自分の生きざまを20分で語るなら?!リボーンアワード2023in広島ついに終了!

藤本研一
Digest!
ここ2ヶ月プレゼン練習に関わってきた
リボーンアワード2023がついに終了しました!
 
リボーンアワードは自分の生きざまを
20分に凝縮して語る大会です。
 
アツい想いを伝えるため、
直前は半分徹夜の合宿で自分のメッセージを
見つめ直していきます。
 
この壁を乗り越えて、
出場者が渾身のプレゼンをしていました。
 
今回も大感動のリボーンアワード。
出場者の皆さん、お疲れ様でした!

12/6、広島でのリボーンアワード2023、開催!

ここ2ヶ月くらい
リボーンアワードという
プレゼン大会の準備に関わってきました。


私のブログと経営の師匠・
板坂裕治郎さん主催のこのイベントの
サポーターとして、
当日プレゼンする出場者のサポートを行ってきました。

リボーンアワードは自分の生きざまを
20分という時間に凝縮して語る機会です。

今年も5名の出場者が
渾身のプレゼンをしていました。

20分で生き様を語るなら?

このリボーンアワードに参加すると
やっぱり自分の仕事や生き方を
考えるようになりますね。

「自分が人前で20分
 生き様を話すとして、
 何を伝えられるか」

これを毎年実感するのです。



人によっては
「語るに足る人生を生きていない」
と思う人もいると思いますし、

「あのエピソードを
 ぜひ語りたい」
と思う人もいると思います。

2019年、出場者として登壇しました

私も2019年にリボーンアワードに
出場させてもらいましたが、
何を話していいか正直迷いました。

最初の段階から
「高校教員から独立して塾を開業するも
 半年間 売上ゼロ・お客ゼロ・妻のヒモ状態が続いた」
というエピソードを話そうと決めていましたが、
こんな経験なんて経営者であれば
多かれ少なかれ味わう人がいます。


自分でしか伝えられないことはなにか。

自分だから伝えられることはなにか。

プレゼン原稿とスライド作りを通し、
自分を見つめ直していきます。

これを延2ヶ月続け、
リボーンアワード直前は
3日間の「地獄の」合宿内で
とことんまで深めていくのです。

時に
「そんなプレゼンならロボットが読んでいるのと同じ」
「感情がないの?」
「なんでこんな人が出場するか意味がわからない」
などと言われながら悔しい思いを持ちつつ
プレゼンを修正していきました。

(すべて私が実際に言われた内容です…)

たかだか30年ちょっとしか生きていない自分が
40代・50代の他の出場者なみに
伝えられることを見つけるのは
大変でしたが、

なんとか当日には納得の行く内容を
伝えることができました。


この2019年の経験を元に、
昨年・今年のリボーンアワードで
出場者のプレゼンをよくできるよう
サポーターとして関わったのです。

おおいたツーリスト・中村厳さんのプレゼン


今回私がメインでサポートすることになったのは
大分で旅行会社を経営する
中村厳(いわお)さん

   ☆中村さんの会社、サイトとブログはこちらです↓
    
    株式会社おおいたツーリスト


    

通称が「がんちゃん」なので
年上にも関わらずがんちゃんと呼ばせていただきました。


がんちゃんは
以前 旅行会社に勤務していたとき、
あるお客様と出会います。

80歳のおばあさんから

「もう一度 北海道の田舎にいき
 お墓参りに行きたい。
 でも、息子たちは皆忙しくて
 連れて行ってくれない」

と言われたのです。

「中村さん、すべてお任せするけえ、
 連れて行ってくれんじゃろか?」

頼まれたがんちゃんは笑顔で対応し、

「ぜひ一緒にいきましょうよ!」

と乗り気でした。

最悪、もし会社がダメと言った場合は
有給を使ってでもお連れする気だったそうです。

ところが、会社に戻ったがんちゃんが相談すると
上司は

「なんでお前がせんといけんのや?」

と怒られてしまいます。


「有給を使ってでも…」
と食い下がるがんちゃんに対し、

「お前は緊急時バスの手配をせんといけんのやから
 余計なことをせんでいい」

と言下に「ノー」を突きつけたのです。

結局、おばあさんに対し断りの電話を
入れることになり、
相手をがっかりさせてしまいました。

後で聞いた話では
この数ヶ月後におばあさんは施設に入ることになり、
北海道へお墓参りはできないままとなってしまったのです。

この悔しい経験を味わったがんちゃんは

「お客さんがやりたい旅行を届けるには
 独立するしかない!」

と貯金をはたいて独立したのです。


そのほかがんちゃんは
コロナ禍で売上が数千万円一気になくなり、

家計を支えるために
ホテルの夜勤や港での肉体労働もしながら
苦境を乗り越えた経験もプレゼンで語っていました。

それでもコロナで本業の仕事がない時期を活かし、
半年間学校に通って介護の資格を取得するほか

高齢の方・体が不自由な方を旅行にお連れできるよう、
介護タクシー事業を始めるための準備も進めていった、
といいます。

「墓参りに行かせてあげられなかった
 ばあちゃんのような人をもう出したくない」

80歳のおばあさんに旅行を提供できなかった後悔をもとに
旅行なんて諦めてしまった方を
旅行へお連れできる準備を現在進めているのです。

「旅行なんて諦めてしまったじいちゃん・ばあちゃんを
 もう一度旅行に連れ出したい!」

「たとえお客さんから
 無理難題と言われるような要望であっても
 叶えてあげられる旅行会社でありたい」

そんな熱い想いをもって
現在旅行会社を経営していることを
150名を超える聴衆に語ってくれました。

当日のプレゼンの大成功!

…まあ、ここで書いた話は
がんちゃんと二人三脚の形で
プレゼン直前の3日間で
整理していったものとなっています。

原稿が仕上がっても
それを頭に入れるのが
なかなか大変なようでした。

ところがプレゼン当日には
すべて頭に入れた上で
熱い想いをもって語っていらっしゃいました。

がんちゃんのプレゼンを会場で目にし、
内容もさることながら

「こんなに想いを持って語っている
 がんちゃんの姿がカッコいいなあ〜」

と思っていました。

3日間缶詰で濃厚に関わってきたこともあり、
プレゼンを聞いていて
涙が出て止まらなくなったのです。

がんちゃん、プレゼンお疲れ様でした!!!

☆がんちゃんの思いが込められたブログ記事はこちら↓

私はいつからがんちゃんになった?

ポンコツに奇跡のパウダーをふりかける先生
(私のことを書いてくださいました。感謝です!)

今回のポイント


自分の生きざま、
20分で語るなら何を伝えますか?


「自分の生きざまを
 20分で伝えるなら何を語るか?」

リボーンアワードのいいところは
参加することを通して
この問いをイヤでも毎年考えれられるところです。

あなたは何を語れるでしょうか?

これを意識すると
日々の生き方も変わってくるので
面白いですよ!

リボーンアワードに出場した皆さん、
本当にお疲れ様でした!

ではまた!


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