朝の時間、過度に期待していませんか?
早起きする前に、できるだけのことをやる!
早起き勉強が挫折しやすい理由。
「よし、これからは
毎朝5:00起きして勉強しよう!」
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/07/wake_up_early1-scaled.jpg)
大学院進学を始め
資格試験やキャリアアップのための勉強をする人が
時折考えることがあります。
それが
早起きしての勉強です。
「明日からは朝5:00に起きて
1時間勉強してから出社する!」
「あさ、少し早く職場に行き、
職場そばのカフェで勉強しようかな」
こういう計画を立てる人が
いらっしゃいます。
私、こういうのをあまり
オススメしてきませんでした。
なぜかというと
挫折しやすいからです。
ツラいことが2つもあると、ほぼほぼ挫折する。
ふだんから早起きしない人が
「よし、これからは毎日5:00起きをして
勉強しよう!」
とするとほぼ100%挫折します。
このとき、
早起きすることと
朝勉強をすることという、
新しい挑戦が【2つ】も必要になります。
早起きもツラいのに、
早起きして勉強するのはもっとツラいです。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/07/wake_up_early2-1024x683.jpg)
人間、ツラいことが2つもあると
挑戦する気がなくなります。
なので結果 何度も挫折をしてしまい、
「ああ、自分は早起きも勉強もできない、
ダメな人間だ…」
と落ち込む方がけっこういらっしゃるのです。
実際には、
「早起き」も「勉強」も
どちらもツラいことなので、
ツラいことを2つも同時にチャレンジしている時点で
挫折がしやすいだけなのです。
あえて「挫折感」を得たい人なら別ですが、
そうではないならムリに早朝勉強を決意しないほうが
安全なのです。
早起きを習慣化したいなら、朝を趣味の時間に。
なお、早起きを習慣化するなら
「5:00に起きたら遊んでもいい」
「5:00に起きたら趣味の動画を観てもいい」
などと楽しい予定と早起きとを
セットにするのがおすすめです。
こうすると
少しは早起きする気持ちになります。
あとは誰かと朝から勉強するなど
「嫌でも参加しないといけない」
状況を作っておくのがいいですね。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/04/learn_study-1024x684.jpg)
いずれにしても
早朝勉強はなかなか習慣化するのが
難しいのです。
今回のポイント
朝の時間、過度に期待していませんか?
早起きする前に、できるだけのことをやる!
早起きに期待する前にやるべきこと!
「早起き」という言葉には
魔力があります。
早起きして勉強したり
早起きして趣味を楽しんだりすると
人生が急に輝き出すように見えます。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2021/09/shine-1024x678.jpg)
ですが、実際の場合
早起きってイキナリはじてもツラいだけですし、
そんなカンタンに早起きを習慣化することはできません。
まずはいまの生活リズムのなかで勉強時間を捻出する!
ムリに早起きして
勉強を始めようとする前に、
まずは「いまの生活リズムのなかで
なんとか勉強時間を作る」ことに
挑戦したほうがいいのです。
やろうと思えば、
お昼休みの時間・仕事が終わってすぐの時間など、
30分~1時間程度の勉強時間は
つくり出すことができるかもしれません。
まずはいまの生活リズム内で
できることを見つけていくのです。
早起きしようと決意していて
朝予定通り起きれないと
待っているのは「挫折感」です。
しかも、朝のはじめから「挫折感」とともに
1日をスタートさせると
勉強のやる気もなくなってしまいます。
![](https://school-edu.net/wp-content/uploads/2022/04/sad2-1024x683.jpg)
なので私はこれまで
「早起きして勉強する」ことは
積極的にはオススメしてこなかったのです。
もちろん、挑戦いただく分には構わないのですが、
早起きする前にできるだけの努力をおこなってからでも
遅くないのではないかと思っています。
…というわけで
いまの生活リズム内での
学習時間捻出からやってみていただければ幸いです!
ではまた!
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