研究計画書づくりに行き詰まったときの対処法。まずは現地に行ってみよう!手足を動かすと道が拓ける!

summary

研究計画づくりで行き詰まったときは、闇雲に先行研究を読むよりも「まず手足を動かす」ことが大切です。現地に行く、話を聞く、簡単なアンケートを作るなど、小さな実践が突破口になります。私自身も早稲田大学大学院での「迷走」時代、現場に足を運ぶことで泥沼を抜け出せました。とりあえず現地に行く・話を聞くというのがオススメです!

研究計画づくりが行き詰まったときの対処法

「どうしよう、研究計画が全然定まらない…!」

大学院受験の際、提出が必要なのが研究計画書。

ただ、この研究計画を立てるのってけっこう難しいです。

しかも、せっかく研究計画書を書き上げて提出しても、
大学院入学後 再度より練り上げた形で研究計画を
作り直す必要が出てきます。

人によっては毎回指導教員から

「そんな研究計画じゃダメ!
 作り直しなさい」

と言われ続けることもあります。

1回言われるならまだ分かりますが、
毎回言われて
そのたびに作り直すことになると

「どうしよう、研究計画が全然定まらない…!」

ということになりがちです。

こういう場合、
多くの方は
「もっと先行研究を集めよう…」
「もっと関連テーマを調べよう…」
と闇雲に広げようとします。

その結果、
ますます何をしていいかわからなくなってしまうのです。

今回は研究計画書に行き詰まったら
「まず手足を動かしてみる!」
ことの大事さをお伝えします!!!

「正しいやり方」にこだわっていると、一歩も進めなくなる。

大学院で研究をする場合、
多くの人が陥りがちなのは
「論文に書かれている順番で研究を進めないといけない」
と思ってしまうことです。

通常、論文では先行研究を分析し、
研究課題と仮説を立て、
研究方法を設計し、それからデータを集め分析する、
という流れで書かれています。

研究計画書においても
基本的にはこの流れを踏まえることが求められます。

その結果、
研究計画書を書くときに
「まずは先行研究を読み込まないと…」
と闇雲に資料を読もうとする方が多いです。

もちろん、資料の読み込みは重要ですが、
ここからはじめてしまうと

「どうやって研究計画書にまとめるかわからない…」

となってしまいやすいのです。

特に何度となく指導教員からダメ出しを受けていると

「何をしたらいいんだろう…」

とどんどんツラくなってしまうのです。

研究計画書づくりに行き詰まったケース(藤本の場合)

…私も1回目の大学院修士課程時代(早稲田大学大学院)に
この状態に陥りました。

当初、私は大学院でフリースクール研究をしたいと思って
大学院に進学しました。

(早稲田大学教育学部・早稲田大学大学院教育学研究科の入る16号館)

ただ、私が進学した2010年当時、
どうもフリースクール研究は「やり尽くされた」感じがあり、

独自色ある研究をするには
「既存のフリースクールのあり方を批判する」
「既存のフリースクールにおける問題点を指摘する」

ような研究しか方向性がないように思っていました。

大学時代からフリースクールに少しばかり関わっていた私にとって
こういう方向性の研究はあまりやりたくないな、と感じていたのです。

(仮にこういう方向で研究すると、
 お世話になっているフリースクールに迷惑をかけるようにも思っていました)

なので当初から考えていた
フリースクール研究は一旦「中止」とし、
新たな研究計画を立てる必要性が出てきたのです。

藤本の迷走シリーズ。

ここから私の「迷走」が始まりました。

イバン・イリイチという思想家の理論研究をしようかと
思った時期もありましたし、

既存の通信教育についての文献検討をしようという
計画を思いついた時期もあります。

最終的には、私の父が

「俺は通信制大学を
 仕事しながら4年で卒業したんや」

と子ども時代にしょっちゅう自慢していたのを思い出し、
「通信制大学研究」に方向性を切り替えることにしました。

☆そのときの経緯(いきさつ)はこちらに詳しく書いています↓

通信制大学学生会組織の先行研究は少ない。じゃあどうすれば?

