学校で外部講師を引き受けるとき、気をつけるべき点はこれだ!








小学校・中学校・高校で講座をする際は、これが大事だ!

昨日、作文教室ゆう
社会人の方がいらっしゃいました。

 

なんでも、
お子さんの小学校で
外部講師として
お話をする機会を頂いたそう。

 

 

「何かアドバイスいただけませんか?」

とのことでした。

 

その方は
日頃から社会人の方の前での
プレゼンをよくされている方です。

実は、
社会人相手のプレゼンと、
小中学生・高校生相手のプレゼンとは
全く違います!

 

その方にも、その点をお話しました。

 

tsugaku

(1)説明しても無意味

 

小学生たちは、
人の話を聞けません。

 

だから
ダラダラ
話すと、

 

間違いなく
手遊びが始まります。

【対策】説明よりも、
写真・動画。

 

口での説明を
できるだけ減らしましょう。

 

その上で
写真を示したり、
動画を流したりします。

 

「このことについて、
イメージすることを紙に書いてみて」

というように、
手や体を動かせましょう。

 

(2)眠い生徒・聞きたくない生徒との戦い

 

社会人の場合、
何かの講座・セミナーでは
少なくとも「聞こう」とはします。

 

堂々と寝る人は
少数派です。

 

しかし、
小中学生や高校生は
容赦ありません。

 

「聞きたくない」
と思えば寝るのです。

 

【対策】手・体を動かす活動を入れる

 

「まず、私とじゃんけんしましょう!」
「拍手の練習をします。はい拍手!」

 

・・・こんな感じで、
どんどん手を使う活動を
行ないます。

 

ちょっとくらい、
関係ない活動をしても
構いません。

 

そうでもないと子どもたちは
聞いてくれないのです。

futta1390m

(3)漢字を読めない

意外と多いのが、
漢字がたくさん入った
スライドをパワーポイントで
作ってくる人です。

 

「あなた、その漢字、
小学生が読めると思ってるの???」

 

私も学校教員時代、
外部講師の人が来る度に
ちょっとしたフラストレーションを
感じていました。

 

やたらカタカナ用語。

やたら専門用語。

画面に映る、めっちゃ小さい文字。

 

・・・大人にプレゼンするんじゃないんだから!!!

 

意外と、
こういうところを気にする人は少ないのです。

 

【対策】できるだけ漢字・カタカナ用語・専門用語は少なく!

 

一つのスライドに、

2つ以上、
わからない言葉
読めない言葉があれば

誰も読んでくれません。

 

だから、
スライドの
文字は最小限にしましょう。

 

むしろ
グラフや写真を
増やしましょう。

 

グラフや写真なら
小学生でも分かります。
(レーダーチャートとかは別)

 

(4)ひたすら受け身

多くの子どもたちにとって、
授業には

「受け身」

です。

 

教員や講師が

「今日は〜〜をやります」

と聞いて、
しかたなくノートや教科書を開いているのです。

 

そんなときに、
やってくるのが「外部講師」です。

 

「外部講師」だからといって、
彼らは容赦しません。

 

ひたすら受け身なので、

「できることなら聞きたくない」
「早く終わらないかな」

 

・・・心のなかで思っています。

 

そして
誰も話を聞こうとしないのです。

 

【対策】はじめに子どもたちの心をつかむゲームを入れる

 

これは先程も言った
「じゃんけんゲーム」
のようなものです。

 

「隣の人と、真剣に【あっちむいてホイ】をして、
勝った人だけ座ってください」

 

みたいに、
ちょっとした遊びをたくさんいれます。

 

高校生でも同じです。

 

高校生こそ、
「受け身」の最たるものです。

 

ただ。

本当にやんちゃな学校だと、
こういうゲーム自体、なりたたないでしょうね。

そういう場合は
「なんとなく」
話を聞いてくれそうな生徒を見つけ、
その生徒に色々質問していきます。

 

「いつも、授業って何時間やってるの?」
「文化祭って何やったの?」

 

何人かから個別に話を聞き、
そこの返答を元に
話すことを考えていきます。

 

ともあれ、
子どもたちは
一度

「つまんない、もう話を聞かない」

と思うと、基本的に最後までそのままです。

 

叱っても、しかたありません。

 

外部講師の人が来るとき、
やたらたくさんの先生が
講師のいる会場にいるのは、

講師の話を聞きたいから、
ではありません。

 

生徒が騒いだ時に
注意するためだけにいるのです。

 

それくらい、
外部講師の話は
生徒にあまり聞かれることがないのです。

 

それを勘違いして、

「ああ、私の話を
先生方がわざわざ聞きに来て下さった」

と考える人がいます。

困ったことです。

 

 

だからこそ。

話の冒頭に
ちょっとしたゲームを入れたり、

生徒に直接話しかけたりして
場を温めようとする講師に対し、

学校の教員は

「あ、この講師の人、ちょっと違うな!」

という目で見てくれます。

 

(5)ヤマ場を全く考えず、単調に話す

 

 

学校の教員は通常、
次の流れで授業を組み立てています。
「授業の導入 → 授業の展開 → 授業の結論」

 

授業のはじめに、
どうやって生徒をひきつけるかを考え、

どのように授業を盛り上げ、

最後はどう終わるか。

 

考えているのです。

 

ところが、

外部講師はこんな事を知りません。

 

最初から最後まで、
ヤマ場も何もない説明を
平気でします。

 

ただ説明するだけなのです。

 

これでは生徒が
かわいそうです。

 

【対策】はじめに場を盛り上げ、中間にもう一度盛り上げ、最後はちょっとしんみりして終わる

 

これは「高等テクニック」です。

まずは
ちょっとしたゲームなどを入れて、
子どもたちを
話に引き込ませます。

そして、
真ん中あたりで
面白い話・
盛り上がる話をします。

 

最後は
ちょっとしんみりした
話をします。

 

「今日、こうやって
いろんなことをお話しました。

私自身、社会人として
働いていると、

本当に嫌なことがたくさんあります。

給料が払われなかったり、
お客が来なかったり、
本当にたくさんの嫌なことがあります。

でも、それ負けず、
挑戦し続けています。

 

今後の人生、本当に色々
あると思います。

だから、私も頑張っています。
あなたも頑張ってみてください。

本日、本当にありがとうございました!!!」

場が盛り上がったあとなら、
あなたの話を子どもたちは
キチンと聞いてくれます。

 

最後に
ちょっとしんみりする話をすると、
場は急にシーンとします。

 

「大人も大変なんだな」

という思いをもってもらえたら、
きっと大きな拍手があなたを迎えてくれることでしょう。

 

 

まとめ

 

いかがでしょうか?

外部講師も、
けっこう大変なものですね。

 

実はわたしは元高校教諭。

外部講師を頼んだり、
受け入れたりする側でした。

 

そのため、

「いい」外部講師も見てきましたし、
「よくない」外部講師も見てきました。

 

はっきり言うと、
「よくない」外部講師の方が多かったです。

 

でも、
「いい」外部講師の方も
キチンといらっしゃいました。

 

そういう方には、
翌年もお願いし、
来ていただきました。

 

学校の教員は
意外に外部講師の資質を
見極めています。

 

外部講師を引き受けるとき、
ぜひ今日の内容、
参考にしてみてください。

 

なお、
この外部講師としてのコツは、
通常のプレゼンにも当てはまります。

 

誰も、
面白くもないプレゼンを見たくありません。

だから、
今日の内容の
何か一つでも、

あなたのプレゼンに使ってみてください。

 

ではまた!


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