いつでも気持ちは切り替えられる。
自分自身の「新規蒔き直し」を!
なぜか印象深い「ニューディール政策」。
中学時代の社会科の授業。
そのなかでなぜか印象に残っているのは
「ニューディール政策」です。
1929年からの大恐慌で悩むアメリカ社会。
そこから「有効需要」を作り出すために
大規模な公共事業を起こすことを主軸に、
当時のフランクリン・ルーズベルト大統領によって
積極的に行われたのがニューディール政策です。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/09/FDR_in_1933.jpg)
テネシー川流域開発公社(TVA)による
大規模開発を目玉とする一連の政策のことを指すこの政策。
当時は資本主義の崩壊が噂されるほどの
世界的大恐慌のさなかにありました。
(ある意味、いまの状況とも近いです)
その「どん底」を乗り越えるべく、
積極的な財政政策が国をあげて求められたのです。
テネシー川にダムを作るなど
大規模開発が次々行われました。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/09/700px-NewDeal.jpg)
歴史的評価としては低くとも…!
…歴史的評価としては
イマイチな成果という解釈がされることも
多い「ニューディール政策」。
ですが、不況期という「どん底」の時期に、
「いまこそ新しい取り組みをする!」
という積極的な心意気、
いまに通じると思うのです。
新規蒔(ま)き直し。
このニューディールとは
「新規蒔き直し」という意味です。
大恐慌というどん底状況の下、
新たな思いで物事に取り組むという姿勢が
現れた言葉でもあります。
言ってしまえば
【気持ちの切り替え】です。
「ニューディール」という言葉に現れているように、
新たな思いで取り組んでいくという決意が
次の行動につながるのですね。
(なお、ニューディール政策を
「新規巻き直し」という表記は誤用だそうです。
もともと、「まき直し」とは
植物の種を再びまき直すことを言っていました。
なので、「新規蒔き直し」が正しい書き方だそうですので
念のため。
【出典】https://mainichi-kotoba.jp/enq-286 )
今回のポイント
いつでも気持ちは切り替えられる。
自分自身の「新規蒔き直し」を!
思ったようにいかないときでも腐らずに!
さて、大学院受験をめざし勉強をしていると
思ったようにうまくいかないことも
多くあります。
たとえば受験直前に発熱し、
泣く泣く受験を断念するケースも
実際にあります。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/09/thermometer-683x1024.jpg)
(コロナ禍だと、
こういう事例はけっこう頻繁に起きています…)
自分は元気であっても
家族の発病で断念せざるをえないケースもあります。
こういうときって、
本当に落ち込みますよね・・・。
ただ、必要以上に落ち込んでいると
前に進めなくなります。
どん底なときこそ「自分ニューディール政策」!
どん底期のニューディール政策が
結果はともあれ
人々に希望を与えたように、
いつでも新しい取り組み・
気持ちの切り替えは可能なのですね。
言ってみれば、
「自分ニューディール政策」と言えるでしょうか。
たとえどん底であっても、
「自分自身の新規蒔き直しをする!」
という思いが自分の前進に繋がりますよ!
自分ニューディール政策、
どん底な時こそ、行っていきたいですね!
ではまた!
コメントを残す