ただ、通信制大学研究と言っても
何をすればいいかわからないですよね。

当時、時間だけはあったので図書館で通信制大学に関する資料を読んでいたところ
通信制大学に「学生会組織」というものがあることに気づきました。

これは通信制大学に通っている学生が
地域ごとに定期的に集会を持ち
お互い情報共有を行うという組織です。

この学生会組織についてあまり研究が行われていないことから
調査・研究をすることにしたのです。

ただ、あまり研究が行われていないということは
当たり前ですが先行研究もほとんど存在していないことになります。

あれこれ研究計画を考えようとしても
先行研究がないからこそ考えようがありません。

どうすればいいのでしょうか?

とりあえず学生会組織に行ってみたら方向性が開けた!

当時私が取ったのは

「とりあえず通信制大学の学生会組織のイベントに行ってみる!」

というもの。

ネットで検索して見つかった通信制大学学生会のイベントに
「見学させてほしいです」とメールをして
行ってみたのです。

行ってみると、
あれこれ発見や気づきがありましたし、

そこから「こういう研究ができるのではないか」と
アイデアが出てきました。

お話を何人かに伺ってみるのも面白かったです。

こうやって自分の足で現地に行ってみて
直接目で見てお話を聞くことで
「研究計画づくりの泥沼」からようやく抜け出せたのを覚えています。

まずは手足を動かそう!

私の経験から言えるのは、
先行研究をあれこれ読むのも大事ですが
なにか思いついたテーマがあるなら
まず手や足を動かしてみるのがいい、ということです。

ウンウン唸って研究テーマを考えるよりも、
実際に現地に行って話を聞いてみることで
発想が広がることが多いです。


また、「どういう調査をやったらいいんだろう…」と
悩むくらいなら、

適当でもいいからアンケートを作り、
友人相手に一度回答してもらうほうが発見が多いのです。

研究って、別に先行研究を読み込んだら出来るものではありません。

現地に行ったり人の話を聞いたり
とりあえずアンケートを作ってみたりと
手や足を動かすことで研究が進んでいくことも多いのです。

行き詰まったら現場に行く!話を聞く!

なので私がおすすめするのは
研究計画づくりで行き詰まったら

「まずは現地に行く」

「話を聞きにいく」

「アンケート項目を作ってみる」

と、とにかく実践してみることです。

…これは私が社会学をやっている人間で
「フィールド(現場)に知見がある」
と教えられて育ってきたことが大きいです。

社会学では
先行研究の「外」にいくらでも知見や発見が溢れていると
説明されています。

論文や本を相手に研究計画を立てるよりも
まずは手や足を動かしてみたほうが
発見が多いのですね。

なので1対1大学院合格塾の受講生の方にも

「まずは研究したい対象の方のお話をプレ調査で聞いてみましょう」

「アンケートをとりあえずでいいので作ってみましょう」

とアドバイスをしています。

たとえば看護研究をしている方ですと
「ご自身の友人の看護師の方に
 とりあえずインタビューしてみたらどうですか?」
などとお伝えしているのです。

これが正式な研究であれば
調査同意書や倫理規定などが大変になるのですが、

軽く雑談のノリで話を聞くのであれば
特に問題にもなりません。

(ただし、このときの内容はそのままの形では
 論文に引用できませんので念の為…)

軽く話を聞く中でアイデアが湧き、
研究の方向性が固まることも実際に多くあるのです。

他にも経営学研究をしている方ですと
実際に気になる会社に「見学」に行ったり
経営者の人のお話を聞いたりしてみたほうがいいですね。

そうすることであれこれ道がひらけてくることが
多くあるのです。

まとめ!研究計画に行き詰まったら手足を動かそう!

今回は私の経験も下に
研究計画に行き詰まったら手や足を動かしていく大事さを
お伝えしました。

大学院の研究って多くの人は
「論文や書籍と向き合って完成させるもの」
というイメージがありますが、

これは必ずしも正しいわけではありません。

むしろ大学院から出て
人の話を聞いたり
現地に見学に行ったり
アンケート調査に協力してもらったりと
手足を動かす泥臭い作業が圧倒的に多いです。

なので研究の行き詰まりを打開するためにも
「とりあえず現地に行ってみる」
「とりあえず聞いてみる」
「とりあえずアンケートをつくり誰かにやってもらう」

というプロセスを大事にしてみてくださいね!!!

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