量稽古こそ小論文試験 合格への近道!「プレバト!!」夏井いつきさんの本で俳句を学んでみて。

今回のポイント
基本を知った後はひたすら量稽古!
日々の取り組みが合格につながる!

 

書き方さえ知れば小論文は書けるようになるのか問題

 

「大学院進学の小論文対策って、
 書き方だけ知ったらできるようになるのではないか…?」

 

こういう思いをお持ちの方、
いらっしゃらないでしょうか?

 

 

時折、「書き方さえ知れば小論文は書ける」と思っている方も
いらっしゃいますが、
これ、大きな誤解です。

 

 

今回はこういった内容について書いていますので
こちらからどうぞ!↓

 

 

 

『プレバト!!』の夏井いつきさんの本で俳句を勉強中!

 

 

いま、俳句の本を読んで勉強しています。

 

テレビ番組「プレバト!!」で
辛口採点を行っている夏井いつきさんの著書を元に
勉強しているのです。

 

 

 

私はコミュニティカフェふうしゃさんで
毎月エッセイ講座を行っています。

 

 

かれこれ6年目に入っています。

 

 

現在、このエッセイ講座の受講生の方々と
俳句を一緒に詠む機会があるため、

その勉強を兼ねて
夏井さんの本を学んでいる次第です。

 

 

 

テレビの印象のまんま、
けっこう辛口な本となっていますが
だからこそ印象に残っていいですね!

 

 

俳句は世界最小の定型詩

 

俳句というのは
世界最短の定型詩、と言われています。

 

 

五・七・五という
わずか17音で著者の感動と季節感を
読み手に伝えられるのが俳句の強みです。

 

 

 

古くは江戸時代の
松尾芭蕉以来、
多くの俳人が取り組んできています。

 

俳句上達の近道は数多く作ること!

 

 

そういう俳句ですが
結局は【数多く作ってみる】ことが
上達の近道だそうですね。

 

 

さきほどの本の中では
「俳句の達人になるには?」という質問に対し
こういう回答をなさっていました。

 

「毎日一句でもいいから俳句を作ってみる。
それが無理なら、「日曜日は俳句の日」と決めて、
必ず日曜には一句作る。その積み重ねです」

 

(夏井いつき, 2016,
『夏井いつきの超カンタン! 俳句塾』世界文化社,65頁)

 

もちろん、
基本的な作り方は
本を読んだり誰か先生についたりして
学ぶのが必要、と言われています。

 

 

でも、けっきょくは毎日一句作るなど、
【量】に取り組むことが
いい俳句を詠む上で欠かせないのです。

 

 

 

 

 

「どんなに忙しくても、毎日10句は詠む!」

 

 

…私の知人で、
仕事をしつつ
俳人として活躍していらっしゃる方がいらっしゃいます。

 

 

この方は

「毎日、どんなに忙しくても
10句詠む!」

と決めて取り組んでいらっしゃるといいます。

 

 

1日10句ということは
1ヶ月で300句、
1年では3,650句に及びます。

 

 

これだけ俳句を作っていれば
少なくとも1句くらいは秀句ができますね。

 

 

量稽古が上達のカギ。

 

俳句をはじめ、
日本のあらゆる芸事は

「量稽古」

が求められることがほとんどです。

 

 

つまり、基本の型を知ったら
その方法にしたがって来る日も来る日も
数多く練習していくことが必要だ、とされるのです。

 

 

小論文の基本は1~2時間もあれば学べるけれど…

 

 

これは私がいつも講義をしている
小論文の上達にも
欠かせない点です。

 

 

体験授業を受ける方には
時々お話していますが、

小論文の基本の書き方というのは
1~2時間もあれば学ぶことが可能です。

 

ですが、その書き方を使い、
実際に書けるようになるのは
それなりの練習が必要なのです。

 

 

 

 

人によっては1回の講義だけで
ほぼマスターする方もいらっしゃるかも知れませんが、

時間が許すのなら
数多く実際に小論文を書いてみて、
専門家に添削してもらうことが
必要不可欠なのですね。

 

 

 

理論上は「書き方」だけ知れば
いいかも知れませんが、

この書き方を習得するには
それなりの練習が必要なのです。

 

 

 

ちょうど俳句も
詠みたい感動を言葉にし、
適当に季語を載せれば
とりあえる作ることはできます。

 

適当に言葉をならべても
五七五のリズムになることはあります。

 

 

ですが、本当にいい俳句を詠むには
日々の鍛錬が必要なのです。

 

 

夏井さんの俳句手帳

 

ちょうど夏井さんの本にも、
夏井さんが日々持ち歩いている
「俳句手帳」の写真が出ていました。

(157頁より)

 

 

常にこの俳句手帳を携帯し、
俳句のアイデアを書き、
いつでも詠めるようにしていらっしゃるのですね。

 

日々、自分自身が俳句を詠み
自分自身を高める練習をしているからこそ、
あれだけ自信を持って「毒舌」も交えた解説が
できるのだと思います。

 

 

 

私も日々ブログを書いています。

 

 

私は講義の中で
受講生の方の文章を
どんどん添削していますので、

夏井さんを見習い
少しでも日々書く力を高めようと思い
書いている側面も大きいのです。

 

 

今回のポイント

 

 

 

今回のポイントです。

 

基本を知った後はひたすら量稽古!
日々の取り組みが合格につながる! 

 

 

一日も早くスタートし、量をこなす!それが大学院入学後にも役立つ!

 

大学院進学に活用する
小論文の練習は

「ここまでやったら終わり」

というラインがあるわけではありません。

 

 

可能なら、
できるだけたくさんの量の
小論文を書いていたほうが
合格の可能性が上がっていくのです。

 

 

その上、合格後も
大学院の中で数多くのレポートや論文を書くことになるので
小論文問題を多く解いていくことは
そのための「練習」にもなるのです。

 

 

 

いまうちの塾に
大学院進学のお問い合わせを多数頂いています。

 

せっかく受験する以上、
確実に合格したいですよね。

 

そのために、
1日も早く大学院進学の勉強をスタートし、
1つでも多くの小論文を書いていく。

 

これが合格への近道となるのです。

 

 

私も日々ブログという形で
文章修行をしていますので、
ぜひ一緒に取り組んでいければ幸いです!

 

 

ではまた!


☆メルマガ登録後1通目が届かない場合はこちらをご確認ください。
メールが届かない場合

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください