前回は「作文のコツ51 「専門知識」を書くときは、「詳しい説明」と「言い換え」をしよう!」ということを扱いました。
うっかり「専門知識」だけで書いてしまうと、結局誰にも伝わらない文章になる、ということをお伝えしました。
このことは「専門知識」を書くために文章を書くことへの批判です。
どういうことかというと、「専門知識」は「ふつう」の人にとっては何の価値もないからです。
「なぜそれが役立つか」
「この知識はどう役立てられるか」を書かなければ、
「ふつう」の人には何も響かないからです。
ではどうすればいいでしょう?
考えるべきは「コツ」の形で示すことです。
例1)ADHDとは何か?
→「ADHDを持つ大人と関わる際の7つのコツ」例2)フリースクール論
→「フリースクールを活用するためのコツ」
「コツ」というと、どこまでも「役立つ」という発想につながります。
以前書いた「作文のコツ㊴徹底的に「役立つ情報」を提供する。」ということです。
「専門知識」を書いてしまいがちなとき、「〜〜のコツ」という形に書き換えられないか、考えてみましょう。
・・・そういえば、このブログの記事も「作文のコツ」だったことに気づかれましたか?
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