作文の書き方106一生役立つ!テンとマルの打ち方基本のルール〜あなたの文章が読みづらいのはテンとマルが適当だからではありませんか?〜





今回のポイント
「テン」を打たなくても分かる文章こそ
いい文章である!
そのテンは余計じゃないか、考えていこう!

 

☆今回の内容は動画でもお届けしています。
お忙しい方はぜひ「聞き流して」みてくださいね!

テンって、どこに打てば良いのか?

 

「あれ、テンって、どこで打ったらいいんだろう…」

 

文章を書く際、
ついつい忘れがちになるルールがあります。

 

 

それが
【テンとマルの打ち方】です。

 

テンとマルって、
多くの人は
【適当】に書いています。

 

 

適当にやっていてうまくいくなら、
誰も困りません。

 

 

適当に「我流で」やっているからこそ、
テンやマルのせいで
損している人って多いのです。

 

テンの位置で意味が変わる!

 

例えば。

 

 

次の文章を見て
どう思いますか?

 

白い大きな花をくわえた太った犬

 

どんな犬をイメージしましたか?

 

 

…おそらくは
「白くて大きな花を口にくわえた」
太った犬をイメージなさったことと思います。

これ、テンが無くても十分わかりますね!

 

 

もし、ここにテンを打つとどうでしょうか?

 

 

【ケース1】白い でテンを打った場合
白い、大きな花をくわえた太った犬

 

さあ、犬はどうなりましたか?

 

 

おそらく犬の色が白くなったはずです。

大きな花の色は
よくわかりません。

 

「白い」でテンを打つことで、
「白い」対象が花から犬に変わったのです。

 

 

次に進みましょう。

 

【ケース2】白い大きな でテンを打った場合
白い大きな、花をくわえた太った犬

 

さあ、犬はどうなりましたか?

おそらく犬が白く、そして大きくなったはずです。

 

 

花の色やサイズはわからなくなり、
代わりに犬と色と大きさが変わったのですね。

 

 

ケース1もケース2も、
違うのはテンの位置だけです。

 

 

ですが、
意味が大きく違ってきますね。

 

 

テンというのは
余計なところで打ってしまうと
意味が大きく変わってしまうのです。

 

 

あなたは余計なところで
テンを打っていないでしょうか?

そのために、伝えたい意味とは違う内容が
読み手に伝わっていることがあるのです。

 

 

これって、コワイですよね!

 

テンを打たなくても分かるのが良い文章である!

 

では、どうすればいいのでしょうか?

【テンを打たなくても分かるように文章を書く】
ことがポイントです。

 

理想の文章は
【テンを打たなくても分かる文章】です。

 

テンを打たなくても、
読むだけで意味がわかればそれでベストです。

 

 

余計なテンを打たないためにも、
【テンを打たなくても分かる文章】を意識しましょう!

 

テンには「語順を逆にする」働きがある!

 

…では、テンを打たなくても分かる文章を書くには
どうすればいいのでしょうか?

 

 

まずはテンの働きを知ることが必要です。

 

テンには
「順番を逆にする」
という働きがあります。

 

 

この働きを知れば、
余計なところでテンを打たなくても
済むはずです。

 

 

【ケース1】を再び見てみましょう。

 

【ケース1】白い でテンを打った場合
白い、大きな花をくわえた太った犬

 

この文章を、
テンなしで表すと次のようになります。

 

【ケース1-1】「大きな花をくわえた太った白い犬」

 

「白い」が犬の直前に来ました。

 

【ケース1−1】は
テンをつけないで同じ意味を表しています。

 

 

…ということは、
【ケース1−1】のように書けば
テンは要らないのです。

 

 

さきほど【テンを打たなくても分かる文章】が
いい文章だといいました。

 

 

…ということはテンを打つということは
本来的な語順を逆にできる、
ということなのです。

本来は
「大きな花をくわえた太った白い犬」と書けるのですが、
テンをつけることで「白い」の順番を逆にできる、
ということです。

 

 

…ややこしいので、
再び表にしましょう。

 

・テンを付ける前:「大きな花をくわえた太った白い犬」

・テンをつけた後:「白い、大きな花をくわえた太った犬」  

 

テンをつけることで、
「白い」の語順を逆にすることが出来るわけです。

 

 

テンには
「語順を逆にする」という
働きがあります。

 

 

であれば、
テンを打つ時、

 

【順番を変えたらテンを打たないでも
済む場所はないか】

と意識すれば
余計なテンを打たなくても良くなります。

 

 

テンを打つ際には
「語順を逆にできないか」を
意識してみればいいわけですね!

