょうね!

今回のまとめ

☑ 自分の話したいことを話すな!
相手をじっと観察し、
相手の「聞きたいこと」を話す!

☑ 抽象的なことが続いたら、
「具体的なこと」を話す!

ではまた!


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