スライドの使い回しはNG!今日だけ・ここだけ・あなただけのために資料を用意したように思ってもらうには?

今日のポイント
「今日だけ」「ここだけ」「あなただけ」のために
資料を用意したように見える工夫をしよう!
大量のスライド使い回し・
提案先の名前や日付の未変更はNGです!

「スライドを端折りつつ説明しますね」はNGです!

 

「いつもはこれ
3時間用のスライドなので、
はしょりつつ説明しますね」

 

先日、ある勉強会に参加しました。

 

その勉強会は
「1時間」の勉強会でした。

 

講師がプレゼンをしていくのですが、
どうもスライド数が
1時間で終わらないような量のように
感じました。

 

 

ちょっと、イヤな予感がしてきました。

 

プレゼンを進める講師は、

「ここは飛ばしますね」

といいつつ、20枚位スライドを飛ばしつつ
プレゼンが進んでいきます。

 

私、こういうプレゼンの仕方は
あまり好きじゃないんです。

 

なぜかというか、
「どうせどこでも同じ話をしているんでしょ」
と思ってしまうからなのですね。

 

大量のスライドを使いまわしている様子を見ると、
どうも「いつもと同じ話をここでもしている」
ように見えて仕方ないんです。

 

  「ありえないかもしれないけど、
【今日だけ】【私だけ】のために
スライドを用意してくれた
夢を見せてほしい」

そんな思いになります。

 

できる講師は「今日だけ」「あなただけ」感を出している!

 

その点、ちゃんと考えている講師の人は
「今日だけ」「あなただけ」のために
スライドを用意したかのように説明をします。

 

使わない大量のスライドというものは存在しません。

資料を端折ることなく、
適切な時間でプレゼンを終えます。

 

 

冒頭には今日のタイトルと
今日の講座名などが
きちんと書かれています。

 

売れっ子講師でおそらくは
スライドを使いまわしているんでしょうが、
「使いまわしていない」かのように
見える工夫をしているのです。

 

今日のポイント

 

今日のポイントです。

・・・・・・・・・・・・・・・・
「今日だけ」「ここだけ」「あなただけ」のために
資料を用意したように見える工夫をしよう!
大量のスライド使い回し・
提案先の名前や日付の未変更はNGです!
・・・・・・・・・・・・・・・・  

 

 

私自身もこの点に
気をつけるようにしています。

研修の依頼を受けるようになって
はや4年。

おかげさまで、
商工会議所様をはじめ
市町村の職員研修や
北海道庁の職員研修のご依頼も
いただけるようになってきました。

 

 

人によっては
どこの講座・どこのプレゼンでも
まったく同じプレゼン資料を使う人って、
いますよね。

 

ひどいケースでは
以前そのスライドを使った提案先の名前も
そのまま出てきます。

 

スライド表紙に
「株式会社○○様 社内研修」
という文字がそのまま出ていることがあります。

 

これ、依頼先から怒られるんじゃないか、
と他人事ながら心配してしまうのです。

 

そりゃ、忙しい人でしたら
スライドの使い回し・
配布資料の使い回しくらいは
よくやっていると思います。

 

でも、それでも「今日だけ」「ここだけ」「あなただけ」に
スライドを用意したような「夢を与える」のが
講師の役目にも思うのですね。

そういう「幸せな勘違い」を提供していくことが
講師の務めだと思います。

 

 

…ところが、
「使い回し感」があり、
使用しない大量のスライドがあるプレゼンでは
こんな夢や期待は一気に崩れてしまいます。

 

その点が、ちょっと残念なのですね。

 

【あと5分の努力】を忘れずに!

 

ではどうすればいいのでしょう?

 

私は【あと5分の努力】が必要だと考えています。

 

大量のスライドから
使わないものを削る。

先方の名前・日付を変更する。

これは【あと5分】努力をすれば
用意できることです。

 

これだけで
「今日だけ」「ここだけ」「あなただけ」に
資料を用意したように見てもらえるのなら
安いものだと思います。

 

 

そういうちょっとした配慮で、
聞き手の思いは変わってくるものなのです。

 

 

これは講座やセミナー運営だけに
とどまりません。

営業職の方の場合、
営業先で行うプレゼンも
基礎的な部分は共通しているため
「スライドの使い回し」もよく行うはずです。

 

その中でも、
「今日このためだけに
 スライドを用意してくださったのではないか」
という思いを聞き手に持ってもらえる努力を
行いたいなと思っています。

 

 

話すことは同じでも、
「今日だけ」「ここだけ」「あなただけ」のために
資料を用意したように工夫することは
出来るはずです。

 

 

この【あと5分の努力】で
聞き手の思いは高まりも低まりもするのです。

ぜひ【あと5分の努力】、
大事にしてみてくださいね!

ではまた!


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