論文の書き方を身につける最良の方法。〜フジモトオススメ!「論文の書き方」本リスト付き〜

今回のポイント

「論文の書き方」は麻薬である。
読むなら1〜3冊にとどめ、
まずは執筆あるのみ!

「論文の書き方」本を大量に読んでいます。

職業柄、
私が頻繁に読んでいる本のジャンルがあります。 

それが
【論文の書き方】に関する本です。

フジモトのオススメ!「論文の書き方」本あれこれ

 

論文の書き方に関する本って、
ホントにたくさんあります。

清水幾太郎さんの
『論文の書き方』に始まり、

「現代社会学ライブラリー」の
『論文の書きかた』、


私が受講生の方におすすめすることが多い
慶應義塾大学出版会の
『レポート・論文の書き方入門』など様々です。


おまけに、これ以外にも
学問分野ごとに
この手の「論文の書き方」本は
多数あります。

 

看護系でしたら
『看護研究論文の書き方』、

医学系でしたら
『なぜあなたは論文が書けないのか』、

経営学系では
『マネジメント研究への招待』
(論文の書き方もありますが、その「前提知識」の本という側面も強いです)

など何冊・何十冊とあります。

(ちなみに、ここで挙げた本、
 いずれも私は読んでいますが
 一読をオススメするものばかりです

「論文の書き方」本は麻薬である!

これら「論文の書き方」という本。

 

非常に役立ちますし
読んでいてタメになります。

ですがこれらの本って
ある意味「麻薬」です。

1冊読むのはいいですが、
読み終わった後

「もっと別の〈書き方〉の本を読まないと…」

と不安になってくるのです。

ひどい場合は論文を書き出してみて
「あれ、書き方がわからない…」と焦り、
別の「論文の書き方」本を買ってしまう。

これが何度も繰り返され、
本棚に「論文の書き方」本が揃うのに
論文はいつまで経っても完成しない…。

こういう人は実際に何人も存在しています。

何冊読んでも
「もっと読んだほうがいいのでは…」
と不安になってしまう点で
「麻薬」に近いのですね。

「論文の書き方」を何冊も読むより大事なこと!

「論文の書き方」の本を何冊読んでも、
それだけでは論文なんて書けるようになりません。

 

大事なのは1冊だけ、
あるいは2〜3冊に留め、
実際に書いてみること、です。

 

論文って、書き始めると
研究データの扱い方や先行研究の引用の仕方、
研究方法の選択や
「はじめに」「終わりに」「要旨」の執筆や「タイトル」など
悩む箇所がたくさん出てきます。

その度に別の「論文の書き方」に逃げたくなるのをグッと我慢し、
まずは一通り書いてみるのが
大事なのですね。

(最初に選んだ1〜3冊の「論文の書き方」本を信じ、
 その本を元に書ききるのがポイントです)

…かくいう私も
「やり方」「ノウハウ」ばかりに
こだわってしまうことがしばしばあります。

究極的には論文の書き方なんて
執筆者の数だけ・研究者の数だけ存在します。

まずは自分の論文を
どういう形であれ仕上げてしまい、
そこから自分なりの「論文の書き方」を
身につけていくのが一番なのですね。

「論文の書き方」の本を
何冊・何十冊と読むのは
論文を一通り書き上げてからでも遅くはないのです。

それに、一度自分で最後まで論文を書いた「後」に詳しく読んでみたほうが、
「論文の書き方」に関する本の理解が飛躍的に高まるのです。

(修士論文を書いたとき、
 私も実感しました)

今回のポイント


「論文の書き方」は麻薬である。
読むなら1〜3冊にとどめ、
まずは執筆あるのみ!

 

「完璧な方法」を追い求める前に。

「どこかにもっとラクな・
 もっと完璧な論文を書くための方法があるはず…」

 

研究を始めた当初、
そういう思いがついつい浮かびます。

 

まずは最後まで書く!

確かにラクな論文の書き方・
効率的な書き方はあります。

(私も塾でお伝えしています)

ですが、
「とりあえず最後まで書いてみる」ことがないと
結局は書き方なんて身につきませんし、
「方法」を応用することもできないのです。

 

なので「論文の書き方」の本を読むのは
1〜3冊程度に抑え、
「とりあえず論文を書ききる!」
経験を大事にしてみてくださいね!

 

そう、論文の書き方を身につける最良の方法は
「とりあえず最後まで論文を書ききる」ことにあるのです。

もし、論文執筆で壁にぶち当たることがあれば
遠慮なくお問い合わせください!

 

ではまた!


☆メルマガ登録後1通目が届かない場合はこちらをご確認ください。
メールが届かない場合

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください