短くても本質が伝わる!2W1Hで説明をしよう!

藤本研一

Digest!
5W1Hで説明をするのは正確でいいのですが、
いかんせん詳しすぎることがあります。

短くても本質を伝える際役立つのは
2W1H、つまり
Whyなぜ・Whatなに・Howどのように です。

仕事の伝達だけではなく、
論述試験にも役立つのが2W1Hのいいところですよ!

5W1H、正しく使っていますか?



前回は「5W1Hの使い方」をテーマに
お伝えしました。



5W1Hやその派生形である6W5Hは
それぞれの項目の要素を書き出すことで
情報のヌケやモレを防いだ文章を書けるようになります。

それが失敗しない資料作りのコツなのです。


5W1Hでは多すぎるときは。

この5W1Hや6W5Hは便利な反面、
こういう意見を持った方もいらっしゃるかもしれません。


「これだけたくさんの要素を書き出すの、
 大変だな…」


実際、6W5Hになると
書くべき項目が11個もあります。


全部考えると
めちゃくちゃ大変です。


さらにいえば、情報量が増えすぎるあまり
「何をいいたいかよくわからない」
と思われてしまうことにもなりかねません。


そんなとき、
より簡易な要素である【2W1H】が役立ちます!

短くても本質を伝える!2W1H

2W1Hとは、

Why なぜ
What なに
How どのように

の頭文字を取ったものです。


この2W1Hは5W1Hや6W5Hの
本質と言える内容です。


何かというと、
人に何かを伝える際、
2W1Hを過不足なく伝えることが
スムーズなコミュニケーションにつながるということです。

例えばあなたが上司に
「アレをやっておいて」
と言われたとします。

このとき、
アレが何を意味しているのか(What)がわからないと
何をしていいかわからないですよね。


また、どのように取り組めばいいか(How)がわからないと
そもそも進めようがありません。


その上、忙しい業務のなかで取り組む以上
なんのために取り組むのか(Why)がわからないと
やる気がしないですよね。


このように2W1Hのうち
1つでも欠けて伝えていると
相手は納得して動いてくれないのです。


逆に言えば、
短くても本質を伝えられるのが
2W1Hを使う利点なのですね。

2W1Hで仕事を頼むと。

では2W1Hを使って何かを頼んでみましょう。



「このあと14:00にお得意様が会社に来るから
 悪いけどお茶を用意してくれないかな?
 給湯室の上の戸棚に急須と湯呑があるから
 それを使ってください」

こういうと、
何をしたらいいか(What お茶を用意する)、
どのように取り組めばいいか(How 戸棚の急須と湯呑)、
なんのために取り組むか(Why 来客の対応)が
相手に伝わります。


忙しいとついつい
「アレをやっておいて」などと
2W1Hをはしょって取り組んでしまいがちです。


身近な人に動いてもらうためにも
2W1Hで本質を伝えていきましょう!

今回のポイントです。


短い言葉で相手に伝える!
2W1Hで書いていく!

2W1Hは論述試験にも役に立つ!


実はこの2W1H、論述試験対策にも役立ちます。

論述試験において短い字数で物事を説明するには
2W1Hを意識するのが必要なのです。



例えば「桶狭間の戦いについて説明しなさい」という問題が
出たとしましょう。

このとき、
まずは2W1Hで情報を整理するのが必要です。

Why 尾張進出を狙う今川義元が織田信長と衝突したため
What 1560年 織田信長が今川義元を討ち取った合戦
How  今川義元1人を狙っての戦闘が成功した/
    織田信長が支配地域を広げるきっかけとなった

このように情報を整理すると論述しやすくなります。



書いてみましょう↓


桶狭間の戦いは尾張進出を狙う今川義元が
織田信長と衝突したことをきっかけに1560年に起こった。
信長が義元を討ち取り、信長が支配地域を広げるきっかけとなった。

いかがでしょうか?


必要な要素を入れつつ論述をすることができました。

事業計画のプレゼンにも2W1Hは役立つ!

2W1Hは論述試験だけではなく、
事業計画をプレゼンする際などにも役立ちます。

特に短い時間で相手に伝える際
2W1Hは大いに役立つと言えるでしょう

ぜひ2W1H、使ってみてくださいね!

ではまた!


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