遠藤周作と手塚治虫が実践!やる気が出ない日の意外な対処法

藤本研一

Digest!
やるべきことがあるのにやる気がでないときって
ありますよね。

プロの作家もそういう時がしばしばあるようです。

そんなとき、遠藤周作さんがやっていたのは
映画館でなんでもいいから映画を観ることでした。

観ていると罪悪感から「やらなきゃいけない…」と
やる気を引き出していたそうです。

やる気が出ない時、あえて別の行動を取ることで
気持ちが切り替わることも多いですね!

悶々とせずなにか行動してみるのがオススメですよ!

休日、やることがあるのにやる気が出ないときは。

休日って、概してやる気が出ないものですね(笑)

でも、やらないといけないこと・
やるべきことが溜まっている…。

そんなことって
多いかもしれません。



こういう状況、
プロの作家さんもよく陥っているようです。

映画化もされた『沈黙』などで有名な
作家・遠藤周作さん。

(写真はWikipediaより)

遠藤周作さんもやる気がでない状況に
よく陥っていたそうです。

(余談ですが、遠藤周作さんは
 「狐狸庵(こりあん)」というペンネームも持っており
 軽快なエッセイを書いていました。

 作品の厳格なイメージとは裏腹に
 非常に茶目っ気のある人だったようです)



やる気がでないとき、
遠藤さんはよく映画館に行っていました。

なにか見たい映画があるわけではなく、
なんでもいいから映画を観るそうです。

観ていると、だんだん
罪悪感が湧いてきます。

「こういうことをやってる場合じゃないな…」

その思いが高まると
そのまま戻って仕事に当たっていたといいます。


テスト前になると掃除がしたくなる不思議。

この気持ち、
私もよくわかります。

私は高校生時代
テスト前になると
部屋の片付けをやたらとやっていました。

部屋を片付けたら勉強が進みそうな気がしてやっていましたが、
完全に目の前の教材から逃避していました(笑)

ただ、テストの度にやっているので
30分ほど片付けると
やることがなくなってきます。



そこでふと、

「掃除している場合じゃないよな…。
 そろそろやるか…」

と諦めて勉強に取り組んでいました。


まさに遠藤さんと同じような発想を
無意識的に行っていたわけですね。

ある意味自分を追い込むことで
仕事や勉強に取り組む気持ちを高めているわけです。

仕事を抜け出して映画へ行った手塚治虫。

状況は違いますが、
マンガの神様・手塚治虫さんも
映画館によく行っていた人です。

(写真はウィキペディアより)


数多くの締め切りを抜け出して
こっそり映画に行くのを楽しみにしていました。

その映画の内容をヒントに
作品を仕上げることもあったといいます。

(アシスタントや編集者などの証言をまとめた
 『ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~ 』
 というマンガに出てきます。
 気づけばいなくなっている人だったようで、
 編集者も大変ですね…)

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実際、手塚治虫さんの作品からは
映画表現をマンガに落とし込むことに
腐心する様子を感じ取ることができます。

(初期の名作『新・宝島』が
 読者に「まるで映画のようだ」と
 感じさせたことは有名です。
 こちらは藤子不二雄Aさんの『まんが道』に出てきます)

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これもある意味で遠藤さん同様
自分を追い込む行為だと言えなくもありません。

なのでやる気がないときは
あえて別のことをやってみるの
アリかも知れませんね…!


今回のポイントです。


やる気がしない…。
そんなときはまず何か行動してみませんか?
映画館も掃除もやる気を出すのに使えます!

体を動かすと気持ちも切り替わる!

やる気がでないとき
「ああどうしよう…」
と悶々(もんもん)としてばかりいるとつらいです。


映画館にいったり
掃除をしたりと
まずは何か行動してみるのがいいかもしれません。

不思議なもので
映画館にいく・掃除をするなど
体を動かすと少し気持ちが
切り替わってきます。

同じ姿勢のまま悩んでいても
状況は変わらないものです。

気持ちを切り替えて次の行動!

これを行っていきましょう!




ではまた!


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