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あなたの志望理由、「前向き」ですか、「逃げ」ですか?
「大学院に行こうと思っています」
私は1対1大学院合格塾を運営しています。
創業以来すでに200名以上の方の大学院合格に関わってきた関係上、
社会人や大学生の方から大学院進学の相談を受ける機会が多くあります。

大学院への志望理由を聞いてみると実にさまざまな動機があります。
・もっと専門的に学びたい
・研究を通じて社会に貢献したい
・キャリアアップにつなげたい
こうした前向きな理由も多くあります。
その一方、「逃げ」の進学動機も伺うことがあります。
・就職活動から逃れたい…
・休職していまの職場を離れたい…
・何をしたいかわからないから
とりあえず大学院に行って考えたい…
今回はこういった「逃げ」ともいえる大学院進学について考えてみます。

「逃げの進学」は実際に存在する
一般的には大学院進学って
「この分野の専門性を極めたい!」
「MBA(経営管理修士)の資格を取って転職を成功させたい!」
「CNS(専門看護師)の資格を取って看護師としての専門性を高めたい!」
などの思いを語る方が多いです。
こういった「前向き」な思いから進学を考えるケースが良い、とされています。

ですが、そうではなく「逃げ」の思いから大学院進学を志す方もいらっしゃいます。
たとえば大学生の方の場合
「就職活動がうまくいかなそうだから
大学院でもう2年勉強してから就活したい」
という方がいらっしゃいます。
また
「まだ社会に出たくない」
「もう少し学生でいたい」
という思いから大学院進学をする人もいらっしゃいます。
さらには
「公務員試験に落ちたので
大学院に進学して再度挑戦する」
という人もいらっしゃいます。

社会人の場合、
「今の職場がつらいので
キャリアアップ休暇を使って休職しながら進学したい」
という方がいらっしゃいます。
(キャリアアップ休暇とは大学院などの通学のために
1〜2年間休職をできる制度です。
行政職員の方や一部の民間企業などで設定されていることがあります)
また
「いきなり転職してもうまくいかなそうだから
大学院でとりあえず専門知識を身に着けたい」
という方もいらっしゃいます。
こういう志望動機、
「逃げ」としての大学院進学のように見える方も
いらっしゃるかも知れません。

ですが。
私は
逃げの進学自体悪いものではないと考えています。
今の時代に大学院を目指し
自分を高めたいという思い自体、
素晴らしいものだと私は思います。
だからこそ、「逃げ」と言えるような進学動機であっても
全く問題ないと私は考えるのです。
藤本も「逃げ」の進学?
かくいう私自身、
大学院進学はある意味「逃げ」の思いから
志しています。
私は現在も含め
2回大学院の修士課程に進学しています。
1回目 早稲田大学大学院教育学研究科 修士課程
まずは1回目の大学院修士課程の時のことから振り返っていきます。

(2025年の写真です)
私が大学3年生の頃、
リーマン・ショックが起こりました(2008年)。
それまで日本経済の状況が持ち直りつつあったのが
一転して大不況に変わったのです。
実際、1つ上の先輩方の就職活動、
相当大変そうでした。
それを観ていて、
「このタイミングで社会に出て大丈夫だろうか」
という不安を持つようになりました。
もともと「もっと勉強したい」という思いもありましたが、
「就職活動を2年延ばしたい」という「逃げ」の思いから
大学院進学を志したのです。
2回目 北海道大学公共政策大学院 修士課程
私にとって2回目となる大学院修士課程進学を志したのは
2022年の12月。
直前に妻の不倫が発覚し、
離婚することが決まっていました。
「このあと自分がどう生きていったらいいのか…」
この先の人生が何もイメージできなくなっていました。
そんなときふと北海道大学大学院の募集要項を見ると
募集締切が【2日後】となっていました。
その場で北大の窓口に行き
募集要項を受け取り、
1日で出願書類を書いて出願しました。
(これまで何人も北大大学院合格に導いてきたので
1日で書けました 笑)
そのまま面接準備をして1月の試験に合格し
2023年4月から通学しています。

(2023年の写真です)
2回とも「逃げ」の進学。でも…。
こうしてみると私の大学院進学は
2回とも「逃げ」の進学だったことが
よく分かります(笑)。
なにか崇高に
「〜〜の専門性を極めたい!」
「大学院に行って研究者になりたい!」
という思いが先に出ていたのではなく、
純粋に「逃げ」という動機での進学だったわけです。
ですが、そういう動機だったとしても
進学して勉強しているとだんだん「想い」が高まっていきます。
「〜〜についてもっと研究したい!」
「研究した内容をもとに〜〜を行いたい!」
そういう想いになっていくのです。
ただし「逃げのまま」は面接で必ず伝わる
ここまで「逃げ」の動機での大学院進学でも
まったく問題ない事を見てきました。
ですが、1点気をつけるべきことがあります。
それは「逃げ」の志望動機のままだと
面接で落ちてしまう、ということです。

(率直に
「社会に出たくないから大学院に進学します」
と面接で言って通るわけがないですよね…)
だから大事なのは「逃げ」の思いからの進学であったとしても、
その思いを一歩前に進め、
「前向きな志望理由」も同時に作り上げていくことが
必要不可欠なのです。
実際、大学院入試の面接では
・なぜ大学院に進学したのですか?
・なぜその分野を研究したいのですか?
・大学院で何を研究するのですか?
・大学院での研究をどのように活かす予定ですか?
などと質問されます。
その時に「逃げ」の要素が伝わってしまうと
面接では不合格になってしまいます。
前向きな志望理由を後付でいいから考える!
もし今、あなたが
「逃げの進学かもしれない」
と感じながら大学院を考えているのであれば、
「前向きな志望理由」を追加で考えてみるのがオススメです。
ポイントは「前向きな志望理由」は
後付(あとづけ)で構わない、ということです。
最初から「前向きの志望理由」で大学院を志していなくても
全く問題ございません。
いま一度、
自分は大学院で何を研究したいのか、
大学院の研究をどう活かしていくのかを
深堀りしていくのが大事です。
実際私も過去2回の大学院進学は
いずれも「逃げ」の進学理由でしたが、
後付で「前向きな志望理由」を考えて受験に臨みました。
不思議なもので、
実際に大学院に入ってしまうと
「大学院でこういうことを研究しよう!」
「大学院での内容を修了後こう活かしていこう!」
と前向きに考えられるようになっていきました。

大切なのは、仮に「逃げ」の進学出会ったとしても
逃げのままで終わらせない意識を持つことです。
そこに「前向きな志望理由」を
後付でいいから載せていくことが
何よりも重要なのですね。
まとめ!本質は「逃げ」でもいい。意味は後からつくれる
「逃げ」の進学は実際に存在します。
それ自体は悪いことではありません。
ですが「逃げ」のままでは
評価されにくいのです。
だからこそ、最初は「逃げ」の志望動機であっても
受験対策を進める中で
「前向きな志望理由」を考えて行くことが重要です。
そもそも大学院で自分を高めたいという思い自体
素晴らしいものだと私は思います。
あなたの志望動機、より良いものにしていきましょう!
一人では難しい場合、
1対1大学院合格塾の体験授業で
サポートしていますのでお声がけくださいね!

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「まだ社会に出たくない…」「職場がイヤだから休職して進学する…」。大学院進学の志望理由って「前向き」なものだけでなく「逃げ」の動機もあります。就活や職場から離れたい気持ち自体は悪くありません。大切なのは「逃げ」の動機に「大学院で何を学び、どう活かすか」という前向きな理由を後付でいいから作ることです!