 

 

…ともあれ、
【テンを打たなくても分かる文章】こそが
いい文章だ、と意識してみてくださいね!

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「テン」を打たなくても分かる文章こそ
いい文章である!
そのテンは余計じゃないか、考えていこう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・  

 

余計なテンが多すぎる!

 

私は毎日何人もの方の文章を
添削しています。

 

だいたいの場合、
【テン】が多すぎます。

 

日常において
【余計なテン】をつけている人って
めちゃくちゃ多いのです。

 

 

であれば、
文章を書く際
【このテンは余計ではないか】
と意識していくことです。

 

 

小学校では
「息継ぎをするところに
テンを打ちましょう」
といいますが
大きな誤解です。

 

 

息継ぎをするところに打つと
テンが多くなりすぎます。

 

 

本来的には
【テンを打たなくても分かる文章】がいい文章だ
と自覚し、
余計なテンを減らす努力をしてみましょう!

 

 

役立つ!マルの打ち方ルール

 

…おっと!

テンだけで終わるところでした。

 

 

今回は【マル】の使い方も扱っていましたね。

 

 

【マル】の方はカンタンです。

次のルールだけです。

 

 

【マルのルール】2〜3行を超えたらマルを打つ

 

 

ダラダラ続く文章って、
読みづらいです。

 

ワードファイルや原稿用紙でも
一つの文が
【2〜3行続く】と
すごく読みづらいのです。

 

 

例えば、次のような文章です↓

北海道の中心的な都市は札幌であり、
ここには196万人もの人が住んでいる上、
観光客も毎年大勢来ている関係上、
商工業、特に観光業が発展しているという特色があり、
北海道の中でも中心的働きをしているわけである。

「あえて」ダラダラした文章を書いてみました。

 

 

どうでしょう、これ、
よくわからないですよね。

 

 

ここで【2〜3行を超えたらマルを打つ】ルールで
修正してみましょう。

 

 

このようになります↓

 

北海道の中心的な都市は札幌である。
ここには196万人もの人が住んでいる。

それだけでなく 、観光客も毎年大勢来ている。
その関係上、商工業、特に観光業が発展している
という特色がある。

だからこそ、札幌は北海道の中でも
中心的働きをしているわけである。

 

2行を超える・3行を超えるところで
思い切ってマルを打ちました。

 

そして接続詞を追加しました。

 

 

するとよく分かる文章になりますね!

 

 

「文章がどうしてもダラダラしがち…」

そういう方は
思い切ってマルを打つといいですね!

 

【2〜3行超えたらマルを打つ】ルールはWordでこそ役立つ!

 

ちなみに。

【2〜3行超えたらマルを打つ】ルールは
Wordで文章を作る際に役立ちます。

 

 

日本語で読みやすい文章の目安は
【一文が50文字程度のもの】だと言われています。

 

 

Wordで文章を書く際、
通常の設定では
横【40文字】設定になっています。

 

 

…ということは
2行を超えた辺りでマルを打つと
大体50文字程度で一つの文を書くことが
できるのです。

 

【2〜3行を超えたらマルを打つ】ルールを守るだけで
読みやすい文章を書くことができる、
というわけですね!

 

ぜひ参考にしてみてください。

 

ではまた!

 

☆テンとマルの打ち方については
こちらも御覧ください。

文章書き方本書評①日本語の作文技術(本多勝一)

2017.07.21

知るだけで文章力がアップする!作文の書き方100のコツ

 


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