厳しすぎてもゆるすぎても学級崩壊は起きてしまう…!学校の先生の大変さを実感した件。

今回のポイント

いまの学校はホントに大変…!
大学院での研究で
自身のスキルアップを!

予習のための読書。

いま、
『よくわかる学校教育心理学』というテキストを
読んで勉強しています。



心理系の分野での
進学を目指す受講生の方への
予習のため、です。


読んでいると
現代の学校教育の「困難さ」が
実感できてきます。



起きると戻すのが大変…それが学級崩壊。



その困難さの例に
「学級崩壊」があります。



授業中に生徒同士の私語や
立ち歩きで授業が成立しなくなる状態を
学級崩壊といいます。



学級崩壊を起こしてしまうと
授業そのものが成立しませんし、
そこからいじめなどにも
つながってしまうケースがあります。

この状態から
もとに戻すのはなかなか大変です。


厳しすぎても、ゆるすぎても発生する…!

この学級崩壊ですが、
教員がクラスに伝えるルールが
厳しすぎても反抗して起きますし、
逆にゆるすぎても起きてしまいます。


会社でも社内の規律を厳しくしすぎると
ブラックになりますし、

逆にゆるすぎると
ダラダラした生産性の低い組織と
なってしまうのと
似ているかもしれません。



本書ではほとんどの学級崩壊が
「反抗型」「なれあい型」の
どちらかで発生することを
引用を用いて説明しています。



「「反抗型」の学級崩壊は、
 学習や社会性などをきちんと
 身に付けさせようとする”指導タイプの教師”が
 陥りやすいパターンです。

 学級が順調なときは教師の強力な指導は
 プラスに働きますが、
 命令・禁止事項ばかりが目立って、
 子どもへの配慮が薄くなると危険です。
 (…)
 一方、「なれあい型」の学級崩壊は、
 ”優しく親近感のある教師”が陥りやすい
 パターンです。

 子どもは教師を慕っているので、
 教師と個々の子どもの関係は良好ですが、
 子ども同士の横のつながりや
 学級の明確なルールが弱いと危険です」
 

(191ページ)

会社の場合は究極的には
給料というインセンティブ(やる気につながる要素)を
使えますが、

学校の場合は
「授業自体の楽しさ」「内申点」くらいしか
インセンティブが存在しません。


そのなかでクラスをまとめ
授業を成立させ
生徒一人ひとりの対応もしている
学校の先生方って本当にすごいなと
いつも思っています。

私も学校教員時代、大変でした…。

…かくいう私も4年間
高校教員をやっていましたが、

クラスをまとめるということと
生徒一人ひとりの対応をする大変さを
日々実感していました。


言ってしまえば
クラスをまとめるのと
一人ひとりの対応をするのって
正反対の活動でもあるのです。



(ベテラン教員の方は
 この正反対の活動を
 ごく自然に行っています。
 そこにベテランの技量があります)

本書を読んでいて
現在の「学校」、
なかでも学校教員の大変さを
実感しているところです。



 


今回のポイント


いまの学校はホントに大変…!
大学院での研究で
自身のスキルアップを!

大学院で「専修免許状」を取りませんか?

うちの塾にも以前から
学校教員の方に
来ていただいています。

大学院進学を通して
「教育職員専修免許状」
取得を目指す方にも
来ていただいているのです。


教育職員専修免許状は
通常 大学4年間修了で取得できる
「教育職員一種免許状」よりも
1つ格が上の資格となっています。

(ちなみに私も持っています)

先生として活躍し続けるには院進学を!

いまの時代、
教員としていつまでも
活躍し続けるには

どこかで最新の知見や
専門性を身に着けたほうが
チャンスも広がります。

(管理職を目指すにも
 大学院進学はチャンスとなります)

いろいろと教育現場が大変な時代だからこそ、
頑張る学校教員の方を
大学院進学対策で
サポートできましたら幸いです!



ではまた!


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